【注意】高校配布のタブレット、やってしまいがちなNG使用法5選と正しい活用法
こんにちは、武田塾厚木校です。
最近では、多くの高校でタブレット端末の配布が進んでいます。
Google ChromebookやiPadなどが、生徒一人ひとりに支給され、
教科書やノート、授業のやり取りまでもがデジタルで完結する時代になりました。
厚木市近隣でも、「向上高校」「横浜隼人高校」「自修館中等教育学校」「東海大相模中学・高校」などで
タブレット端末の一人一台支給や必須購入・レンタル等が行われています。
しかし便利な一方で、生徒や保護者様から
「正しく使えていない」「成績に悪影響を及ぼしているかも?」という声もよく耳にします。
この記事では、
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高校生がやってしまいがちなタブレットのNG使用法
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成績低下に直結する使い方のクセ
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本当に成績を伸ばすための正しい活用法
について、生徒たちを受験に送り出す教育現場の視点から「本音で」解説していきます。
1. 【前提】タブレット配布の目的とは?
タブレット配布の主な目的は「学習の効率化」と「情報リテラシーの育成」です。
✅ 教育現場での利用目的
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デジタル教材や映像授業の活用
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授業中の調べ学習
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課題提出や出席確認のオンライン化
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生徒間や教師とのコミュニケーションの円滑化
しかし、その便利さゆえに“脱線”してしまうのも事実。
便利な道具は、使い方次第で凶器にもなる——これは勉強道具でも同じです。
多くの小中学生にとって、タブレットは遊び道具ですよね。
もっと遡ると、幼少期育児の現場で「子どもを静かにさせる便利な道具」として扱われてきました。
やんちゃな子どもたちが急激に静かになるほど、”中毒性”・”没入性”が高いということです。
遊び道具だったものを、勉強道具として使えと言われたときに、
急に使い方を変えられない子どもたちの方が多いというのが現状です。
2. 高校生がやってしまいがちなタブレットNG使用法5選
【NG①】調べ物から“ネットの海”へ迷い込む
調べ学習で検索しているうちに、関連動画や面白そうな記事に次々と引き込まれてしまう。
最初は「英語の文法を調べていたはずなのに、気づけば野球のニュースを見ていた…」
というケースは非常に多いです。
野球のニュースだけではありません。
日常的に漫画・動画を見てしまっているという生徒が非常に多いです。
→ 対策:調べる内容をあらかじめメモしておく or ブラウザの制限機能を活用
【NG②】授業中にこっそりSNSやゲームアプリ
実際の指導現場でもよく見かけるのが、授業中にタブレットでLINEやX(旧Twitter)を見ている生徒。
タブレットの画面を少し傾けて、先生にバレないようにゲームをしている生徒も…。
これは当然ながら、授業内容が全く頭に入らない=成績が落ちるというシンプルな結果を招きます。
塾を運営していて、本当によく生徒から聞くのが、
特に私立高校ですが授業中に生徒が寝ていても起こさない。
という場面が往々にして起こっているようです。
※ほぼ全ての私立高校に通っている生徒たちが「授業中に寝ている人がいても起こさない」と話しています。
つまり、周りに迷惑をかけていなければそもそも注意されません。
タブレットの使用は、一見遊んでいるようには見えません。
タブレットを触っているだけなので。
勉強と遊びが同じ行動になるからこそ、先生も注意しにくくなっていると言えます。
→ 対策:授業モードではアプリ制限 or 管理者による使用履歴の確認制度を整備
そして何よりも、授業中は電源オフにして一括管理をするべきですよね。
【NG③】ノートを“取ってるつもり”で全然身についていない
タブレットで授業ノートを取るスタイルの学校も増えていますが、
「書いてるようで頭に入ってない」パターンが非常に多いです。
画面に入力して終わりになりがちで、手書きノートのように定着しない。
そのため、「テスト前に復習しても、記憶が曖昧」「結局ノートに自分でまとめ直す必要がある」という声も聞かれます。
また、最終的な試験は全て紙とペンです。
普段からその動作に慣れておかないと、
「マークを塗りつぶすスピード」「記述の字の丁寧さ」
どちらにも影響します。
→ 対策:重要ポイントだけは紙で再整理する/手書きメモと併用する
【NG④】“資料探し”が目的になり、学習が後回しに
タブレットでプレゼン資料やレポートを書く際、
「もっと良い情報があるはず」と探し続け、肝心のアウトプットが疎かになっている場合が非常に多いです。
本来は「情報を使ってまとめる」ことが大事なのに、
情報収集だけで終わってしまうというのは本末転倒です。
実際そういう生徒は多く、
ネット上にある大量のサイトを見て、情報量自体は十分すぎるほど集めてきます。
しかしいざ提出用の資料を見ると、
薄い内容だったり、論理的にまとめられていなかったりと
完成度の低い中身になっていることが非常に多いです。
→ 対策:検索時間の上限を設けて、構成→執筆の順に進める習慣を
【NG⑤】「見てるだけ」で終わる映像授業の使い方
タブレットの目玉機能といえば、
スタディサプリなどの映像授業。
しかし「授業を“見てるだけ”で、復習や演習をしない」ままだと、まったく成績は上がりません。
「ドラマを見るような感覚で流して終わり」では、知識は定着しません。
復習のタイミング、アウトプットのやり方、解き直しの方法、
教科書のそもそもの使用方法、を自身は、もしくはお子様は理解し実践していますか?
そもそも1日の勉強習慣や、スケジューリングはされていますか?
→ 対策:映像視聴後に必ずアウトプットを行う(ノートまとめ・演習)
そしてそのスケジューリングまで行うこと
3. タブレットを“成績アップの味方”に変えるための5つの工夫
① 使用目的を明確にする
「今から30分は英語の単語アプリをやる」
「この課題を仕上げるまでは検索はしない」
など、時間と目的を決めて使うクセをつけることで、だらだら使用を防げます。
そしてやると決めたこと以外は、やらない。
これが最重要です。
② 時間制限アプリ・集中ツールを活用する
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スマホ・タブレット利用制限アプリ(例:Focus To-Do、Forest)
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Chromebookのキオスクモードや学習管理ツール(Google Classroomなど)
を使うことで、自己管理が苦手な生徒でも学習に集中できる環境が整います。
ただし、ただやっているだけで満足したり、勉強量を取っていることに満足してしまったりする生徒も非常に多いです。
本当に身になる勉強をしているのかをそもそも確認してあげる必要は大いにあります。
③ 学校外でも学習利用を“見える化”する
保護者や塾の先生と連携し、
「今日、どのアプリを何時間使ったか」を記録することで、自己管理意識が高まります。
Studyplusなどのアプリで学習記録をつける習慣もおすすめです。
④ 紙のノートと併用する
「紙ノート+タブレット」で記憶の定着率は格段に上がります。
特に数学や英語などの演習系科目は、紙に書くことを前提に進める方が効率的です。
そして解いている流れを学校の先生や塾の講師に直接確認してもらうようにしましょう。
⑤ 家庭内ルールを決めて運用する
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「22時以降はリビングにタブレットを置く」
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「自習時間は1時間ごとに休憩してチェック」
など、家庭でのルールを“親子で”話し合って決めておくと、無理なく習慣化できます。
これで、お子様が怒る場合は、完全に「依存症」の兆候が出ています。
勇気をもって、脱スマホに取り組む必要があります。
まとめ|タブレットは“賢く使えば”成績の強力な味方に
高校で配布されるタブレットは、正しく使えばとても便利で、
効率的に学力を上げることができるツールです。
しかし一方で、使い方を間違えると、
成績低下・集中力低下など、大きなデメリットをもたらす危険性もあります。
スマホとの向き合い方は、
①スマホの誘惑と戦わない(誘惑と戦っても必ず負ける)
②スマホと距離を置く。(そもそも誘惑がない状態に身を置く)
この2つが鉄則です。
実際に武田塾厚木校でも、自習室へのスマホ・タブレットの持ち込みを禁止しています。
そして受験日から逆算した1日ごとのカリキュラムの徹底。
これらにより短期間大きな成績UPを実現しています。
ぜひ、スマホとの向き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。
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