コラム

受験勉強で効率を上げるSNS「勉強垢」の使い方を解説します

2020年03月19日(木)

皆さんはSNSの「勉強垢」というものをご存知ですか?

SNSを使うことも多いであろう受験生の皆さんなら一度は聞いたことがあるかと思いますが、今回はこの「勉強垢」のメリット・デメリットや使い方について解説いたします。

勉強垢とは?作る目的は?

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上手く活用できればやる気や成績UPに繋がるので、ぜひ勉強垢の使い方の参考にしてみてください。

「勉強垢」とはすなわち、SNSにおいて勉強関連のことを投稿するためのアカウントのことです。

Twitterをはじめ、近年ではInstagramでも勉強垢を作っている人が多いようですね。

数年前から勉強垢を作る人が多くなり始め、現在ではSNS上でたくさんの勉強垢を見かけるようになりました。

勉強垢を作る目的①自分の勉強の記録・管理

では、なぜわざわざ勉強専用のアカウントを作るのかというと、主な目的は2つに分けられます。

1つは自分の勉強の状況を記録し、成績を管理するという目的です。

自分がどの教科を何時間勉強したのかを逐一投稿していくことで、自分の勉強の記録を溜めておくことができるようになります。

スタディサプリなどの勉強用アプリと連携することで簡単に時間の計測や投稿ができますし、わざわざメモを取ったりするより手軽なので勉強垢に記録しているという人が多いようです。

勉強垢を作る目的②情報の共有

他には、勉強垢で勉強についての話題を友達と共有し合うことでモチベーションアップを狙うという目的もあります。

受験中は勉強での悩み事も多いため、その悩みを勉強垢で共有するだけでもちょっと気が楽になるかもしれません。

他には、自分の勉強記録を公開して他人に見てもらうことで、「毎日きちんと勉強して投稿しなきゃ」という勉強のモチベにも繋がります。

受験期間は一人で黙々と勉強することも多いため、勉強垢で交流すれば孤独にならないというのは勉強垢の良いポイントの1つでしょう。

勉強垢のメリット・デメリットは?

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勉強垢は使いこなせれば勉強の管理ができて便利な反面、デメリットもあるということも意識しておかなければなりません。

そもそも勉強垢は絶対に必要なものでもないため、自分に合っているかどうかを見極めてから使うことが大切です。

勉強垢のメリット

勉強垢のメリットは、やはり先ほどご紹介した

・勉強の記録、管理が簡単にできる
・友達と受験勉強についての情報共有ができる

という2点に尽きるでしょう。

毎日の勉強記録が溜まっていくだけでも、見返せば「今までこんなに頑張ってきたんだ」というモチベーションアップに繋がります。

それにSNSなので同じ学校の知り合い以外にも、同じ大学を目指す仲間が見つかるかもしれません。

それに他の人の勉強記録を見ることで「自分ももっと頑張らなきゃ」という気持ちになれるので、やはりモチベーション維持という面で勉強垢は役立つでしょう。

他人の勉強記録を見る機会なんて勉強垢以外にはほとんどないので、他の人の勉強の仕方を参考にできるのも勉強垢のメリットと言えますね。

勉強垢のデメリット

しかし、忘れてはならないデメリットとして「スマホを使う」というものがあります。

スマホはゲームや動画などでいくらでも時間を潰せてしまいますし、そもそもSNS自体が依存度が高く勉強用に使うには注意が必要です。

ほんのちょっとSNSを見るつもりが、気がついたら30分も経ってしまっていた、なんて経験のある方も少なく無いでしょう。

他のデメリットとしては、「いいね」をもらうことが目的になってしまうというものがあります。

SNSは他の人の投稿に「いいね」が付けられますが、自分が「いいね」をたくさん貰うことが目的になってしまい、肝心の勉強が疎かになる可能性があります。

あくまでも大切なのはどれだけ充実した勉強ができたかどうかであり、だらだらと勉強して投稿だけ頑張ったのでは意味がありません。

このように、スマホやSNSに時間を奪われることが多く、スマホを使う時間を自分で制限できないという人には勉強垢は向いていないかもしれません。

結局、勉強垢は必要?

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結論として、やはり勉強垢は必ずしも作った方が良いというわけではありません。

勉強に対してスマホが及ぼす影響が大きく、勉強垢を作ると勉強の合間にもスマホを使う頻度が高くなってしまうため、自制心が弱い方にはあまりおすすめできません。

また、いいねを貰うことが目的になってしまったりと、本来の「勉強の管理」という目的が疎かになってしまうことも多いです。

上手に使えば勉強効率UPを狙える

しかし、これらのデメリットに気をつけながら使えば勉強効率アップを狙えるのもまた事実です。

特にモチベーションの維持という部分では勉強垢の影響は大きく、大学合格までの心の支えになってくれることでしょう。

勉強に対してひたむきに努力できて、勉強垢を作っても成績に悪影響が出ない自信のある方は利用してみると良いかもしれません。

勉強垢の上手な使い方・使う時のポイント

勉強垢を使う時、気をつけておくと更に効率よく勉強垢を使えるようになるポイントがあります。

ぜひ勉強垢を使う時の参考にしてみてください。

使い方①スマホを使う回数・時間を決めておく

勉強垢を使う時に一番怖いのはついついスマホを触りすぎてしまうことですよね。

そうならないためにも、事前にスマホを使って良い回数や時間を決めておくのがおすすめです。

そもそも投稿している時間自体は受験勉強になっていないということに意識して、できるだけ勉強中にSNSを開かないように心がけることが大原則です。

使い方②むやみにフォローしない

SNSは知らない人とも繋がれるのが良いところですが、これはデメリットにもなります。

フォローする人が増えれば増えるほどタイムラインに流れてくる投稿も増えるので、他人の投稿が気になって勉強に集中できなくなってしまうかもしれません。

自分が勉強に集中でき、必要な分だけフォローすることが大切です。

使い方③スマホを使えない場所に行く

勉強するときは、スマホを使えない場所に行くのもおすすめです。

塾の自習室などスマホで遊んでいられない場所に行って勉強し、勉強垢への投稿は勉強が終わってからすれば集中を乱されことはなくなります。

勉強は勉強、勉強垢の投稿は趣味と分けて考えるようにしましょう。

使い方④TwitterかInstagramか

勉強垢を作るSNSと言えば主にTwitterとInstagramがありますが、それぞれ良い点があるので自分に合った方を選びましょう。

Twitterは比較的短い文章で気軽に投稿できるのが特徴ですが、Instagramは基本的に画像付きで投稿しなくてはならないのが特徴です。

逆に言えば、Twitterは簡単に投稿できる分タイムラインがごちゃごちゃしやすく、Instagramはわざわざ写真を取らなければいけないというデメリットもあります。

同じ大学を目指してる友達がどっちを利用しているかなども含めて、自分に合う方を選んでみてください。

勉強垢の使い方まとめ

勉強垢は「勉強用のアカウント」のことで、自分の勉強の管理や友達との情報共有ができるのが特徴です。

上手な使い方ができればモチベーションの維持に役立つので、受験勉強の大きな支えになってくれるでしょう。

しかし、スマホを触る機会が多くなってしまいますし、そもそも受験勉強に絶対に必要なものでもありません。

勉強垢を使う時にはこれらのデメリットやご紹介した使い方に気をつけて、受験勉強の効率アップを目指してみてください。

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