早慶上智といえば私立の最高峰、皆のあこがれの大学です!
世間では早慶上智に通っていると言えば凄いという印象を持たれますし、就職活動などでもそのブランド力は活きてきます。
しかし、早慶上智のなかでも偏差値の高いor低い学部があります。
ただ早慶上智に入りたいのであれば、少しでも入りやすい学部を選ぶという戦略もおすすめです!
ということで今回は、早慶上智の中で偏差値が低めで入りやすい学部を紹介します!
大学ごとの代表的な狙い目
【早稲田大学】
早稲田大学は多くの学部が偏差値65を上回っていて、非常に難易度が高くなっています。
その中でも以下の学部は偏差値が65を下回っており、比較的狙い目といえます。
教育学部(理系)
早稲田大学教育学部の理系は以下のように全て偏差値62.5となっています。
教育|理-生物学 62.5
教育|理-地球科学 (地学以外) 62.5
教育|理-地球科学 (地学選択) 62.5
教育|数学 62.5
また、早慶の理系は基本的に英・数・理科2科目の4科目受験のため勉強の負担が大きいのですが、早稲田の教育学部理系は、英・数・理科1科目の3科目受験が可能です。
そのため、勉強の負担が減るのはもちろん、MARCH理系志望で3科目しか勉強していない人でも早慶のチャンスを得ることができるのもお得です。
人間科学部
人間科学|健康福祉科学 理系方式 62.5
早稲田大学の人間科学部は埼玉県の所沢キャンパスにあり、自然豊かな環境で学問に打ち込むことが出来ます。その人間科学部の中でも健康福祉学科は偏差値が62.5と狙いやすくなっています。
また、教育学部理系と同様こちらも英・数・理科1科目の合計3科目と、MARCH理系と同じ負担で早稲田大学を受験することが出来ます。
理工学部
創造理工|経営システム工62.5
創造理工|環境資源工62.5
先進理工|化学・生命化学 62.5
早稲田の理工学部は東大・京大受験生の主な併願先となるため非常に難易度が高いです。また、科目も英・数・物・化とヘビーな4科目を勉強しなくてはなりません。その中でも上記の3学部は偏差値が62.5と比較的入りやすい学部となっています。
理工学部入学後にやりたいことが決まっていないのであれば、これらの学部を受験するといいかもしれません。
【慶応義塾大学】
慶應義塾大学は早稲田大学と並んで私立の最高峰です。慶應は早稲田にはない医療系の学部が存在することと、就職における強さが特徴になっています。
看護医療|看護 57.5
慶應の看護医療学部は偏差値が57.5と60を下回っている上に、科目も英語+〔数1A2 or 化学 or 生物〕の2科目+小論文で1次試験を受けることができるため勉強の負担はかなり軽くできます。ただし、二次試験では面接が課されることに注意してください。
薬|薬科学 62.5
慶應の薬学部も、慶應の中では偏差値が62.5と狙いやすく、科目も英語・数1A2B・化学の3科目で受験ができるため負担は軽くなります。MARCH理系を3科目で目指していて、かつ理科を化学で勉強しているのであれば慶應の薬学部を受験するのはいいかもしれません。
【上智大学】
上智大学は早慶に並ぶ難関大学です。問題にはあまり癖はありませんが、特に英語は難易度が高く対策が重要です。
以下TEAP利用型というワードが出てきますが、TEAP利用型では、年に三回行われるTEAPという英語試験を受けた結果が良ければ、本試験での英語が免除されるという方式です。上智は英語が難しいため、3回チャンスがあるTEAPで良いスコアが取れれば、上智大学の入試では負担を減らすことが出来ます。
神学部
神|神 学科別 57.5
神|神 TEAP利用型 55.0
上智大学の神学部は早慶上智の中でも特に狙いやすい学部で、偏差値は60を下回っています。MARCHに合格できる受験生なら十分合格できる学部と言えると思います。
科目は一般的な私立文系と同様、英・国・社会1科目です。
総合人間科学部
総合人間科学|看護 学科別 57.5
総合人間科学|看護 TEAP利用型 57.5
総合人間科学部の看護学科も同様偏差値は60を下回っています。受験科目は英・国・〔数1A2B or 生物 or 化学〕の3科目です。なので、MARCHの理系を目指している学生は上智の総合人間科学を併願するのもありかもしれません。
経済学部
経済|経済 TEAP午前 62.5
上智大学の経済学部は難関ですが、TEAP利用の午前試験なら偏差値が62.5なので比較的狙いやすい学部です。
TEAPでボーダーラインを突破できているのであれば狙ってみてはいかがでしょうか。科目は国語・数1A2Bです。
外国語学部
外国語|ロシア語 TEAP利用型 62.5
外国語|ポルトガル語 学科別 62.5
外国語|ポルトガル語 TEAP利用型 62.5
上智大学の外国語学部は偏差値65以上の学科が多いですが、上記の三つは62.5となっています。TEAPのボーダーラインを突破できなかった場合でもポルトガル語学科は偏差値が62.5となるので狙い目です。
理工学部
理工|物質生命理工 TEAP利用型 57.5
理工|機能創造理工 学科別 62.5
理工|機能創造理工 TEAP利用型 60.0
理工|情報理工 学科別 62.5
理工|情報理工 TEAP利用型 62.5
上智大学は理工学部は比較的合格しやすいのが特徴です。というのも、偏差値が比較的低いことに加え、受験科目も学科別なら英・数・理科1科目で良いため、MARCHの理系志望の受験生でも受験が可能になるからです。
特に物質生命理工のTEAP利用は偏差値60を切るため狙いやすいです。
まとめ
ということで、私立最難関である早慶上智の狙い目学部を偏差値の観点から紹介してきました!
これらの学部はMARCHが狙える受験生であれば十分可能性がある学部だと思います。
どうしても早慶上智に通いたいという受験生はぜひ検討してみてください!