コラム

就職に強い大学はどこ?有利なのは国公立?私立?武田塾的見解

2018年10月24日(水)

皆さんは、どのような基準で志望校を決めていますか?

自分のしたい勉強ができるかどうかなど志望大学を決める理由は千差万別ですが、進路を考えて「就職率の高い大学に入りたい」という基準の人もいるのではないでしょうか。

今回は、就職率が高くて就職に強い大学を、武田塾がお教えします。

就職率が高いのは国立大学なのか私立大学なのかについても解説しますので、大学選びに困っている方はぜひご覧ください。

 

 

そもそも、大学によって就職率は変わるの?

学校のイラストと?マークと人差し指

一般的には出身大学が有名であったり高学歴・高偏差値な大学である場合、就職率は高くなると言われています。

しかし実際のところ、大学名と就職はどれくらい関係あるのでしょうか。

この項目では、就職において大学がどれくらい重視されるのかを解説します。

これから志望大学を決める高校生の皆さんに向けてどのような大学が高学歴なのかも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

大学によって就職率は変わる!

就職活動をするうえで、ほとんどの会社がまず大学名を見ます。

もちろん内面や人柄、学生時代に頑張ったこともとても大切ですが、「足切り」という言葉があるように一番最初に学歴を見る会社が多いのが現実でしょう。

最初の書類選考で大学名を確認して、基準となる偏差値より上の大学の学生のみを通してそこから人柄などで選考していくのです。

そのため、大学によって就職率は大きく変わると言えます。

就職に強い大学ってどんな大学?

考えている女子高生

先程の項目では大学によって就職率が変わると解説しましたが、どんな大学が就職に強いのでしょうか?

一般的に就職に強いと言われる条件を解説しますので、就職率の高い大学の条件を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

偏差値の高い高学歴大学は就職に強い

就職に強い大学と言えば、高学歴・高偏差値な大学です。

国公立大学で言うと、旧帝大学群から中堅国立と言われる千葉大学、金沢大学などの大学が一般的に高学歴な大学と言えます。

私立大学ではMARCHや関関同立以上の大学は一般的に高学歴と呼ばれています。

偏差値60以上の大学は高学歴と呼ばれることが多いため、ほとんどの会社で足切りされることは無いでしょう。

就職活動において学歴は最もフェアな判定基準?

なぜ就職活動において学歴が重視されているかというと、学歴は最も公平で分かりやすい判断基準と言えるからです。

大学を見れば、高校生の時どれだけ勉強に打ち込んできたかが一目瞭然です。

また、ある程度の学歴があれば一般常識もあることが多く、効率よく勉強したり根気よく努力できることが分かります。

優秀な学生を採用したい企業側からすれば、学歴は非常に便利な判定基準と言えるでしょう。

理系の方が就職率が高い傾向にある

理系学部の学生と文系学部の学生を比較すると、理系学部の学生の方が就職率が高いです。

理由としては、理系の学部では就職先に活かせるような専門的な知識を学ぶことが多いことが挙げられるでしょう。

また、理系の学問分野で培われる論理的思考能力や問題解決能力も就職後に活かしやすいため企業から重宝されます。

そのため、文系・理系のこだわりがあまり無くどちらにしようか迷っている高校生の方は就職率の高い理系を選ぶのがおすすめです。

就職率が高いのは国立大学?私立大学?

本を読んでいる大学生

結論から言うと、国立大学か私立大学かは就職率にあまり関係ありません

偏差値の高さやネームバリュー、理系か文系かは就職率に影響しますが、国立大学・私立大学という違いは採用に影響しないことが多いです。

そのため、志望大学について迷っていて就職率が高い大学を探している方は、国立大学・私立大学問わず大学を探しても問題ありません。

偏差値の高い大学の中で学費や学びたいことを優先して志望大学を決めるとよいでしょう。

進路を考えるうえでおすすめの大学は?

机と達磨と桜

高校生になると、将来の進路についてじっくりと考える機会が増えます。

「やりたいことはまだ見つからないけれど就職はしたい」と考えている生徒さんも多いかもしれません。

そこでこの項目では、進路を考えるうえでおすすめの大学を紹介していきます。

進学先にお悩みの生徒さんは、ぜひ参考にしてみてください。

一番就職に強い大学はどこ?

2025年の大学通信のデータによると最も就職率の高い大学は愛知工業大学で、上位には工業系の大学が名を連ねています。

意外にも難関大学は就職率が伸びておらず、理由としては難関大学の卒業生は大学院に進学したり企業を行うなどの選択をすることが挙げられます。

工業系の大学が就職に強いのは、その専門性の高さや工業系の大学の主な就職先であるメーカーの採用規模が多いためです。

よって、大学進学の軸として就職率の高さを最も重視したい方は工業系の大学を選択するとよいでしょう。

選択肢を広げたいなら難関大学

就職率の高さだけを考えるのであれば工業系の大学が最もおすすめですが、将来の選択肢を広げたいのであれば難関大学を目指すのがおすすめです。

難関大学の大学生は就職だけでなく大学院進学、起業、資格を取得して専門職に就くなど様々な選択肢を選ぶことが多いです。

もちろん難関大学でなくてもそういった選択肢を取ることは可能ですが、身近に就職以外の選択肢を取っている先輩が多いのは大きなアドバンテージとなるでしょう。

そのため、やりたいことがまだ見つかっていない生徒さんは選択肢を広げるために難関大学を目指すのも一つの手かもしれません。

一番コスパの良い大学は?

ほんと大学の卒業帽

進路の選択肢を広げるためには難関大学を目指すのがおすすめですが、出来たらコストパフォーマンスの良い大学に入りたいですよね。

最もコスパの良い大学として武田塾がおすすめしているのが慶応義塾大学です。

私立大学は3教科で受験することができるため、国立大学に比べて1教科にしっかりと時間をかけて取り組むことができます。

慶応義塾大学は単純なネームバリュー以外にも、レベルの高い内容を学べる魅力の多い大学ですので、就職に強い大学を目指している方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

就職に強い大学はどこ?|まとめ

就職を有利に進めるためにはネームバリューのある高学歴大学への進学が重要になります。

もちろん全てが学歴で決まるわけではありませんが、学歴は今までの人生でどれだけ努力したかを公平に判断できる基準でもあるので就職の場では重要視されます。

就職活動における第一印象を決める要因でもありますので、就職を有利に進めたいなら偏差値の高い有名な大学への進学をオススメします。

高学歴は将来の選択肢を広げることにもつながりますので、大学卒業後の進路をまだ考え切れていないという方は特に、高偏差値大学への合格を目指してみてはいかがでしょうか。


尚、武田塾の無料受験相談では、カウンセリングを通して志望校や併願校についてのアドバイスを行なっています。

他にも勉強計画の立て方、参考書の使い方など、受験に関することは何でもお尋ねください。

受験生一人ひとりに合ったカリキュラムも作成いたしますので、お気軽にお問い合わせください。