「今日こそ本気出すつもりだったのに、気づいたらスマホ見てた…」
「英単語調べるだけのつもりが、いつの間にかYouTube見てた…」
──そんな経験、ありませんか?
受験勉強に集中できない原因、、それ、もしかしたら“スマホ”かもしれません。
この記事では、
✅ まずはチェック!スマホが勉強の邪魔になっているサイン
✅スマホの使用時間と学力の関係性(データ付き)
✅成績が下がる具体的なメカニズム
✅ 今すぐできる“スマホ断ち”の方法5選
✅ 武田塾厚木校のスマホルールと学習環境
について、わかりやすく紹介していきます!
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まずはチェック!こんな人は注意!
次の項目に、いくつ当てはまりますか?
✅勉強中、通知が来るとついスマホを開いてしまう
✅わからない問題を調べるついでにSNSを見てしまう
✅スマホが近くにないと落ち着かない
✅朝起きてすぐ、寝る前にもスマホを見ている
✅1日のスマホ使用時間が3時間を超えている
3つ以上当てはまった人は、要注意!
スマホに“時間”も“集中力”も奪われているかもしれません。
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スマホの使用時間と成績・偏差値の関係【データで解説】
文部科学省や複数の研究機関が公表しているデータでは、スマホの使用時間が長い生徒ほど成績が低くなる傾向があることが分かっています。
たとえば、ある高校の調査では
スマホ使用時間(平日) | 平均偏差値 |
30分未満 | 61.3 |
1~2時間 | 57.5 |
3~4時間 | 52.4 |
5時間以上 | 47.1 |
つまり、1日5時間以上スマホを使う生徒は、使わない生徒に比べて偏差値が10〜15も低いという結果に。
また、同様に「家庭での学習時間」も短くなることが分かっています。
それでは、スマホの利用時間と成績の統計データを見てみましょう。
『スマホはどこまで脳を壊すか』(朝日新聞出版)榊 浩平 より
スマホの使用時間が1時間に満たない場合、
勉強時間・睡眠時間が一定以上の生徒たちは偏差値50をまず間違いなく超えるということが分かります。
また高偏差値の生徒も多いのが1枚目の画像で分かります。
では、スマホの利用時間が1~2時間に増加した場合を見てみましょう。
偏差値50未満の生徒の割合が増加しました。
続いて、スマホ利用時間が2~3時間に増加した場合、
偏差値50以上の生徒が少数派となりました。
注目すべきは、睡眠時間が適切でも、
3時間以上勉強していても、偏差値50を切る生徒が増えてきているということです。
最後に、スマホ利用時間が3時間以上の生徒たちをみてみましょう。
どれだけ勉強をしていても、睡眠時間に問題が無くても、
偏差値50を超える生徒がいなくなりました。
つまり、スマホを3時間以上見ている生徒は、
勉強が無駄になる。と言う結果です。
その原因を以下の画像が証明してくれます。
これは
東北大学加齢医学研究所において、
約5〜18歳の子どもたち223名の脳をMRIで計測し、
3年間の脳の発達とインターネット使用習慣との関係を明らかにする調査が実施されました。
アンケート調査では、
子どもたちにネット使用習慣をヒアリングし、
同時に言語能力に関する知能検査も実施されました。
また脳の発達を調べるために、MRIを用いて子どもたちの脳の容積を計測しました。
そしてそれから3年後に全く同様の計測を行った結果、
インターネットを頻繁に使っていた子どもたちほど、
3年間の言語能力の発達が小さく、幅広い範囲における脳の発達にも悪影響が見られました。
画像の黒い部分が、発達に悪影響が見られた脳の領域を表しています。
この黒くなっている場所が問題なのです。
前頭前野をはじめ、記憶や学習に関わる海馬、言葉や感情に関係する領域なども含まれています。
どれも生活に必需となる領域であり、大学受験に置いて必須となる能力ですよね。
ちなみにインターネットを「ほぼ毎日使用する」と回答した子どもたちの脳の発達は、
ほとんどゼロに近い数値が出ています。
どう考えてもスマホは勉強に悪影響だという事です。
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なぜスマホが勉強に影響を及ぼすのか?
スマホが「便利な道具」から「集中力を削ぐ敵」になってしまう理由は、主にこの4つ。
①集中力・記憶力が落ちる
スマホでSNSや動画を見ていると、脳が常に刺激にさらされている状態になります。
この状態が長く続くと、集中力や記憶力をつかさどる「前頭前野」の働きが弱まり、勉強に集中できなくなるのです。
さらに、通知が鳴るたびに注意がそがれるため、「マルチタスク脳」になり、深い学習ができなくなるという指摘もあります。
②時間が奪われる(学習時間の減少)
スマホは気づけば時間を奪う「時間泥棒」です。
「ちょっとだけ動画を見よう」と思っていたはずが、気づいたら1時間…。
この“ちょっとだけ”が積み重なり、1日1時間スマホに使っている生徒と、
使っていない生徒では、年間300時間以上の学習時間の差が生まれます。
1年間で300時間あれば、英語の文法を1周でき、苦手科目を克服できるレベルです。
③睡眠の質が下がる
寝る前にスマホを見る習慣も要注意です。
スマホのブルーライトやSNSの刺激は、脳を覚醒状態にしてしまい、
寝つきが悪くなる/眠りが浅くなるといった影響があります。
睡眠が浅くなると、記憶の定着が悪くなり、翌日の集中力にも大きく影響します。
④エフィカシーの低下
スマホを見て現実逃避する時間が増えると、
「自分はできない」「集中力が続かない」と思い込むクセがついてしまいます。
これがエフィカシー(自己効力感)を下げ、ますますやる気が出にくくなる...という悪循環を生みだします。
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人の本質は「誘惑には勝てない」
人間は、大脳辺縁系と前頭前野、この2か所で物事を判断しています。
こまで読むと「スマホ=悪者」と思われるかもしれませんが、
スマホは使い方次第で強力な学習ツールにもなり得ます。
🧠 大脳辺縁系:
- 衝動的な感情の変化を司る
- 命に係わる事態に、瞬時に判断するときに活発に稼働
- 「ちょっとメールを確認しよう」と思ってスマホを開いたはずが、ゲームなどの他アプリを開く現象も、これに起因します。
- 狩猟時代の人間から長く残り続ける強い機能。
🧠前頭前野:
- 理性をコントロールしてくれる分野
- ゆっくり、考えて結論を出す
- ただし、前頭前野の発達は人類の歴史上最近の話。
前述の通り前頭前野の発達は、スマホを使えば使うほど機能しなくなっていきます。
よって、どんどん誘惑に勝てなくなっていく。
“結果として急速に脳の機能も低下してく”ということです。
こんな状態で勉強をすることは、非常にリスクが高いです。
痩せにくい、いわゆる代謝の悪い状態でダイエットをするよりも、
痩せやすい体質にしてからダイエットをする方が成功するのと同じで、
勉強も脳の機能を低下させない習慣を身に着けて学習を進めて行かないと、
入試で勝てる状態にはなりませんよね。
どう使っていくかという理論は、「理想論」ではありますが
実現可能かと言われると、机上の空論と言えます。
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今日からできる“スマホ断ち”5つの方法
では、実際にどのようなことを実践すればよいのでしょうか?
①勉強前にスマホの電源を切る or 機内モード
物理的に触れない状態をつくるのがベスト。
②「タイムロッキングアプリ」を使う
例:Forest、Focus To-Do、Study Bunnyなど。
スマホを“自分を監視する味方”にする感覚で活用しましょう。
③勉強の時間を「見える化」する
ストップウォッチやポモドーロタイマーなどで時間を区切って行動すると、スマホに手を伸ばしにくくなります。
④スマホを別の部屋に置く
意志の力ではなく“環境の力”を借りることがカギ。
手元にないだけで集中力は驚くほど上がります。
⑤スマホ断ちチャレンジを宣言する
友達や家族に「今週はスマホの時間を1日○時間までにする!」と宣言しておくのも効果的。
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集中できる学習環境で、“自分の限界”を超えていく
武田塾厚木校では、自習室へのスマホ持ち込みは原則禁止。
スマホの誘惑から完全に切り離された「集中できる空間」が用意されています。
さらに、勉強の内容も「どの参考書を・いつまでに・どのくらい進めるか」がすべて決まっているから、余計な迷いが生まれません。
これは、エフィカシー(=自分にはできる!という感覚)を高めるためにも重要なポイント。
勉強に迷わず集中できる環境こそが、やる気を引き出し、自信につながるんです。
【最後に】「スマホを断つ=自分の未来に集中すること」
スマホが悪いわけじゃない。
ただ、使い方次第で“未来の自分の可能性”を狭めてしまうのも事実。
「今の自分を変えたい」「もっと本気になりたい」
そう思ったら、まずはスマホとの付き合い方を見直すことから始めてみませんか?
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- 横浜国立大学、東京工業大学などの国公立大学
- 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学
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