コラム

まだ間に合う?現代社会でセンター8割以上取る方法は?

2018年11月05日(月)

センター試験も近くなり、勉強に費やせる時間も残り少なくなってきました。「今から新しい勉強を始めてもセンター試験に間に合わないかも...」とお考えの受験生の方も多いかもしれませんが、現代社会ならまだ間に合うかもしれません。今からでもセンター試験で現代社会8割取る方法を、武田塾がご紹介します。

現代社会の特徴は?

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まずは現代社会がどのような教科なのかおさらいしていきましょう。

現代社会は政治や経済、環境問題や国際情勢など現代の社会における諸問題について学習する科目です。”ニュースや新聞で取り上げられる話題”が出題されると考えるとわかりやすいかもしれません。近年では社会の情報化が進んだためIT系の話題が多く出題されるなど、時事問題が多いことも現代社会の特徴です。

センター試験では特に政治・経済分野の配点が高くなっています。

扱うテーマが幅広い

他の現代社会の特徴としては、扱われるテーマが幅広いことが挙げられます。倫理の基礎的な部分から始まり、政治・経済の知識やその他多くの時事的な問題について問われるため、必然的に勉強しなければならないテーマが多くなってしまいます。

ただし、時事問題や一般常識のような知識を問われることも多く、見た目の範囲の割に勉強量自体は少なくて済むことが多いのも特徴の1つです。

現代社会なら短期間でも学習可能?

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現代社会は範囲こそ広いものの、短期間の学習でもセンター試験で7割程度までなら比較的簡単に取ることができます。

現代社会で扱われる範囲は、ニュースで出てくる知識や、 一般常識の部分も多く含まれています。そのため、今まで全く手をつけていなくてもいきなり6〜7割取れてしまうことも少なくありません。今から勉強を始めても、センター試験までには十分間に合うと言えるでしょう。

現代社会でセンター8割は狙える?

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センター試験で現代社会8割は狙えないことはありません。しかし、どれだけ努力すれば良いかは人によります。

現代社会は、端的に言ってしまうと「最初から点を取れるけど伸びにくい教科」です。一般常識も多いため勉強せずとも点数を取れますが、範囲が広いため勉強してもなかなか点数に結びつきづらいです。

そのため、少しの勉強でも8割取れる人もいるようですが、6~7割から高得点を狙おうとすると負担が激増します。特に時事問題は教科書や参考書では対応しきれないため、ここで苦しむ受験生さんも多いようです。

現代社会は基本的にはなるべく時間をかけずに得点を取る科目です。どうしても8割以上を狙いたい場合以外は、点数が伸びなくなったと感じたら他の教科に勉強時間を割いたほうが総合的な点数は伸びるかと思います。

点数が安定しないのもネック

また、現代社会は出題される内容によって点数が大きく上下するため、安定して8割を狙うのは少し難しいかもしれません。

倫理など暗記が中心の科目は覚えてさえしまえば点数が安定しますが、現代社会では範囲が広い上に時事問題が多いため、出題範囲によっては大きく点数が変動してしまいます。努力してもそれに見合った点数が取れないことも多いので、高得点を狙うのはなかなか難しいようです。

センター8割取るための勉強法は?

現代社会でセンター8割を取るのは少し大変ですが、どうしても8割を狙いたいという方のための勉強法をご紹介します。

現代社会の勉強のコツは、2つあります。1つ目は、実践演習を多く行うことです。他の教科にも言えることですが、知識を詰め込むだけでなく本番で使えるようにすることが大切です。基礎知識の暗記は最低限にして、センター試験の過去問などを使いどのような知識がどんな風に出題されるのかを確かめながら学習しましょう。重要語句以外には図や表の出題のされ方にも着目しながら進めるとさらに高得点が狙えるようになります。

時事問題で差をつけよう!

2つ目はなるべく浅く広い勉強を心がけることです。既に何度も言っている通り、現代社会は出題範囲の広い教科です。1つの分野を徹底して極めるよりも、全体的に薄くできた方が確実に点数に結びつきます。ニュースや新聞などでも十分に勉強になるため、毎日の空き時間を見つけて新聞を読むと良いかもしれません。

特に時事問題は解ける人と解けない人の差が激しいため、新聞などで勉強して時事問題で点数を取れると他の受験生に差をつけられるでしょう。

オススメの参考書は?

まず最初に勉強を始めるときには、『蔭山のセンター現代社会』という参考書がオススメです。内容はあまり細かくありませんが、押さえるべきポイントを網羅することができます。全体内容の把握をするという意味でも、導入に最適な参考書と言えます。

基礎知識は『完全MASTERセンター試験現社問題集』を解きながら覚えると効率よく進められます。1ヶ月あれば終わる程度の量ですので、あまり時間をかけずに解き終えるようにしましょう。

演習問題は『マーク式基礎問題集』を使うことをオススメします。こちらもあまり量の多い問題集ではないので、できるだけ早く解き終えて過去問に移行するのが良いかと思います。

まとめ

現代社会は、自然環境から政治経済、国際問題など現代における諸問題について扱う教科です。ニュースや新聞で扱うような一般常識や時事問題が多いため、あまり勉強しなくても最初からある程度の点数が取れるのが特徴です。

ただし、高得点を狙おうとすると大変な教科です。出題される範囲が幅広いため、それぞれの分野をしっかりと勉強していると膨大な時間がかかってしまいます。また、時事問題が多いため出題される範囲によって点数の上下が激しく、安定して高得点を狙いにくいのも理由の一つです。

主な勉強方法としては浅く広い勉強をすること、新聞やニュースを見ること、演習を多く行うことなどがあります。特に時事問題は点を取れる人と取れない人の差が激しいため、余裕のある方は新聞などで勉強しておくと周りの受験生と差をつけられるでしょう。

あまり高得点を目指さなければまだまだセンター試験にもまだまだ間に合いますので、浅く広く勉強するのが得意な方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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