浪人生の夏の過ごし方と夏に失敗しないための方法を浪人経験者が語る

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今回は、浪人経験講師による「浪人生の夏の過ごし方と夏に失敗しないための方法」です！

【講師紹介⑦】慶應生が語る浪人時に学んだ勉強で大事なことを紹介！

浪人生の夏の過ごし方と夏に失敗しないための方法

浪人生の夏の過ごし方

7月も残りわずかとなりました。

浪人生たちにとっては、この夏がもう一度、気合の入れ直し時期でもあります。

というのも、7月になるとこれまで勉強時間のとれなかった現役生たちが一気にスタートを切り始めるからです。

特に、部活動に所属していた現役生はほとんどの人が引退し、受験勉強に本腰を入れ始めます。

さらに夏休みに入り学校の授業も補講程度になり自分の勉強に割ける時間が増えるようになると、必然的に現役生たちの勉強量は増えていきます。

これまで部活動を集中して頑張っていた人ほど、その後の受験勉強への集中度合いは凄まじいです。

実際、私の友人の中でも、県から強化指定を受けていた部活に所属していて毎日夜遅くまで練習をしていた友人がいたのですが、彼は８月の上旬に部活を引退し、そこからこれまで出来なかった分の勉強量を取り返すため、毎日欠かすことなく12,3時間勉強していました。

（その結果，彼は京都大学法学部に現役合格しました）

これまで勉強量でリードしてきた浪人生は、そんな現役生たちに追いつかれ追い越されないためにも、これまでの勉強量をキープまたは増やしていかなければいけません。

よく夏場になると、中だるみしてしまう浪人生が多く見受けられますが、この7，8月こそ浪人生たちは頑張らなければならない時期なのです。

そのためにこの夏に失敗しない方法を紹介していこうと思います。

夏に失敗しないための方法

① ここまでの生活習慣を崩さない！

これが1番大切なことかもしれません。

これまで続けてきた生活習慣を崩さなければ勉強時間が減ってしまうようなことはまずないでしょう。

特に兄弟がいる人たちにとって特に注意しなければいけない項目だと思います。

一人っ子の人は周りが夏休みに入っても特に変化はないと思いますが、弟や妹がいる場合は、夏休みに入った途端、夜は遅くまで起きていて次の日は昼まで寝ている、そんな生活を送るかもしれません。

しかしあくまで浪人生である自分は妹や弟に乗じることなくいつも通りの時間に起きていつも通りの時間に寝なければいけません。

上の兄弟がいる場合も同様です。

夏休みになって、はしゃいでいる大学生の兄弟がいたとしても、自分は気を散らされることなく勉強に集中しなければいけません。

またこの生活習慣を崩さないということは単純に勉強時間を維持するだけでなく、体調を整える点でも大変重要なことです。

高温が続く夏に不規則な生活をしていると夏バテを起こしやすくなります。

たとえ無理して夜遅くまで勉強したとしても、十分な睡眠をとらないまま起きてその後夏バテを起こしたら、治るまで勉強できませんから、夜遅くまで勉強した意味もないですよね。

むしろ、夏バテを起こしてダウンしている間に本来できた勉強時間を考えたらマイナスかもしれません。

このように規則正しい生活をして体調を整えることは、結果的には安定した勉強時間の確保に繋がっているのです。

この➀の項目については、現役生にも言えることかもしれませんね。

【勉強環境】受験生諸君！夏バテに負けるな！対策方法を紹介します！

② 中だるみを最小限に！

初めの方に述べたように、4月からずっと勉強時間してきた浪人生は1度、この夏の辺りで、中だるみというものを起こしがちです。

なんとなく勉強へのやる気が起きないままズルズルと1日を過ごしてしまうのは、非常に勿体ないです。

せっかく4月から勉強してきて積み上げたものが現役生に詰められてしまいます。

誰しも弱い気持ちを持っているものですから、1度も中だるみをしないなんてことはおそらくありません。

ですから、中だるみをなくすというよりも、少しでも抑えるということことが大事になってきます。

ここで中だるみを抑える方法を3つ紹介します。

◆中だるみを抑える方法◆

１つ目の方法としては勉強する気が起きないなと思ったら、浪人が決まった時のことを思い返してみましょう。

その当時はきっといろいろな後悔をしたと思います。

「あの時、我慢して勉強していればなあ」

「なんであの時遊びに行ったんだろう」

など、思い返すことはいくらでもあるでしょう。

普通の人ならその後悔を思い返せば嫌でも勉強する気が起こると思います。

もう2度とそんな思いをしたくはないですからね。

私自身は中だるみの対策としてこの方法をとっていました。

2つ目の方法としては、なぜいま自分が勉強しているか考えることです。

これは、自分が去年失敗したからとかそういうものではなく、何を目的に勉強しているかということです。

「どうしてその大学を志望校に設定して今現在勉強しているのか」

それをもう一度思い返してみれば、今中だるみしている場合ではないと気づけることでしょう。

万が一見つからないようでしたら、その志望校が本当に自分に合っているのか考えて、合っていないようなら改めて目標となる大学を定め直してもいいと思います。

そこで何も見つからないまま勉強しても、またすぐに中だるみが起きてしまうので先の勉強のことを考えれば早いうちに目標を考え直すのは１つの手段だと思います。

3つ目は1日の勉強のノルマを具体的な量で自分に課しておくことです。

この方法は最小限に抑えるというより、あらかじめの予防策と言ったほうが正しいかもしれません。

1日英語を〇時間勉強するというような時間的なノルマではなく、今週は〇ページから～△ページまで勉強するというように量でノルマを設定しましょう。

その中で1日分のノルマなどを設定していきましょう。

まさに武田塾の宿題の出し方と同じですね。

時間的なノルマで設定してしまうと集中していなくても座って勉強していれば目標達成できてしまうのが、量でノルマを設定すれば、勉強したうえに具体的な成果を出さなければ達成できなくなります。

このノルマの設定の仕方の注意点としては設定するノルマは無理のない、続けることのできるレベルにすることと、設定したノルマは変えないということです。

でなければ、どちらの場合も勉強量が減る結果になり、中だるみの予防策になりません。

【勉強方法】「勉強時間」と「勉強量」どっちが大事？量より時間？

最後に・・・

今回は夏休み中の勉強方法というよりは生活の仕方を中心に紹介しました。

これからの夏の過ごし方に役立ててもらえると幸いです。

「もう夏なのにスイッチが入らない」

「浪人生なのに遊びやバイトの方が時間を取っている」

「1日10時間なんてむり。3時間でギブ」

などなど浪人生活でお困りの方はぜひ受験相談へ！

武田塾には浪人経験講師もいますので色々な話を聞いてくれますよ！

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— 武田塾　溝ノ口校 (@tkd_mizonokuchi) September 11, 2020