こんにちは！
田園都市線、小田急線中央林間駅から徒歩３分
武田塾中央林間校、教務の花城です！
今回は、英検準一級対策おすすめ単語帳紹介です！
英検利用が出来る大学が増えてきていますが、
英検準一級を取得すると、MARCHなどの難関私大や国公立大学で得点換算や加点を得られます。
受験生は英検準一級を取得すると大きなアドバンテージを得られます！
そしてその対策として欠かせないのが、単語帳選び。
というわけで今回は、有名な単語帳シリーズ徹底比較！
英検受験者はもちろんのこと、レベルで言うと早慶レベルも網羅しているので
難関大を目指している受験生もぜひ読んでいって下さい！
ということで、おすすめ単語帳３選をピックアップしました！
まずは有名単語帳の特徴を紹介していきます！
英単語帳①『出る順パス単準１級 ５訂版』
一冊目は英検対策の王道！「出る順パス単」シリーズです。
一番有名なのではないでしょうか。
実際の使用感を想定した上での特徴を紹介します！
（単語数：約1850単語）
英検の頻出順に覚えられる！
英検で出やすい英単語を頻出順に覚えられるという親切な構成です。
頻出度＆難易度別でA,B,Cと並んでいるので、
直前にAの確認、基礎単語力が高い人はC重点で覚えるなど
様々な戦略を立てられます！
また、速さを調整できる音声付きなのも魅力です。
注意点：難単語へのカバー力が下がった
四訂版から五訂版への改訂でより頻出単語を順番に載せたことによって、
単語全体のレベルが大幅に低下しました。
その為、早慶志望の受験生の２冊目などには向いてません。
どちらかで言えば英検対策に特化したというイメージです。
英単語帳②『出る順で最短合格！英検準１級単語帳EX第２版』（通称：EX）
「英検最短合格シリーズ」で有名なジャパンタイムズ社出版の英検準１級専用英単語帳です。
パス単の易化と同時に出版されたEX、もりてつ先生のイチオシ参考書です！
(単語数：2400語）
大問１の難しい単語から厳選し、そこから”よく出る順”に単語が並んでいます。
その為、試験のたびに一定数変わるレベルの上下に対応しやすくなっています。
それを15年分のデータから分類している為、他の参考書よりも圧倒的に正答率の高い参考書になっています！
となると、パス単よりEXの方がいいのか？
実は、一概に「絶対にEXしか勝たん！」とは言いにくい注意点があります。
扱いが難しいポイントとして大きく２つが挙げられます。
単語のみの音声データがない
EXに収録されている音声データは、単語・例文共に収録されているため、
単語だけで音声を聞きたいときに使いづらさがあります。
その為、単語をマスターした後に、シャドーイングとして利用するのが良いでしょう。
しかし、英検準1級は本来リスニングの難易度が高い為、単語単語の発音をセットで覚えておきたいところ。
そう考えると、使用難易度は高いかもしれません。
分類と言い換え表現
まず、難易度と頻出順になっているため、品詞順になっていません。
その為、品詞ごとに並べて覚えたい人には、パス単準1級の方が使いやすいはずです。
また、言い換え表現もパス単準1級の方が多く収録されています。
その為、言い換え表現については、1周した後に書き足していくのがベストでしょう。
英単語帳③『文で覚える単熟語 ４訂版』（通称：文単）
続いてはこちら『文で覚える単熟語 ４訂版』です。
通称「文単」と呼ばれている英検向け単語帳です。
パス単ともEXとも違う系統なのでご紹介します！
（単語数：約1580語）
速読英単語の英検特化版！
大学受験向けの英単語でおなじみの『速読英単語』シリーズの英検特化版のような単語帳です！
テーマごとに文章が分かれていて、その中で単語を覚えていく構成です。
※楽天bookより引用
各テーマの終わりには確認の単語テストもついており、
文章を読みながら単語を覚えることができます！
音源もついているので、シャドーイングを並行して速読力を上げる練習もできます！
筆者の中ではかなりおすすめです！
しかし、万人におすすめかというとそうではなく、注意点があります。
注意点：構文解釈が出来ない人には向かない
速読力も単語力も身に付きますが、構文解釈が出来る人であれば、という前提があります。
単語数自体はパス単やEXより少ないので、文法や解釈に自信がない状態では使うメリットは薄いです。
（英文解釈って何？！って方は↓この動画を見てみましょう！）
文章の難易度も英検準一級対策にはちょうどいいレベルなので、
語彙力と速読力を鍛えるにはうってつけです！
どれを使うべき？状況別おすすめはこちら！
３つの単語帳を比較してみましたが、それぞれ魅力も注意点もあります。
英検向け単語帳を選んでいる方にも、背景や目的は様々あると思うので、
単語帳別にどんな人が向いているかをまとめました！！
パス単が向いている人
パス単をおすすめ出来る人は、英検準一級の取得がゴールの人です。
・・・？ みんなそこがゴールじゃないの？
と思った方には、パス単はおすすめです！
パス単のデメリットに記載した通り、カバー力が大幅に下がっています。
なので、英検準一級以上を目指すならＥＸの方が良いのですが
MARCHレベルの大学志望で、英検準１級がゴール地点にあるという方はパス単向きです！
また、頻出順に並んでいるので、
短期間で単語力を上げたい、品詞をまとめて覚えたい！という方もパス単がおすすめです◎
ＥＸが向いてる人
パス単と真逆で、英検準一級が通過点の方はEXがおすすめです！
たとえば・・・
・英検１級を取ろうと思っている
・TOEIC800点より上を目指している
・大学受験で言えば早慶を目指そうと思っている
という方です！
パス単よりカバー力が高いので、英検準１級がゴールの方でも、難単語もしっかり覚えたい！という方に向いています。
また、EXの中身の特徴としては、単語、意味、例文だけが載っているというシンプルな構成なので
その方が覚えやすいという方も一定数いると思います。
これ使っておけば間違いない！という汎用性の高さからもりてつ先生もおすすめしているのです。
文単が向いてる人
文単は、速読力に課題を感じている人にはうってつけです！
文法や構文解釈は２級までの勉強や受験対策である程度身についている。
その上で英検準１レベルの単語力をカバーしながら速読力を上げたい。
そんなレベル帯の方におすすめです！
ピンポイントでそんな状況少なくない？と思われがちですが、
実際、英検のリニューアルで準1級は大問１の語彙問題は7問減らされています。
英作文以外はほとんどが読解問題なので、語彙と同時並行で対策を出来るのはコスパ良好です。
まとめ
今回は英検準一級単語帳を徹底比較してみましたが、いかがだったでしょうか。
上記はどれを使ってもハズレはないのですが、合う合わないはあると思うので
悩んだ際はこちらの記事を見返していただければ幸いです！
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