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【要注意💥】「化学重要問題集」は安易に手を出すと危険!?

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はじめに!

こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。

JR千歳線千歳駅から徒歩2分、武田塾千歳校 です!

 

皆さん、もうすぐ6月ですがいかがお過ごしでしょうか。

梅雨の季節が到来してしまうとのことで、皆さんの気持ちも下がり気味かもしれません。

しかし、外になかなか出られないからこそ、勉強机に向かって学力アップをしていってほしいと思います。

 

受験の天王山とも呼ばれる夏休みまで案外時間がないので、この時期からじっくり勉強体力をつけていきましょう。

 

今回は今すぐやめるべき『実戦化学重要問題集』というテーマでお話しします。

 

武田塾でもおすすめしている参考書である『実戦化学重要問題集』ですが、とりあえずの気持ちで進めるととても危険な参考書になります。

 

本記事を通して、皆さんの中で化学を選択している人は『実戦化学重要問題集』の落とし穴に注意するきっかけになれば嬉しく思います。

 

また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。

 

始めるタイミングが悪い生徒

これまでの先輩たちの事例として、『重要問題集』を基礎が固まる前に始めてしまい点数が伸び悩む人は実際かなり多いとのことです。

 

特に現役生の生徒で他の参考書を探す時間がなく、焦って学校で配られた『重要問題集』に手を出してしまうパターンが多いようです。

 

実際『重要問題集』を解いてみると、難しくて理解が出来ていないにも関わらず、そのまま先へと進めてしまい、最終的に定着せず失敗してしまうことがあるとのことです。

 

中高一貫校の生徒で授業進度が早く、化学が高校2年生で学び終わっており、高校3年生の春から『重要問題集』を解き始めるというのであれば問題はありません。

 

『重要問題集』は多くの場合、高校3年生で突然全員に配られることが多いです。

 

学校自体は『セミナー化学基礎+化学』や教科書の内容に沿った授業がある中で、『重要問題集』が配られることになります。

 

『セミナー化学基礎+化学』と授業では基礎内容や無機化学・有機化学をやりながら、別途自学自習で『重要問題集』を入試対策として進めなければいけないという状況になってしまいます。

 

学校でやっている『セミナー化学基礎+化学』のような基礎の内容とは難易度の異なる『重要問題集』のギャップを自分で埋めなければならず、これは化学の成績が上がらない原因の一つにもなります。

 

確かに、『重要問題集』最強神話も存在します。

 

東京大学・京都大学などの難関大学に受かるためには『重要問題集』が必須であるというような風潮が蔓延っています。

 

確かに、『重要問題集』は良い参考書ですが、『重要問題集』だけ勉強すれば問題ないと安易に考えることは大変危険です。

 

『重要問題集』はあくまで最終地点であり、この一冊の参考書だけで難関大学に合格できるわけではない ことを肝に銘じておく必要があります。

化学重要問題集

伊藤先生はいつから『重要問題集』に着手したのか

伊藤先生の場合、『重要問題集』は学校で配布され、高校1・2年生のときは『セミナー化学基礎+化学』の内容を学び、徐々に『重要問題集』の内容を追加していった そうです。

 

学校側が細かくやるべきことを指定してくれたため、急に『重要問題集』を始めるといった状況ではなかったそうです。

 

ですので、伊藤先生はそれほど大きな壁にぶつかったわけではなかったようです。

 

それでも『重要問題集』を解き始めたときは、『セミナー化学基礎+化学』では解ける問題であっても、『重要問題集』では解けない問題もあり、かなり苦戦したとのことでした。

集中して勉強をする人のイラスト(男性)

『重問』を始める基準・時期

確かに『重要問題集』は何かと平行して進める場合は問題ないかもしれませんが、はたしてどのくらいのレベルの人が着手しても良いのでしょうか。

 

共通テストや模試の偏差値で言うとどのくらいの基準からになるのでしょうか。

 

化学が得意な人であっても、『重要問題集』は難しく感じることも多いようです。

 

センター試験の化学が7~8割ほど取れていたとしても、『重要問題集』は難しく感じるため、共通テストの化学が5~6割程度であれば、『重要問題集』を始めるのはまだ早いこととなります。

 

『重要問題集』に取り組むタイミングとしては、共通テストで7~8割ほど取れて、偏差値55~60で基礎が固まってからが適切 かと思います。

 

また、『重要問題集』を始める時期の目安として、受験生であれば夏には始めたい です。

 

現役生の化学の目標としては、学校で習っている範囲は夏までに仕上げて、夏以降は入試レベルの問題にも触れるようにしましょう。

日めくりカレンダーのイラスト

化学の勉強法

化学という科目は、数学や物理と違い、最初から暗記すべき項目が多い という特徴があります。

 

ですので、覚えるべきことを覚えていない状態で『重要問題集』に着手した場合にはどのような悲劇が起こるか想像は容易かと思います。

 

化学でやるべきことは大きく分けて2つに分けられます。

 

それは、

  1. 覚える
  2. 問題を解く

です。

 

やはり、それらを同時並行するのはNGです。

 

覚える→解くといった順番を守らなければ、化学の正しい思考力を鍛えることは出来ません。

 

前提となる知識がない状態で難しい問題を解いても成績は伸びない ということです。

 

化学の正しいルートをまとめると、

  1. 暗記
  2. 解き方を身に付ける
  3. 『重要問題集』の問題に取り組む

ということになります。

紙に何かを書く人のイラスト(学生)

今回のまとめ!

今回は今すぐやめるべき『実戦化学重要問題集』というテーマでお話ししました。

 

『重要問題集』は入試問題の入り口としては、最適な参考書になります。

 

しかし、何も考えることなく、『重要問題集』に手を出すと失敗しやすいです。

 

まずは基礎的な参考書を通して、化学の基礎を固めてから夏以降に『重要問題集』の問題に触れるのがベストになります。

 

『重要問題集』と正しい付き合い方をすることによって、皆さんの化学のレベルアップが成功し、志望校合格を掴み取ってくれることを願っています。

 

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