【保護者向け】今の成績で志望校は変えるべき？親としての判断軸

こんにちは、武田塾厚木校です！

「今のまま、うちの子は○○大学を目指し続けて大丈夫なのだろうか？」

そんなふうに、ふと不安になることはありませんか？

成績が思うように伸びていないと、「そろそろ現実的な志望校に変えたほうがいいのでは」と考えてしまうのは、親として自然な気持ちです。

でも、結論から言えば、焦って志望校を変える前に一度立ち止まって考えることが大切です。

今回は、保護者の方が「志望校を変えるかどうか」を判断する際の視点や、今の成績だけにとらわれない考え方についてお話ししていきます。

今の成績は“これからの伸びしろ”

まず前提として知っておいていただきたいのが、「成績は固定されたものではない」ということです。

特に高2〜高3の時期や、浪人生であれば春から夏にかけての期間は、勉強の方法や習慣を見直すことで、短期間で大きく成績が伸びることも珍しくありません。

成績が低い≠才能がない、
成績が低い＝正しいやり方をまだ知らない　かもしれないのです。

ですので、模試の判定だけで「この大学は難しい」と判断するのは、まだ早いかもしれません。

志望校を考える上で大事なこと

「今の学力に見合った大学を目指した方がいいのでは…」と考える前に、確認していただきたいのが「本人の志望校への思いの強さ」です。

受験勉強は、長期戦です。

そして厳しい道のりだからこそ、最後まで走り抜くためには、「この大学に行きたい」という明確な理由やモチベーションが欠かせません。

・なぜその大学を選んだのか

・どんな学びがしたいのか

・将来どんなことに関わりたいのか

本人の中にこうした“志望理由”がしっかりあるなら、今の判定がたとえEであっても、志望校を変える必要はありません。

実際に「逆転合格」した生徒の共通点

武田塾厚木校でも、E判定からの”第一志望に”逆転合格を実現した生徒が多く誕生しています。

そのような生徒たちに共通しているのは、以下のような特徴です。

・勉強を“作業”ではなく、“戦略的”に進めている

・自分の苦手や課題を客観的に把握している

・毎日のやるべきことが明確で迷いがない

・強い志望校への思いがある

逆に、成績が良くても上記ができていないと、受験本番で思うような結果が出ないこともあります。

つまり、「今の偏差値」よりも、「これからどう取り組むか」が非常に重要なのです。

保護者にできる最大のサポート

では、保護者としてどのようにお子さまをサポートすれば良いのでしょうか。

・「このままで間に合うの？」

・「志望校、変えたほうがいいんじゃない？」

…といった声かけは、心配する気持ちから出てくるものですが、

実はお子さまにとってはプレッシャーになることもあります。

それよりも、

・「今どんな勉強してるの？」

・「何か困っていることある？」

・「応援してるから、何でも話してね」

といった声かけの方が、子どもは「味方がいる」と感じて安心します。

本人が前を向けるように、そっと背中を押すようなサポートが理想です。

志望校を見直すタイミングとは？

もちろん、現実的に志望校の見直しが必要な場面もあります。

たとえば、

・高3の冬でも基礎的な内容が定着していない

・本番が近づいているのに苦手科目が足を引っ張っている

・模試の判定だけでなく、日々の演習の正答率も上がっていない

といった場合には、志望校を下げるというより「併願校をしっかり考える」という視点で、

柔軟に調整するのが良いかもしれません。

志望校は、“変える”というより“最後まで目指しつつ、戦略的に併願校を選ぶ”というスタンスが重要です。

判断に迷ったら、第三者の意見も参考に

お子さまの進路について悩むとき、家族だけで話し合っていると、どうしても感情的になってしまうこともあります。

「本当に今のままでいいのだろうか？」

「このまま突き進ませて大丈夫？」

そんな不安を感じたときは、塾や予備校の受験相談を利用して、

第三者の視点からアドバイスを受けるのもひとつの手です。

武田塾厚木校でも、無料の受験相談を毎日実施しています。

成績や志望校についてのお悩みも、じっくりお聞きしますので、お気軽にご利用ください。

おわりに

今の成績は、あくまで「今」のものです。

これからの頑張り次第で、いくらでも変えていけます。

だからこそ、

「今、何ができるか」

「これからどうするか」　に目を向けて、

後悔のない選択をしていただけたらと思います。

この記事が、保護者の方が判断をされるうえでの一つの参考になれば幸いです。