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高1から始める進学準備|文系・理系の違いと勉強の進め方

みなさん、こんにちは。
武田塾安城校です。

一年生の皆さん、文理選択は決まりましたか?
おそらくほとんどの人が、もう最終決定をした頃ではないでしょうか。

では、ここから二年生のクラス分けまでの間、何をして過ごしますか?

①何も考えずに勉強する
②なにもしない
③今後のことを考えて勉強する

もちろん答えは③ですよね。
この時期にどう動くかで、今後の進路が大きく変わります。

今回は、そんな「高1の冬から春にかけて、何をしておくべきか」を一緒に考えていきましょう!


1. はじめに

1-1. 高1から進学勉強を始める意義

高1のうちから進学を意識した勉強を始める理由は何でしょうか?
それは、受験生になってから慌てないためです。

多くの生徒は「受験生になってから勉強を始める」と考えていますが、
実際にはそれでは時間が足りません。

志望校のレベルにもよりますが、
上位を目指す場合、どうしても“やり切れない範囲”が残ったまま受験本番を迎えてしまうケースが多いです。

しかし、高1のうちから予習と復習をしっかり行っていれば、
受験期に新しい範囲を詰め込む必要がなくなり、
苦手分野を克服する時間を確保できるようになります。

学習した範囲はその都度復習し、分からない問題を残さないこと。
これが、受験期にスムーズに勉強を進める最大のポイントです。


1-2. 文理選択の意味と重要性

では、そもそも文理選択は何のためにあるのか?
答えはシンプルで、専門性を高めるためです。

多くの高校では、2年生から文理別クラスに分かれます。
大学受験は「浅く広く」ではなく、「狭く深く」。
2年生以降は、得意科目や専門分野を伸ばしていく時期になります。

文理選択のメリットは、早い段階で科目を絞って専門性を高められること。
一方、デメリットは「やりたいことがまだ決まっていない人」にとって選びづらい点です。

どちらを選ぶにせよ、自分の将来を見据えて決めることが大切。
“なんとなく文系”や“友達が理系だから”ではなく、
自分の興味や将来像をもとに選択していきましょう。


2. 文系進学者のスタート法

2-1. 文系進学者が気をつけるポイント

文系に進む人の多くが「数学や理科が苦手」と感じています。
ですが、国公立大学を目指すなら避けて通れません。

国公立では、数学が200点、理科(基礎)が100点など、
共通テストにしっかり含まれています。

私立大学なら数学・理科を使わない選択も可能ですが、
国公立志望者は全科目をバランスよく学ぶ必要があります。

志望校の配点を事前に確認し、どの科目を優先すべきかを把握しましょう。


2-2. 高1での文系勉強の進め方

文系を目指す人は、まず英語と国語を中心に進めましょう。
どの大学でもこの2科目は配点が高く、合否を左右するからです。

特に国語では、古文の基礎を早めに固めること。
現代文は感覚的な部分もありますが、古文は「暗記しないと解けない」科目です。
助動詞や単語を早い段階で覚え、判別できるようにしておきましょう。

英語は、単語と文法の徹底暗記。
英語も古文同様、覚えないと解けません。
高1のうちに「読むための基礎」を固めておきましょう。


3. 理系進学者のスタート法

3-1. 理系にありがちな誤解

理系を選ぶ生徒の中には、
「英語を勉強しなくていい」と思っている人がいます。

ですが、英語は文理共通の必須科目です!
国公立でも私立でも、英語が不要な学部はほとんどありません。

「理系だから英語はいらない」は大きな誤解です。
早めに苦手意識をなくしておきましょう。


3-2. 理系が高1でやるべきこと

理系の人は、数学と理科を重点的に進めましょう。

数学は高2で数Ⅲに進みますが、
その前にⅠAⅡBをしっかり理解しておかないとついていけません。

数ⅢはⅡBの内容が完全に基礎になっています。
高1のうちに**「苦手単元をゼロにする」**意識を持ちましょう。

理科については、高1で学ぶ物理基礎・生物基礎がベースになります。
2年から本格的な「物理」「生物」に進むので、
今のうちに基礎を完璧にしておくことが重要です。


4. まとめ

文系・理系どちらも、進級すると一気に難易度が上がります。
だからこそ、高1の範囲は高1のうちに仕上げる!

文系は国語・英語を中心に、
理系は数学・理科を中心に、
この冬から少しずつ基礎を固めていきましょう。

冬休みは復習と苦手克服に最適なタイミングです。
今から始めれば、志望校合格に大きく近づけます!

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