現役阪大生講師が伝授！共通テスト生物８割突破の勉強術！

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武田塾には、関西圏では京都大学・大阪大学・神戸大学・滋賀大学・大阪府立大学・大阪市立大学・大阪教育大学・京都教育大学などの国公立大学をはじめ、関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)、産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)といった難関私立大学、関東圏では東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学・埼玉大学・東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH（明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学）に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています。

６月に入り、５月に受けた共通テスト模試も返却されている人も多いのではないでしょうか？

特に難関国公立を狙う受験生からこの時期共通テスト、平均点は取れるのだけれども、８割がなかなか取れないという相談を受けます。

そこで、今日は、８割の壁の突破法を現役阪大生講師に書いてもらいました。

2022共通テスト生物、出題内容、難易度、平均点
共通テスト生物、平均点で伸び悩む原因２選。
1. ①知識に穴があり、２択まで絞れるけど、そこから間違えてしまう。
2. ②教科書や図表を見るだけの勉強で、理解しているつもりになっている人が多い。
共通テスト生物８割を取るために大切なこと
1. ①理解したつもりで終わらせず、自分で、生物の図や表を、何も見ずに書けるようになるまで反復する。
2. ②考察問題の思考プロセスを頭に叩き込む。
まとめ
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2022共通テスト生物、出題内容、難易度、平均点

まず、簡単に共通テスト生物についてみていきましょう。

大問の構成

第１問　生物の進化と系統（１２点）

第２問　生命現象と物質、生態と環境　（２２点）

第３問　生殖と発生（１９点）

第４問　生物の環境応答（１２点）

第５問　生殖と発生、生物の環境応答（１６点）

第６問　生殖と発生、生物の環境応答（１９点）

難易度

２０２１年に比べ、複数の情報を処理して判断する必要がある問題があるため、難化しました。

平均点

48.81 （2021年平均点72.64)

共通テスト生物、平均点で伸び悩む原因２選。

①知識に穴があり、２択まで絞れるけど、そこから間違えてしまう。

6割しかとれない人に多い特徴として、2択で迷って最終的に答えを絞り込めないというのがあります。2択で迷うのは該当分野についてしっかりと勉強したと思っていてもどこかに知識の穴があり、その部分で正解を一つに絞れないことが多いです。

②教科書や図表を見るだけの勉強で、理解しているつもりになっている人が多い。

生物は図や表がきれいにまとめられた教科書や参考書が多いため、その部分をさっと見て理解したと思い込み、どんどん読み飛ばしてしまう人が多いです。しかし、それが生物の危険なところで図や表を見て理解した気になってしまうと、実際にテストを解くときに図が無い状態で知識を思い出せない状態に陥ってしまいます。

共通テスト生物８割を取るために大切なこと

①理解したつもりで終わらせず、自分で、生物の図や表を、何も見ずに書けるようになるまで反復する。

教科書や参考書を読むときには図や表を見ただけで理解したと思わずに実際に自分でその図や表を何も見ずに書けるようにすることです。光合成や呼吸、遺伝子の転写、翻訳などは流れを自分で０からノートに書けるようにしましょう。この時に重要なのは綺麗な図を作ろうとするよりかは汚くても良いので流れを書けているかということです。

すごくきれいに教科書の模写をして知識をインプットしようとする人がいますが、それは時間の無駄で、綺麗に書くことに10分使うくらいなら汚く3分書いてそれを3回繰り返す方が断然知識はインプットされると思います。

②考察問題の思考プロセスを頭に叩き込む。

8割を取ろうと思うとどうしても実験考察の問題でも点を取る必要があります。この部分は実際にテストで初めて見て解きだそうとすると一から考えないといけないため時間がかかってしまい大量失点の原因となります。

しかし、共通テストで出る思考問題はほぼほぼ教科書や資料集ですでに紹介されている実験で、その考え方を問題として出題しているにすぎません。つまり、教科書や資料集で紹介されている問題を普段の勉強の時から読みこんでどういう実験なのかを考え込んでいれば、テストでその実験に出くわしたときに一から考えるのではなくある程度その実験の前提条件を知っている状態で問題を解き始めることが出来ます。

そのため、教科書や資料集の実験のコラムなどはしっかりと読みこむことが非常に重要です。