こんにちは、武田塾高田馬場校のTです！
さあ夏休み期間が始まりました。
この夏は、受験生はこの夏がまさに勝負どころ、高１・２生もこの夏を上手く活用すれば、後々勉強の貯金ができますよ！
例年よりも人と会ったり遠出したりする機会が制限されてしまうコロナ禍の夏休みですが、一人の時間が増える分、自分で自分を良い方向に導かなければいけません。
そのために知っておくと得になる夏の勉強の秘訣４つを紹介したいと思います！
【目次】
夏の受験勉強を成功させる秘訣４選
①モチベーションを習慣化につなげる
まず最初に知っておいた方がいいことは、夏の受験勉強はマラソンであって短距離走ではないということです！
多くの受験生が、夏休みの最初は心機一転し、気持ちが張り切っていると思います。
目標を高めに設定し、モチベーションを上手く利用して勉強するまではとても良いのですが、過度にハードな勉強量を課してしまい、それが辛くて勉強量が徐々に下がってしまう生徒が時々います。
夏休みは１か月近くありますので、長期的に最大量の勉強をできるような計画を立てていくことが良いでしょう。
また、モチベーションがあるうちに勉強を習慣化しておくことで、長距離走が成功しやすくなると思います。
最初のうちはモチベーションによって勉強量を保つことができるかもしれませんが、淡々と同じ日々を繰り返すうちに、途中からモチベーションが下がる時期が来ることが想定されます。
そんなときでも勉強を続ける方法としては、途中から、モチベーションを勉強の原動力としないことが良いと思います。
モチベーション以外の原動力の候補としては、危機感や周りからの目線、などもありますが、習慣化することでそもそも原動力を必要としないようにする、という選択肢もあります。
実際心理学でも、辛いことを平然とやり遂げるためには習慣化が効果的である、という研究結果は多数報告されています！
とにかくモチベーションがあるうちは、”毎日”コンスタントに勉強してください！
それを重ねていくうちに勉強に対する心理的なハードルが下がってきて、勉強をすることが苦では無くなってくるのではないかと思います。
そうなってくれば、やる気がなくてもそこそこの勉強量を持続させられるでしょう。
②生活リズムだけは絶対に崩さない
学校等、日々の生活のペースメーカーが無くなりがちの夏休みですが、生活リズムだけは崩さないようにしましょう！
遅寝遅起きが続くと、その日の勉強開始時間が日に日に遅くなり、日中にできる勉強時間が減っていってしまいます。
せっかくモチベーションはあるのに、朝起きた時間が遅かったことでモチベーションを失って悔しい思いをすることにもなってしまいます。
また、生活リズムの乱れは免疫力の低下、うつ病なども引き起こすため、体力・精神力ともに必要な受験生には、悪影響です。
最新の研究によると、人によって個人差はありますが、日本人の平均的な体内時計のサイクルは24時間10分だそうです。
生物学的にも、一日24時間のサイクルと私たちの生活サイクルには自然とずれが生じてしまうようなので、意識的に時間をコントロールすることを心がけましょう。
具体的には、
・定期的に時計を確認する癖をつける
・休憩時間はあらかじめ終了時間を定めておく
・夕方からは、目標の就寝時間から逆算して行動を決める
などが私には効果的でした。
是非試してみて下さい！
③自律を意識する、それが出来なければ周りや環境に頼る
夏休みはどうしても一人の時間が長くなる分、だれてしまいがちです。
生活習慣を整えるなど自律していくことも大切ですが、自律しきれない！と感じる場合は、周囲の人の力を借りたり、適切な環境を選択したりすることも効果的です！
周りの人に頼ることの例としては、
・ゲーム機や携帯を勉強時間中は家族に管理してもらう
・友達と一緒の場所で一日勉強し、勉強の持続時間や勉強量を競う
・学校の先生や親しい人に、受験の悩みを聞いてもらう
適切な環境を選択することの例としては、
・大手予備校や学校の自習室を積極的に利用する
・（コロナが怖いけど、時々）カフェで勉強する
などがあります。
家で勉強しているとなんだか集中できない、という経験をしたことがある人も多いかもしれませんが、それは心理学的にも起こりやすいことだそうです。
人間は「寝室」＝寝る場所、「学校」＝勉強する場所など、場所とそこでとる行動を脳が無意識に結びつけるようで、ベッドと勉強机が同じ部屋にある場合、勉強机に向かっていても「ここは寝る場所だ」と脳が勘違いしてしまうことがあるようです。
環境の変化を利用することで、勉強に集中できるようになるかもしれません。
④小さな生き甲斐に大きく喜ぶ
自分の第一志望に合格するためとはいえ、夏休みは勉強尽くめか、、、と気が重くなってしまうかもしれません。
友達とスポーツをしたり、少しお出かけをしたりなど、多少の息抜きをすることはいいと思います。
ただ、息抜きをする日以外は、しっかり腰を据えて勉強する必要があります。
勉強ざんまいの日々を耐え抜くために効果的だと思うのは、小さな生き甲斐に大きく喜ぶことです！
自分にとってはこれが本当に効果的でした（笑）
夏休み期間の中にも、辛さの緩急があります。
その「緩」に当たる部分であったり、小さな生き甲斐をしっかり喜ぶことが、精神衛生を良くすることにつながるのではと思います。
例えば、
・一番苦手な科目の今日分の勉強を終えた（「緩」の部分）
・この単元は比較的楽で、すいすい進む（「緩」の部分）
・夜ご飯が待っている（小さな生き甲斐）
・ふかふかのベッドで寝られる（小さな生き甲斐）
などに、喜びを感じる（ように自分を仕向ける）ことができると良いのではないかと思います。
あるいは、個人的にはMな気質を持っていたこともあり、なぜか勉強尽くしの状態に自分を追い込むことが逆に楽しく感じることもありました（笑）
とにかく、「楽しい」のしきい値を下げたり、そう感じる対象を意図的に作ることで、精神衛生を保つことに繋がります。
少しとち狂った方法かもしれませんが、自分はこの戦略がなかなか効きました！
まとめ
これまで、夏休みの受験勉強を成功させるために役立つ秘訣４つを紹介してきました。
どうしても個人差があるので、紹介したコツが効くかどうかは試してみなければ分かりませんが、①・②・③に関しては、ある程度科学的な知見に基づいているので、比較的多くの人に効果があるのではないかと思います。
④に関しては、完全なる私の体験談です。（でも効果ありそうじゃない？）
夏休みはまだ序盤です。
まだまだ取り返しは付くので、今からでも自分が後悔しないような勉強をぜひ行ってみてください。
全力で応援しています！！
以上、高田馬場校のTでした！
ここまで長らくお付き合いありがとうございました！
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