コラム

英単語の効率的な覚え方!武田塾式1日100語暗記法をご紹介

2019年01月02日(水)

英単語を覚えようとしても、「何度やっても忘れてしまう」「単語帳を何周しても意味がすぐに出てこない」と悩む人は多いのではないでしょうか。

英単語を効率よく覚えるには、単語帳をぼんやりと眺めたり、紙やノートに何度も単語を書いたりするのではなく、覚える範囲を小さく区切り、テストと復習を繰り返すことが大切です。

今回は、大学受験で使えるレベルにする方法や、英単語の効率的な覚え方、覚えられない原因、武田塾式の1日100語暗記法、復習方法や単語帳の使い方まで詳しく解説します。

この記事だけで、英単語学習のイロハから応用まで、すべてわかるようになっているのでぜひ参考にしてみてください。

英単語を効率よく覚えるための6つのコツ

ルーズリーフの上に単語カードや付箋が載っている

英単語の覚え方にはさまざまな方法があり、我流になってしまっている人も多いですが、大切なのは「たくさん手を動かして勉強したか」ではなく、必要な単語を正確に思い出せる状態にすることです。

単語帳を長時間眺めても、ノートが真っ黒になるくらい綴りを練習していたとしても、実際の長文で意味が出てこなければ大学受験では十分に活かせません。

ここでは、英単語を効率よく覚えるために意識したい6つのコツをご紹介します。

①英単語は一度で覚えようとせず何度も反復する

英単語は、一度見ただけですべて覚えようとするのではなく、何度も触れて定着させていくことが重要です。

学校の単語テストなどで、「昨日、覚えたはずなのに思い出せない!」という経験がある人も多いと思いますが、人間は忘れる生き物なので時間が経つと意味がすぐに出てこなくなることは珍しくありません。

そのため、「一度覚えたから終わり」と考えず、テストと復習を繰り返しながら記憶を定着させましょう。

英単語学習では短時間でも何度も英単語に触れる方が、1回だけ長時間取り組んで終わるより効率的に学習を進めやすくなります。

②10個ずつなど小さく区切って覚える

100個の英単語を一気に覚えようとすると、途中で集中力が切れたり、覚えていない単語を把握できなくなったりします。

そこで、まずは「このページの10個」など小さな範囲に区切り、その範囲を集中して完璧に覚えてから次へ進む方法がおすすめです。

英単語10個であれば、どの単語を覚えられていないのかも把握しやすく、覚え直しで復習する時間も短く済みます。

後ほど解説する武田塾式の英単語暗記法でも、100個の英単語を一度に覚えるのではなく、小さな範囲に区切りながら進めていくので、この考え方はしっかり覚えておきましょう。

③覚えた単語と覚えていない単語を分ける

英単語1冊を完璧にすると言われた際、すでに覚えている簡単な単語でさえ、必死に綴りを書き始める人がいます。

しかし、最初から覚えている英単語にまで時間をかけるのは効率が悪いので、まだ覚えられていない英単語のみに時間をかけなければいけません。

そこで英単語を覚え始める前に、まずは単語帳を確認しながら、「すぐに答えられた単語」と「答えられなかった単語」に分けてみましょう。

覚えていない単語だけを集中的に学習すれば、限られた時間を苦手な英単語の暗記に使えます。

英単語学習では、ただ最初から最後まで繰り返すのではなく、できない部分を明確にすることが効率化のポイントです。

④英単語を見た瞬間に意味を答えられる状態を目指す

大学受験対策として英単語を覚える場合、「時間をかければ意味を思い出せる」というだけでは完璧に覚えたとはいえません。

大学入試の英語長文では、単語の意味を一つひとつ考えながら読んでいると時間がかかり、文章全体を理解するスピードも落ちてしまいます。

そのため、単語を見た瞬間に意味が出てくるような「即答できる状態」を目標にしましょう。

数秒考えて思い出せた単語も「覚えた」と判断せず、繰り返し復習して反射的に答えられるようになるまで、記憶を定着させることが大切です。

ちなみに、即答の基準は「apple=リンゴ」と浮かぶレベルと考え、一瞬でも悩むようであれば復習の余地があると認識しましょう。

⑤音声を活用して発音と一緒に覚える

英単語を覚えるときは、スペルと日本語訳だけでなく、音声を使って正しい発音も確認するのがおすすめです。

声に出して単語を読みながら覚える場合でも、自己流の読み方で覚えてしまうと、長文では意味が分かっても、リスニングで同じ単語が流れたときにまったく気づけないことがあります。

音声付きの単語帳であれば、英単語を見ながら音声を聞き、その音声に合わせて自分でも声に出して覚えてみましょう。

目・耳・口を使って英単語に触れることで、発音やリスニング対策も含めた学習につなげられます。

⑥覚えたつもりで終わらず必ず自分でテストする

英単語帳を何度も眺めていると、単語そのものを覚えるのではなく、ページ内の位置や並び順で意味を思い出している人がいます。

そのため、英単語の意味を本当に覚えているか確認するなら、最終的にランダムに英単語を出題されても反射的に答えられるようにしなければいけません。

意味を答えられなかった単語には印を付け、もう一度覚え直してから再テストしましょう。

「覚える→テストする→間違えた単語を覚え直す」という流れを繰り返すことで、覚えたつもりを防げます。

英単語が覚えられない人によくある原因

勉強をしながら頭を抱えている女性

英単語を毎日勉強しているにもかかわらず、模試や長文問題になると意味が出てこない場合は、勉強方法に原因があるかもしれません。

特に高校生は、学校の単語テストで点数を取れていることで「英単語はできている」と思い込んで単語学習は必要ないとしてしまうケースがあります。

ここでは、英単語がなかなか覚えられない人に多い原因を確認していきましょう。

①単語帳を眺めているだけになっている

英単語帳を長時間見ていても、自分で意味を思い出す練習をしていなければ、記憶が定着しているか確認できません。

何度も同じページを見ていると単語に見覚えが出てくるため、「覚えた気になる」こともありますし、学校の単語テストレベルならそれで乗り切れるでしょう。

しかし、大学受験に合格するために必要な単語数は単語テスト1回で出題されるよりもはるかに多くなります。

英単語に関する記憶を定着させることが重要なので、単語帳を眺める・読む時間よりも、思い出す練習(テスト・復習)を増やすことが大切です。

②英単語を何度も書くだけになっている

英単語を覚えるために、同じスペルをノートへ何十回も書いている人もいるでしょう。

スペルを覚える必要がある場合には有効ですが、大学受験で英単語の意味を覚えることが目的なら、書くこと自体が作業になっていないか注意が必要です。

100個の英単語をそれぞれ10回ずつ書いて満足するのではなく、「英単語を見て意味を答えられるか」を基準にしてください。

そのうえで、なかなか覚えられない苦手な単語だけ綴りを書いて確認するなど、目的に応じて使い分けるのがおすすめです。

③学校の小テスト前だけ覚えている

学校では「今週は30語」のように範囲を区切って英単語テストが行われることがあります。

直前に指定範囲だけを覚えれば満点を取れることもありますが、中間テスト・定期テストまで記憶が残っている人は少ないですし、受験本番まで……と考えるとさらに記憶は抜け落ちるでしょう。

模試や大学入試では、学校の小テストのように範囲が限定されるわけではありません。

学校の英単語テストをきっかけに覚えた後も、過去の範囲を定期的に復習して、英単語の意味を長期的に定着させることが重要です。

④一度覚えただけで復習していない

例えば、今日100個の英単語を覚えたとします。しかし、次の日、来週、来月……と時間が経ったときに、どれくらいの単語を覚えているでしょうか?

英単語学習では、「今日覚えること」と同じくらい「以前覚えた単語を忘れていないか確認すること」が重要です。

復習しなければ忘れるということを意識し、翌日や数日後にも英単語の意味を覚えているかテストを行い、忘れていた単語だけ覚え直しましょう。

「忘れる」ことを前提に復習も含めた学習計画を立てることで、覚えた英単語を大学受験本番までに使える知識にしていけます。

⑤8〜9割覚えたところで満足している

英単語帳の8〜9割を覚えていると聞くと、十分な完成度に感じるかもしれません。

しかし、約2,000語が収録されている単語帳なら、90%の完成度ということは約200語は意味が答えられない計算になります。

その中に大学の入試問題で頻繁に使われる重要単語が含まれていれば、長文読解にも影響します。

最初から完璧を求めすぎて勉強が進まなくなるというのは避けたいですが、最終的には100%に近い完成度を目指して、1冊の単語帳を繰り返し仕上げていきましょう。

武田塾流!英単語を1日100個覚える方法

机・椅子・だるま・桜

それでは、実際に武田塾が推奨している英単語の覚え方をご紹介します。

武田塾流の英単語暗記法は全部で7ステップです。

ここでは1時間で英単語を100個覚える方法を紹介していきますので、順を追って見ていきましょう。

  1. ①覚えている単語と覚えていない単語を分ける
  2. ②100個の中から10個だけ覚える
  3. ③10個の単語を覚えたら小テスト
  4. ④50個の単語を覚えきるまで繰り返す
  5. ⑤50個の復習をする
  6. ⑥後半の50個も同じように覚える
  7. ⑦仕上げに100個分の総復習テスト!

①覚えている単語と覚えていない単語を分ける

まずは自分が使っている単語帳の中の単語を、覚えている単語と覚えていない単語に分けましょう。

英単語帳に目を通して、スペルを見て1秒以内に訳せない英単語は「覚えていない単語」としてカウントしていきます。

覚えていない単語に関してはチェックをつけて、パッと見て分かるように分類し、「覚えていない単語」を100個決めておきます。

②100個の中から10個だけ覚える

これが武田塾流英単語の覚え方の肝です。

英単語を覚えるときは、何個も一気に覚えるのではなく10単語を5分で覚えるようにしましょう。

英単語・訳を何度も口に出して音読する→覚えたと思ったら訳を隠してテストするを何度も繰り返す覚え方で覚えていきます。

③10個の単語を覚えたら小テスト

5分経って英単語を覚えたら、今度は本当に覚えられたか小テストをします。

もし間違えてしまった単語があったら、もう一度暗記をし直して10個全ての訳が言えるようになるまで小テストを繰り返しましょう。

ここで徹底してほしいのが、もし1つでも曖昧な単語があれば絶対に次に進まず、「この10個は完璧!」という状態にすることです。

④50個の単語を覚えきるまで繰り返す

5分間で10個の暗記、覚えたら小テストの流れを5回繰り返して、50個の単語を覚えきるまで進みましょう。

ここまででおおよそ30分ほどかかる想定ですが、最初のうちは暗記に慣れていないためもう少し時間がかかるかもしれません。

まずは時間の短縮よりも完璧な暗記を目標に、丁寧に進めていきましょう。

⑤50個の復習をする

50単語を覚えられたら、アウトプットでしっかり定着させるために50単語分の復習をしましょう。

訳を隠した状態でスペルを見て、すぐに訳を思い出せるかテストをします。

思い出せなかったものはチェックをして、再度、単語の音読とテストを繰り返してください。
総復習をすることで、最初の方で抜けてしまった単語もしっかりと覚えることができるようになります。

50単語の中で忘れてしまった単語が多くても焦らずにしっかりと復習して50個を完璧にしていきましょう。

⑥後半の50個も同じように覚える

前半の50個が覚えられたら、残りの50個も前半と同様の手順で覚えていきます。

後半の50個も一通り10個ずつ覚えたら総復習をして、「後半の50個も完璧に覚えた!」と言えるようにしてください。

⑦最後に100個を総復習する

後半の50個も覚えた状態になったら、今度は前半の50個も合わせた100個の単語をテストしていきましょう。

今回も訳を隠してスペルを見て訳が言えるかテストし、思い出せなかったものにはチェックをします。

この時100個全て覚えた状態になっていれば最高!
もし、思い出せなかった単語があれば改めて暗記し直して最終的に100個すべて覚えたらゴールです!

ここまで紹介した方法を実践すれば、英単語を効率よく覚えるための具体的な進め方が分かります。

一方で、「自分の場合は1日何語覚えればいい?」「単語帳をいつまでに終わらせれば志望校に間に合う?」など、大学受験の本番を見据えた全体の学習計画まで考えると迷う人もいるでしょう。

武田塾の無料受験相談では、現在の学力や志望校、受験までの残り期間をもとに、英単語だけでなく参考書をどの順番・ペースで進めればよいか相談できます。

自分に合った勉強方法や学習ペースを知りたい人は、ぜひ無料受験相談を活用してみてください。

無料受験相談

覚えた英単語を忘れないための復習方法

積み重なった本

武田塾流のやり方で英単語を覚えたとしても、復習しなければ受験本番まで記憶に残るとは限りません。

効率よく英単語を覚えるためには、新しい単語を増やすだけでなく、一度覚えた単語を定期的に思い出すことが重要です。

ここでは、覚えた英単語を忘れにくくするための復習方法を解説します。

①その日のうちにもう一度テストする

英単語を覚えた後は、その日の学習を終える前にもう一度まとめてテストしましょう。

10語ずつなら答えられていても、その日覚えた100語をまとめて確認すると忘れている単語が見つかることがあります。

この段階で間違えた英単語だけを覚え直せば、その日のうちに記憶の抜けを効率的に補えます。

「覚える時間」と「確認する時間」をセットにして学習することがポイントです。これは、その他の教科の学習でも大切な考え方なので、しっかりと身につけておきましょう。

②翌日以降も繰り返し復習する

前日に完璧に答えられた英単語も、翌日になると意味が出てこないことがあります。ショックを受けるかもしれませんが、脳の自然な働きなので受け入れるしかありません。

そのうえで、記憶に定着させるためには、前日までに覚えた英単語の範囲も定期的にテストしながら、新しい単語の学習を進めましょう。

復習するときは単語帳を読み直すだけでなく、意味を隠して自分で答えることが重要です。

一度覚えた単語を何度も思い出すことで、入試本番でも使える知識として定着させていきます。

③間違えた英単語を重点的に覚え直す

「復習の範囲がどんどん増えて、終わらないよ……」と感じる人もいるかもしれませんが、復習のたびに単語帳を最初からすべて覚え直す必要はありません。

テストで間違えた英単語や、答えるまでに時間がかかった英単語だけに印を付けて重点的に確認しましょう。

覚えている英単語にかける時間を減らし、苦手な英単語へ時間を集中させることで効率よく復習できます。

何度も間違える英単語だけをまとめて、入試前にもチェックできるように、自分専用の苦手リストを作る方法もおすすめです。

④英単語を見てすぐ意味が出るまで反復する

繰り返しになりますが、記憶を定着させるために復習するときは、最終的に英単語を見た瞬間に意味が出てくる状態を目指してください。

「少し考えれば分かる」という状態では、長文を読むたびに時間を使ってしまい、速読の学習まで手が出なくなります。

特に大学入試では数百語の英文を限られた時間で読むため、基本的な英単語は反射的に意味を答えられる状態が理想です。

何周したかだけで判断せず、ランダムに英単語を確認しても素早く答えられるかを完成の基準にしましょう。

英単語帳を使うときに意識したいポイント

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効率的な英単語の覚え方を実践するには、自分のレベルや志望校に合った単語帳を使うことも大切です。

難関大学を目指しているからといって、最初から難しい英単語帳を何冊も使う必要はありません。

基本的には、まず大学受験用の主要な英単語帳を1冊完成させ、その後に志望大学や学部に応じて追加するか判断しましょう。

①自分のレベルに合った英単語帳を1冊決める

英単語帳を選ぶ際に、「単語数が多ければ多いほどいい」「難しければ難しいほどいい」といった大は小を兼ねる思考の人もいますが、現在の学力よりも大幅に難しい単語帳では、知らない単語が多すぎて学習効率が下がることがあります。

まずは自分が受験勉強の軸として使う英単語帳を1冊決め、その1冊を繰り返し仕上げていきましょう。

最初の1冊に悩む場合は、『システム英単語』『英単語ターゲット1900』『LEAP』など、大学受験で広く使われている単語帳から自分に合うものを選ぶ方法があります。

②複数冊に手を出さずまず1冊目を完璧にする

英単語の知識量を増やしたいからといって、1冊目が中途半端な状態で次々と新しい英単語帳に手を出すのはおすすめできません。

重要なのは英単語帳を何冊持っているかではなく、掲載されている英単語をどれだけ完璧に答えられるかです。

主要な大学受験用の英単語帳には、入試で必要となる基本的な英単語が幅広く収録されています。

まずは1冊目に掲載されている英単語を、見た瞬間に意味を答えられる状態まで仕上げることを優先しましょう。

③志望大学に応じて2冊目以降を検討する

1冊目を十分に仕上げた後は、志望大学や学部、残りの学習時間に応じて2冊目以降の英単語帳を検討します。

共通テストを利用する国立大学では、『システム英単語』『英単語ターゲット1900』『LEAP』などの主要単語帳を派生語まで仕上げることで対応できるケースが多くあります。

一方、早慶など独自試験の語彙レベルの高い難関私立大学では、準1級レベルの英単語帳を追加することで長文や選択肢を処理しやすくなる場合があります。

東大・京大や早慶の難関学部などを目指す場合も、まず1冊目を完成させたうえで、現在の得点状況や他科目とのバランスを見ながら上位レベルの英単語帳を追加しましょう。

英単語帳の冊数を増やすこと自体は目的にせず、志望校合格に必要な語彙力から逆算して判断することが大切です。

④音声を使って発音も一緒に覚える

先にもお伝えした通り、英単語帳に音声機能が付いている場合は、できるだけ活用しましょう。

英単語のスペルと意味だけを自己流の発音で覚えると、リスニングで同じ単語を聞いても気づかないことがあります。

音声を聞きながら自分でも発音し、英単語の「スペル・意味・音」をセットで覚えるのがおすすめです。(ただし、記述問題がないなら意味が反射的に出れば、スペルは二の次で問題ありません。)

特に共通テストなどリスニングが必要な入試を受ける人は、英単語学習の段階から正しい音を意識してください。

英単語の覚え方に関するよくある質問

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ここまで英単語の効率的な覚え方を解説してきましたが、1日の暗記数や単語帳を何周すべきかなど、具体的な進め方に疑問を持つ人もいるでしょう。

最後に、英単語学習でよくある質問について回答します。

①英単語は1日何個覚えるのがおすすめ?

武田塾では、1日100個の英単語を扱う暗記方法を紹介しています。

ただし、重要なのは「100個に目を通すこと」ではなく、覚えていない英単語を小さな範囲に区切り、テストを繰り返して定着させることです。

現在の学力や使える勉強時間によって適切な量は変わるため、100個が難しければ少ない範囲から始めても構いません。

最終的には受験までの日数から逆算し、単語帳を完成させられるペースで進めましょう。

②英単語は書いて覚えた方がいい?

英単語の意味を覚えることが目的で、志望大学の入試問題に記述形式がなければ、すべての単語を何度も書く必要はありません。

まずは英単語を見たときに意味を素早く答えられる状態を優先しましょう。

ただし、英作文で使用する単語や学校のテストでスペルを書く必要がある場合は、実際に書いて覚える練習も必要です。

「意味を覚えるため」「スペルを書くため」など、目的に応じて勉強方法を使い分けてください。

③英単語帳は何周すればいい?

英単語帳は「3周したから完成」といったように、周回数だけで判断するのは数的な安心はできても、記憶が定着したかどうかの判断基準としてはおすすめできません。

人によって覚えるスピードが異なるため、2〜3周で定着する単語もあれば、10周以上確認しなければ覚えられない単語もあります。

大切なのは、英単語帳を何周したかではなく、ランダムな順番で英単語を見ても意味をすぐ答えられる状態になっているかです。

苦手な英単語は何度でも繰り返し、完成度を基準に学習を進めましょう。

④英単語は声に出して覚えた方がいい?

英単語は、声に出しながら覚える方法もおすすめです。

英単語帳の音声を聞いて発音しながら意味を確認すれば、視覚だけではなく音も使って英単語を覚えられます。

正しい発音を一緒に覚えておけば、リスニング問題で同じ英単語が登場したときにも気づきやすくなります。

ただし、声に出した回数だけで満足せず、最終的には英単語を見て意味を答えられるかテストしましょう。

⑤学校の英単語テストの勉強と受験勉強はどう両立すればいい?

学校の英単語テストがある場合は、テスト勉強を大学受験用の英単語学習と別物にせず、復習の機会として活用するのがおすすめです。

小テスト直前に30語だけ覚えて終わるのではなく、普段から大学受験用の英単語帳を進めながら、学校のテスト範囲も確実に仕上げましょう。

また、学校の英単語帳と大学受験用の英単語帳が異なる場合は、学校のテスト対策に時間を使いすぎて受験勉強が止まらないよう注意が必要です。

まず大学受験用の単語学習を毎日の習慣として確保し、そのうえで学校のテスト範囲を追加で確認すると両立しやすくなります。

⑥どうしても覚えられない英単語はどうすればいい?

何度繰り返しても覚えられない英単語は、一度に大量の単語と一緒に覚えようとせず、その英単語だけを集中的に確認してみましょう。

音声を聞いて声に出したり、例文の中で意味を確認したりすると、単語単体では覚えにくかったものが記憶に残りやすくなる場合があります。

また、苦手な英単語だけをまとめて短時間で何度もテストする方法も効果的です。

「自分は英単語が覚えられない」と決めつけず、覚え方を変えながら何度も単語に触れることが大切です。

英単語の効率的な覚え方まとめ

英単語を効率よく覚えるには、一度に大量の単語を眺めるのではなく、小さな範囲に区切って「覚える・テストする・間違えた単語を覚え直す」という流れを繰り返すことが重要です。

また、大学受験では英単語の意味を何となく知っているだけではなく、長文の中で見た瞬間に意味を思い出せる状態まで定着させる必要があります。

まずは自分に合った英単語帳を1冊決め、毎日の学習と定期的な復習を組み合わせながら100%に近い完成度を目指しましょう。

「英単語は覚えられるようになったけれど、この後に文法・英文解釈・長文をどう進めればいいか分からない」という人は、受験勉強全体の計画を見直してみるのもおすすめです。

武田塾の無料受験相談では、現在の成績と志望校から、参考書をどの順番で、いつまでに仕上げればよいかといった具体的な勉強計画について相談できます。

自分に合った勉強方法で志望校合格を目指したい人は、ぜひ無料受験相談を活用してみてください。