コラム

オープンキャンパスに行くべき理由とは?時期やポイントともにご紹介

2019年05月14日(火)

受験生のみなさん、進学したい大学はもう決まりましたか?
進学先の大学を選ぶときは、オープンキャンパスを利用すると詳しい雰囲気などがわかって便利です。

中には、大学の公式HPやパンフレットの情報だけで志望校を決める人がいるようですが、それは絶対におすすめしません。

今回は、オープンキャンパスに行くべき理由を解説するとともに、オープンキャンパスの開催時期行く上でのポイントなどをご紹介します。
実際に行ってみないとわからないこともありますので、気になった大学にはぜひ一度足を運んでみましょう。

オープンキャンパスに行くべき理由とは?

キャンパス内

大学が一般の人向けにも解放され中を自由に見学できるオープンキャンパスですが、気になる大学のオープンキャンパスには必ず参加しておくべきです。

ここでは、オープンキャンパスに行くべき理由をご紹介します。

オープンキャンパスに行くことで思わぬ新発見があるかもしれないので、
「ネットである程度調べたからオープンキャンパスはいいや」
と思っている人は少し考え直してみてください。

詳しい授業内容やカリキュラムがわかる

実際にオープンキャンパスに参加することで、パンフレットやホームページだけではわからない詳しい授業内容を知ることができます

直接先生方とお話ができる機会もありますし、場所によっては体験授業模擬授業を実施しているところもあります。

将来自分が大学に入ったときにどのような勉強をするのかがわかるので、これだけでもオープンキャンパスに参加する意味はあるはずです。

実際の雰囲気がわかる

授業内容だけでなく、大学全体の雰囲気を知ることができるのもオープンキャンパスの魅力です。

大学の雰囲気ばかりは行ってみないことには本当にわからないため、オープンキャンパスを利用して調べておくと良いでしょう。

現役大学生の雰囲気教室の広さ設備が充実しているかどうか学食のメニューなどもチェックしておくと実際に入ったときの感覚がわかって良いかもしれません。

大学までの道のりがわかる

大学に行くまでにどのようなルートを辿るのか、実際に行って体験できるのもオープンキャンパスの良いところです。

合格した場合だけでなく、受験に行く場合もキャンパスまでの道のりで迷ってしまうという体験談は意外と多いので、迷わずに行けるようになるというだけでも行く意味があると言えます。

モチベーションアップにつながる

オープンキャンパスに行けば大学の授業内容・雰囲気・道のりなど、パンフレットやホームページだけではわからなかったことがわかるようになります。

なので、その結果を踏まえた上で志望校を最終的に決定しましょう。

逆に、大学のことをあまりしっかりと知らないまま志望校を決めてしまうと、もし合格したとしてもいざ入学したときにがっかりしてしまうことがあるかもしれません。

また、オープンキャンパスで大学の雰囲気を肌で感じれば、ますます合格したい気持ちが強くなってモチベーションのアップにも繋がるはずです。

オープンキャンパスに行く時期は?

大学のキャンパス

オープンキャンパスに行く時期はいつでも大丈夫です。

しかし、受験本番の時期に近くなりすぎると時間がない上に開催してるオープンキャンパスも少なくなってしまうため、気になる大学ができたらなるべく早い時期に行ってみることをおすすめします。

開催数が最も多いのは夏

一年を通して最もオープンキャンパスが開催されているのは夏の時期です。

ちょうど夏休みに入り時間ができた段階で開催され始めるので、夏休みを利用して色々な大学を回ってみると良いかもしれません。

逆に、夏の時期を逃すとオープンキャンパスに参加する時間も確保できなくなり開催数もだんだんと減ってしまうので、第一志望の大学だけでもオープンキャンパスに参加しておきましょう。

秋は文化祭が多い

秋は学園祭・文化祭を開催している大学も多い時期のため、普段のオープンキャンパスとはまた違った一面を見られるかもしれません。

特に文化祭は各大学の個性や在学生の雰囲気が顕著に出るため、大学の雰囲気が気になっている人は参加してみると良いでしょう。

オープンキャンパスって何をするの?

カラフルな風船

オープンキャンパスは、ただ単に大学内を見学するだけではなく、大学が開催しているさまざまなイベントに参加することができます。

大学によってイベントの内容は異なるため、その点にも大学の個性が出るのですが、ここでは代表的なイベントをいくつかご紹介しましょう。

キャンパスツアー

オープンキャンパスでは、大学内の施設・設備を見学するキャンパスツアーが開催されます。

在学生や教職員がガイドとして案内を行うことが多く、実際に学生が使う教室や食堂などの施設はもちろん、通常公開されていない場所や学生しか入れないような施設を見学できることもあります。

キャンパスツアーの際にはガイドの方に質問をすることもできますので、気になることがあれば積極的に質問していきましょう

学校説明会・入試説明会

オープンキャンパスの際には、学校説明会・入試説明会も同時に開催されることが多いです。

学校説明会では、教育理念・設置学部学科・カリキュラム・進路状況などが紹介され、大学について詳しい情報を知ることができます。

入試説明会は、入試に関する具体的な情報を知ることができる貴重なチャンスです。
入試制度・日程をはじめとして、過去問解説や学習法のアドバイスが実施されることもあるため、オープンキャンパスで入試説明会に参加して入試を有利に進めましょう。

在学生交流会

オープンキャンパスに行く際、必ず参加してほしいのがこの在学生交流会です。

今現在、大学に通っている学生と話をすることができる場が設けられ、学生視点から大学の雰囲気や良し悪しを知ることができます。

授業内容、学部学科のようす、サークル活動、さらには受験勉強の方法、入試の内容、周辺の家賃相場など、気になることは遠慮なく聞いてみましょう。

教職員の方の説明だけではわからない「本音」の部分を聞けるので、ぜひ在学生交流会に参加してみてください。

体験授業・体験実習

実際の授業や実習を体験することができるイベントも開催されます。

授業内容は参加する高校生向けにアレンジされており、通常の授業よりも短時間で行われることが多いです。

ほとんどの場合、体験授業・体験実習への参加は事前予約制になっているので、参加枠が埋まってしまう前に早めの申し込みをしておいてください。

その他

その他にも、オープンキャンパスでは各大学が個性豊かなイベントを開催しています。

  • 無料でランチやドリンクが提供される学食体験
  • 学園祭との同時開催
  • 作品展示や卒業制作展
  • オリジナルグッズの配布
  • 大学に関するクイズ大会
  • キャンパス内を広く使った謎解きゲーム

大学側は、参加する高校生に楽しんでもらえるようにさまざまなイベントを用意していますので、気になっている大学のオープンキャンパスには必ず参加しましょう。

大学の新たな魅力に出会えるかもしれません。

オープンキャンパスに参加する時のポイント

詳細動画①はこちら

オープンキャンパスに参加する時あまり気張る必要はありませんが、自分が実際に入学して勉強することを想定して見学するという目的だけは忘れないようにしてください。

大学側も魅力を伝えるために楽しい企画などをたくさん用意してくれていることも多いですが、大切なのは実際に通うようになった時に充実した大学生活を送ることができるかどうかです。

大切な受験生としての時間を無駄にしないよう、ぜひその点に注意してオープンキャンパスに参加してみてください。

そして、在学生交流会や学生相談コーナーに行き、現役学生にいろいろなことを聞いてみましょう。

その際にぜひ聞いてほしい質問が「この大学の嫌いな所はどこですか?」
何かを選ぶ際にマイナスな意見を知ることは非常に重要なので、学生が感じている大学のマイナスな部分を聞き出し、志望校決定の判断材料にしてください。

オープンキャンパスに行くべき理由と時期・ポイント|まとめ

オープンキャンパスはパンフレットだけではわからないことを知ることができる絶好の機会です。参加することで大学生活の具体的なイメージができますので、予定を合わせて必ず参加しましょう。

行ってみないとわからない大学までの経路や雰囲気などを知ることができるというだけでも、オープンキャンパスに行く意味はあるはずです。

ただし、オープンキャンパスはピークの夏の時期を過ぎるとだんだんと開催数が少なくなってしまいますし、受験生の方は参加する時間も取りにくくなってしまいます。

まだ時間のある春頃から気になる大学の実施日などをチェックしておくと良いでしょう。

大学のことをより深く知れれば、受験勉強のモチベーションアップにも繋がるため、志望校が決まっているという人も一度はオープンキャンパスに参加してみてくださいね。

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