部活生のための逆転合格法｜限られた時間で伸ばす学習戦略

こんにちは。武田塾安城校の講師です。

桜が満開になり、新しい年度のスタートを迎えました。
新入生が入ってくるこの時期、ふとこう思っている人はいませんか？

「やばい、成績が伸びない。受験、このままだと危ないかも…。」

そう感じ始めるのが、まさに今頃なんです。
「部活もしながら勉強も頑張りたい！」
そう思っていても、実際は何から始めたらいいのか分からない人が多いのではないでしょうか。

今回は、部活が忙しくても受験で成功するための方法をお話しします。
その前に、まずは私自身の話を少しだけ。

私の現役時代

私は小中高大すべてで野球部に所属していました。
つまり、「忙しい」を理由にできない生活を送ってきたタイプです。

部活引退時のマーク模試は400点前後で、当然E判定。

それでも、そこから200点アップし、
国立大学である愛知教育大学に現役で合格しました。

つまり、私は「大逆転合格」を経験しています。
勉強が得意だったわけではありません。
むしろ、どちらかといえば“できない側”の人間でした。

でも、そんな自分でも合格できた方法があります。
今回は、その経験から学んだ「逆転のための勉強法」をお伝えします。

最初に厳しいことを言いますが、覚悟がなければ受験は戦えません。

第一志望に受かるのはほんの一握り。
大学受験は高校入試よりはるかにシビアです。

滑り止めすら受からない。
9割得点しても落ちる。
そんな時代になっています。

それでも合格する人たちは、共通して本気でやり抜く覚悟を持っています。

1日の半分、12時間を勉強に使い、
頭をフル回転させて戦う。
それくらいの覚悟が必要です。

努力しても成績が伸びない時期も必ず訪れます。
でも、そこで耐え抜ける人だけが合格に辿り着きます。

「それでもやりきる」と決められるか。
そこが合否を分ける境目です。

受験勉強は、根性よりも習慣化がすべてです。

毎日同じ時間に机に向かうこと。
それだけで、勉強のハードルはどんどん下がっていきます。

最初の3日はつらいです。
1週間経っても結果は出ません。
でも、1ヶ月続けた頃には、「勉強しない方が気持ち悪い」状態になります。

習慣化できた人ほど、安定して成果を出せます。
「やる気」は気分任せですが、「習慣」は裏切りません。

まずは3日。
そして1週間。
それがあなたの逆転の第一歩になります。

以下の行動は、成績を伸ばすうえで致命的です。

スマートフォンの使いすぎ
　わからないことを調べる程度ならOK。
　でも、SNSや動画で時間を溶かすと、1日が終わります。
　私は受験期、スマホを家に置いていました。
音楽を聴きながら勉強する
　集中力が分散します。BGMを流すのは一見良さそうでも、脳の処理効率は確実に落ちます。
周囲に合わせる
　受験で成功するのはほんの一部。
　「みんながやってるから」で行動していたら、その中の多数派＝落ちる側に回ってしまいます。
　自分のペースで、成功者のやり方を真似しましょう。
夜のカフェイン摂取
　気づかぬうちに睡眠の質が低下します。
　夜のエナジードリンクは絶対に避けましょう。
徹夜勉強
　効率が最悪です。
　「夜の4時間は朝の1時間」という言葉を忘れずに。
　朝に勉強を切り替えるだけで、集中力と理解度が段違いになります。