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武田塾尼崎校です!
兵庫県立尼崎北高校の概要
尼崎北高校は兵庫県尼崎市にある公立高校です。通称は「尼北」や「北高」です。普通科のみの学科ですが、入学後に文系、理系、または文理両方のコースや、環境類系(国際環境類型や環境科学類型)に分かれます。主な進学実績は近畿地域の私立大学で、同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学、甲南大学などが人気です。
部活動では、野球部と水泳部が特に有名です。野球部は春のセンバツ大会に4回、夏の甲子園大会に1回、計5回の出場歴があります。水泳部は全国大会に出場し、2006年には高校総体で兵庫県チームの主力として6位になり、2008年には8位に貢献しました。また、文化祭での大規模な人形展示は、地元の新聞でも取り上げられるほど有名です。
また、この学校の卒業生には、第66代総理大臣の三木武夫氏がいます。
兵庫県立尼崎北高校の偏差値・合格ライン
標準的な模試での偏差値は54になります。
偏差値54という数値は上位34.5%にあたり、2.9人に1人の割合です。
ざっくりで上位1/3なので、平均を少し上回る程度は厳しいと言えます。
兵庫県内385校中では126位、公立高校259校中で84位なので、およそ上位1/3のレベルと言えるでしょう。
人によって感じ方は違うと思いますが、とんでもない超難関校ではありませんので、努力次第で目指せる範囲内ではないでしょうか。
兵庫県立尼崎北高校の有名人
有名な卒業生は以下の通りです。
- 桂かい枝:落語家。後に高崎経済大学に進学。
- 桂米團治(5代目):落語家。関西学院大学文学部に進学。
- 坂田信弘:プロゴルファー兼漫画原作者。京都大学文学部東洋史学科に進学。
- 三木武夫:元総理大臣や元外務大臣などを歴任した政治家。中外商業学校(現尼崎北高等学校)出身。明治大学や南カリフォルニア大学に進学。
- 大西浩仁:元お笑い芸人(ちゃらんぽらん)。京都精華大学に進学。
- 八月真澄:歌手。
- 冨好真:お笑い芸人(ちゃらんぽらん)。大阪経済大学に進学。
- 鈴木圭一郎:元プロ野球選手。中外商業学校(現尼崎北高等学校)出身。
- じゅんいちダビッドソン:お笑い芸人。名古屋学院大学に進学。
- 岡本佳男:名古屋大学名誉教授。大阪大学に進学。
- 後藤悦治郎:歌手(紙ふうせん)。
兵庫県立尼崎北高校の特徴
尼崎北高校は「自主」「自律」「愛情」「協調」を校訓に、伝統と歴史を重んじながらも、生徒の自主性や創造力を育む教育を行っています。総合的な探究の時間に力を入れ、学ぶ力を身につけることで、生徒一人ひとりの進路実現を目指しています。また、環境類型クラスやスーパークラスの設置により、より専門的な学習が可能です。
進学実績
兵庫県立尼崎北高校からの大学進学実績を見てみると、生徒たちが国内の様々な有名大学に進学していることがわかります。具体的な進学実績を紹介します。
国立大学等への進学実績
- 旧帝大と一工(東京工業大学)への進学者数:合計で1人
- その他の国立大学への進学者数:25人
私立大学への進学実績
- 早慶上理ICU(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、理科大学、国際基督教大学)への進学者数:2人
- GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)への進学者数:3人
- 関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)への進学者数:109人
尼崎北高校は特に関西地区の有名私立大学への進学者を多く輩出していることが伺えます。特に「関関同立」への進学者が多数を占めており、これは学校の進学指導が充実している証拠とも言えるでしょう。
兵庫県立尼崎北高校の進学実績は、国立大学はもちろん、関西を中心とした有名私立大学への進学者が多数いることを示しています。学生一人ひとりの夢や目標に合わせた進学指導が行われており、多くの生徒が目指す大学への進学を実現しています。尼崎北高校は、進学を志す生徒にとって魅力的な選択肢の一つであることがわかります。
兵庫県立尼崎北高校の制服
- 学校では基本的に私服が許可されていますが、普段はジャージや自分の服で過ごすことが一般的です。
- 制服は男女で異なり、男子は学ラン、女子はブレザーです。男子の制服はブラックの学ランにブラックのズボンで構成されています。女子はネイビーのブレザーとネイビーのスカートで、ネクタイやリボンは使用しません。また、女子は全身が紺色のスタイルも選択できます。
- 私服が主流であり、女子は制服を自分で選んで購入していることが多いです。制服としての無地の紺色はあまり人気がなく、行事の際などに着用される程度であまり気にされていません。女子たちはスカートにパーカーやシャツを組み合わせたり、独自のスタイルを追求しています。また、ジャージ姿の生徒も多く見られます。男子の場合、部活動の制服を着用していることが一般的です。
兵庫県立尼崎北高校の男女比
普通科
- 1年生: 男子132名、女子148名
- 2年生: 男子141名、女子136名
- 3年生: 男子137名、女子138名
兵庫県立尼崎北高校の倍率
推薦選抜の定員は40名で倍率は2.2倍ほど、一般選抜の定員は240名で倍率は1.3倍
兵庫県立尼崎北高校の部活
尼崎北高校は、勉強と部活動に力を入れている学校です。野球部は甲子園に5回出場経験があり、全国大会や地区大会にも参加しています。運動部には野球部の他にバレーボール部、バスケットボール部、ソフトテニス部、チアリーダー部など計14部があり、文化部もコーラス部、軽音楽部、写真部、放送部など計16部が活動しています。学校全体で文武両道を目指し、努力しています。
特に野球部はセンバツ4回と夏の甲子園1回の計5回出場しています。水球部も全国大会に出場経験があり、2006年度には全国高校総体(大阪)に出場し、国体(兵庫)では兵庫チームの中心として6位入賞の原動力となりました。また、2008年度には全国高校総体(埼玉)と国体(大分)に出場し、兵庫チームの中心として8位入賞に貢献しました。
兵庫県立尼崎北高校の指定校推薦
一般的に、指定校推薦の校内選考では、次のような要素が総合的に判断されます。
- 1〜3年までの評定平均
- 課外活動の実績
- 出席日数
英検は課外活動の実績に入ることが考えられますので、英検の合格が難しい場合は、他の活動で実績を残すのが良いでしょう。例えば、インターンシップやボランティア、各種コンテストなどが挙げられます。
指定校推薦を利用する人は、国公立大学や難関私立大学に通常の進学志望者よりも上位の人が多い傾向があります。一般的には、スーパークラスと呼ばれる上位層ではなく、上位の人が指定校推薦を利用する傾向です。ただし、指定校推薦の枠は他の学校に比べて多い場合が多いです。
兵庫県立尼崎北高校のまとめ
尼崎北高校はその伝統と革新を兼ね備えた教育方針、豊かな部活動、そして多彩な進学実績で知られる学校です。生徒一人ひとりが自らの進路を切り拓くための環境が整っており、将来を見据えた多様な学びが可能な場所と言えるでしょう。