こんにちは!
武田塾 安城校です!
いよいよ受験本番が近づいてきましたね!
多くの受験生の皆さんが、そろそろ出願大学を決め、
過去問演習に本格的に取り組んでいる頃だと思います。
国公立大学の出願期日は、前期・後期ともに2月2日(木)!
大学によって「必着」か「消印有効」かが異なるため、
提出前に必ず確認をしておきましょう。
出願状況が気になって落ち着かない気持ち、よく分かります!
ただし、期日は絶対に守ること。ここは本当に大事です!
共通テスト利用の基礎も要チェック!
先日、共通テスト利用や共通テストプラスについてまとめた記事を公開しました。
まだ読んでいない方は、ぜひこちらもチェックしてみてください!👇
今回のテーマは「中期・後期日程」!
多くの方が前期試験を軸に受験計画を立てていると思いますが、
近年の動向を見ると、中期・後期日程の重要性がどんどん高まっています。
その理由を「大学側の視点」と「受験生側の視点」から整理してみましょう!
● 私立大学の動向(大学側の視点)
2016年度入試から始まった定員管理の厳格化によって、
私立大学は国からの補助金を減額されないように、
合格者を絞る方向に動いてきました。
その結果、前期試験の合格者数が減り、
追加合格や後期合格で人数調整を行う大学が増えたのです。
ただし、2023年度からはこの厳格化が一部緩和されました。
これにより、
-
前期で合格者を多く出す大学も出てくる
-
逆に中期・後期の募集が減る可能性もある
といった“揺れ”が予想されています。
つまり今年は、どちらの動きにも対応できるよう準備しておく必要があるということですね!
● 受験生側の動向(受験者目線)
私立難化が進むにつれ、
受験生は「滑り止めの滑り止め」まで受ける傾向が強まっています。
たとえば、名古屋大学・名市大を志望する文系の受験生なら、
南山大学をメインに、共通テスト利用や前期試験を受けるのが一般的でした。
しかし今では、さらに安全圏を確保するために、
愛知大学・愛知学院大学なども併願し、
さらにもう一段階下げた大学まで受けるケースもあります。
その結果、第一志望を愛知大学にしている生徒が、
南山志望・名大志望の層と同じ戦場で戦うことに…。
こうして「中堅私立の競争激化」が起こっているわけです。
中期・後期日程がある大学(一部紹介)
ここからは、実際に中期・後期日程を設けている大学をいくつか紹介します!
● 愛知学院大学
中期・後期どちらも出願可能!
前期に比べて受験科目が1〜2科目に絞られるため、
得意科目がハッキリしている人には大チャンスです!
(例)英語だけ・国語だけで勝負できる学部もあります。
共通テストが終わってからでも出願できるケースも多いので要チェックです。
● 名城大学
名城大学も中期・後期日程がありますが、
呼び方が少し特殊です。
-
B方式:2月21日実施(これが中期日程にあたります)
-
C方式:後期日程で、共通テスト利用型
特にC方式は「会場受験なし」で、共通テストの得点のみで判定!
つまり、出願だけで受験が完結します。
● 愛知大学
愛知大学には中期はありませんが、後期日程の募集あり!
前期で惜しくも結果が出なかった生徒が、
この後期で逆転合格を果たすケースも実際にありました!
「最後まで諦めずに挑戦した生徒が報われる」
——そんな入試です。
中期・後期受験の注意点!
出願期日には特に注意してください。
中期を受けるつもりなら、
前期と同時に出願しておくのが安全。
前期試験の結果を見てから…と思っていると、
「気づいたら締め切られていた!」というパターンもあります。
また、大学によっては
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消印有効か必着か
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出願書類に調査書が必要か
-
保護者の署名や振込手続きが必要か
なども異なるため、必ず事前確認を!
余裕を持って準備しておくことが何より大切です。
まとめ
今回は、私立大学の中期・後期日程についてご紹介しました。
受験チャンスを増やすためにも、
「前期で終わり」と決めつけず、最後まで粘る姿勢が大事です!
そして何より、
出願の準備は早め早めに!
焦らず、余裕を持って受験に臨みましょう。
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