こんにちは。武田塾安城校です!
今回は、受験生から本当によく届く声——
「科目の優先順位がわかりません」
に、はっきり答えます。
部活が終わって受験モードに切り替えたものの、
「どのテキストから?」「いきなり過去問でいい?」で手が止まりがち。
そんな人のために、どの科目から着手すべきかを“目安”として整理しました。
(※個々の進度・志望校・得手不得手で上下します)
全受験生共通:まずは【英語】が最優先(優先順位1位)
英語は、単語/熟語/文法/長文/シャドーイング/リスニングとタスクが多く、
仕上がるまで時間がかかる“伸びにくい科目”。
文理を問わず入試の軸になるため、最初に、最速で着手してください。
迷ったら英語。今日から始めるのが正解です。
ここから分岐:理系と文系での優先順位
理系:2位=【数学】 → 3位=【理科】 → 4位=【国語】
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数学(2位)
数学は“段階科目”。ⅠA→ⅡB→ⅢCの土台が上に積み上がる構造です。
三角比が弱いのに三角関数は伸びません。まずはⅠA・ⅡBの基礎を徹底。
正しい解法を、正確に・速く出せるよう日々の演習で固めましょう。 -
理科(3位)
二次で必須のことが多い実力科目。
まずは物理/化学/生物/地学から“使う科目”を確認して、1科目を先に二次レベルへ。
よくある失敗は「片方だけ間に合ってもう片方が未完成」。計画時点で回避を。 -
国語(4位)
国公立で必要。伸ばすのに時間がかかるため、週に触れる“リズム”は維持。
文系:2位=【国語】 → 3位=【歴史総合/日本史 or 世界史(地理も)】
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国語(2位)
現代文は漢字・語彙→読解、古文は単語・文法→読解の順で。
私大・国公立のどちらでも要求されることが多いので、英語と並走で基礎を固めます。 -
歴史総合/日本史・世界史(3位)
範囲が広く、早めの着手が効く科目。
新課程では歴史総合が入り、片方選択でももう一方の知識が要る場面あり。
難関私大は一気に難度が上がるので、通史→演習の順で計画的に。
新課程(共通テスト)の変更点まとめは校舎ブログにも掲載しています:
https://www.takeda.tv/shinanjo/blog/post-267192/
【番外編】後回し推奨:公民・理科基礎(共通テストのみ使用の場合)
分量が比較的少なく、成果が出るまでのラグが短いため、
共通テストのみで使うなら直前2か月の集中的な仕上げでも対応可能。
(十分な時間を確保できるなら、早めに軽く触れておくのは◎)
志望校により“優先順位は動く”——ここを勘違いしない
この優先表は**「国公立志望の一般的なパターン」**を想定。
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私大専願・科目が少ない方式
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国公立でも“特殊配点・特殊科目”
では、優先順位が入れ替わります。必ず**志望校の入試要項(科目・配点・日程・形式)**を確認してください。
勉強順で失敗しないコツ(超重要)
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一度にやる科目を増やしすぎない
→ 1科目ずつ“カンペキ主義”で仕上げる。浅く広くは禁物。 -
仕上げたら次へ
→ 英語(基礎)→英語(長文・リス)→国語(語彙・文法→読解)…のように完成→移行の順番で。
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