こんにちは、武田塾高田馬場校のTです!
もう夏の暑い時期に入りますね。
特に高校3年生は、この夏が勝負どころです!
この夏の頑張り方次第で、後々の伸び方が大きく変わってくるからです。
いまいち頑張れていないかも、、、という方も、一度気持ちを入れ直してこの夏を乗り切りましょう!
さて、前編・後編の2回にわたって、共通テスト2年目以降の変化や、変化への対応の仕方について扱っているところでした。
前回の記事、【共通テスト】2年目はどう変わる?これからの傾向を予測!(前編)では、
・共通テスト1年目の出題傾向や難易度設定
・共通テスト2年目以降、どうなっていくか
について取り上げました。
それを踏まえ、今回後編では、
・共通テストに備えるには、何をすればいいか
という部分に触れていきます。
昨年度の共通テストを経験した身として、体験談も交えながら説明していきます。
共通テストに向けた対策の仕方
①試験形式が変わっても、焦らずとにかく基礎固め!
共通テストが導入されたことで、文章量が増え、情報整理能力が求められ・・・
センター試験に比べると、求められる能力も増え、ハードルが上がったかもしれません。
しかし、高いハードルに太刀打ちできるのはやはり基礎力だと思います。
例えば英語の長文を的確に、素早く読めるようになるには、下の図のような積み重ねが重要になってきます。
土台の部分が抜け落ちていると、それ以降の勉強が身になっていきません。
特に高い実践力・知識の運用能力が必要になる共通テストにおいては、基礎の有無が大きな差となって現れると私は推測します。
「一冊を、完璧に。」は、武田塾のモットーですが、その言葉通り、ぬかりなく基礎の参考書をやりこむことが大切になるのではないでしょうか。
②「なぜ」「つまり」を追窮しながら勉強する
次に、各教科を勉強していく際に身につけておくと、役に立つかもしれない考え方について紹介します。
それはずばり、その教科で扱う公式、現象、出来事について、「なんでそうなるの?」「つまりどういうこと?」を考えるようにすることです!
教科ごとに具体例を見ていきましょう。
例1.数学
数学では、
・どうしてその公式を使うのか? (なぜ)
・その公式はどういう意味を持つ? (つまり)
を考えられると良いです。
数学に関しては、参考書を読んでいるときや問題を解く中で、この「なぜ」「つまり」について自分なりに気づいた点をノートや参考書に書き込むと良いでしょう。
例えば、数Ⅱの範囲で出てくる正弦定理の公式に対しては、次のようなことをメモできるかもしれません。
・三角形の角度2つと辺の長さ1つが分かっている問題なら正弦定理が使いやすい!(なぜ)
・円の半径が与えられている問題なら正弦定理が使える可能性がある!(なぜ)
・余弦定理は一つの式に角度が1つしか使われないから、角度が2つ分かっている場合は正弦定理の方が使いやすい!(なぜ)
・(辺の長さ)=(直径)×(sinの値)と書き直せる。これは辺の長さが直径より大きくならないことを表している!(つまり)
・a=2RsinAと書き直せる。∠B=90°の場合、下の図を考えると正弦定理は三角比の性質になる!(つまり)
共通テストの数学は、時間もシビアな上に、普段見慣れない特殊な問題設定で公式を運用する必要があります。
公式や定理に関する考察を自分の中で深めておくことで、公式の運用能力を上げることができるかもしれません。
日本史
日本史や世界史では、知識を基に考察・判断をさせる問題や、史料読解をさせる問題が多くなっています。
例えば、通史を勉強するときには、
・なぜその出来事が起こったのか? (なぜ)
・その出来事にはどういう意味があったのか? (つまり)
ということに注目しながら勉強すると良いようです。
また、教科書や史料集にある図表は眺めるだけでなく、
・そういうグラフになる歴史的背景はどうしてだろう? (なぜ)
・この史料から読み取れる事柄はなんだろう? (つまり)
と考えることで、共通テスト対策になるだけでなく、日頃の勉強内容にも深みが出てくるでしょう。
③とにかく演習!共通テスト対策!
共通テストは、他の一般入試にはないような「独特のクセ」があります。
共通テストを制するには、やはりそのクセに慣れるための演習が必要です。
最後はテクニック勝負の部分が強いので、演習を通して共通テストを研究し、十分に準備しましょう。
「共通テストを研究する」とは、具体的には何をすればよいのでしょうか。
①間違えた問題、解けなかった問題は、なぜ間違えたのかを分析する
②間違い・苦手を克服する
私は、この①と②をひたすら繰り返すことだと考えています。
特に、不正解の要因としては主に3つが挙げられると思います。
・基礎が足りていない
・知識や公式の運用能力が足りない、形式慣れしていない
・ケアレスミス
解答の正誤を確認したら、①ミスの種類を分析した後、②その種類に応じて手を打っていきます。
ミス1:基礎が足りていない
多くの生徒の場合、一番多い要因は「基礎が足りていない」ことです!
「基礎が身についていたつもりで、実は身についていなかった」というのはあるあるですので、完璧になっていない参考書・教科書に立ち戻って、しっかり基礎の補填に時間を注ぎましょう。
共通テスト直前になって基礎が足りない!と気づくことは焦りを生じるかもしれません。
ただ、「急がば回れだ!」と思って、落ち着いて基礎を見直しましょう。
ミス2:知識や公式の運用能力が足りない、形式慣れしていない
その次に多い原因は「知識や公式の運用能力が足りない、形式慣れしていない」ことです。
この間違いを減らしていくためには、どんな問題の傾向なのか、どんな解き方をすればいいのかを、トライ&エラーを繰り返す中で考えていきます。
問題の出題意図や傾向がつかめてくると、頭の使い方が分かってきて、適切な知識、公式を上手く引き出せるようになると思います。
ミス3:ケアレスミス
最後の要因は、「ケアレスミス」です。
人間はミスをする生き物なので、ある程度のミスはしょうがない、と思うかもしれません。
ただ、このケアレスミス、意外と点数に響きますし、試験本番では精神的なダメージも大きいです。
ケアレスミスは、ちょっとした心がけの実践で修正できることもあるので、放置しないようにしましょう。
具体的にミスを減らす方法として、自分が過去にしたミスの事例をメモしておくのがおすすめです。
演習や模試の前には、そのメモを見直すことで、自分がしやすいミスを自分にリマインドすることができます。
また、時間制限を設けて演習していく段階に入ったら、見直しの練習も忘れずに!
まとめ
前回の記事(【共通テスト】2年目はどう変わる?これからの傾向を予測!(前編))と今回の記事では、次のようなことを取り上げました。
・共通テスト1年目の出題傾向や難易度設定
・共通テスト2年目以降、どうなっていくか
・共通テストに備えるには、何をすればいいか
今年度以降の共通テストの予測については、あくまで推測の域を超えません。
先例がまだまだ少ない共通テストに臨むのは不安かもしれませんが、一番大切なのは、当日、自信をもって試験に臨めることです。
この記事で紹介した共通テスト対策も参考に、ぜひ自分が納得のいく勉強をしてみて下さい。
ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました!
武田塾高田馬場校のTでした!
受験相談の申し込みや勉強相談も随時可能です。
サンドウィッチマン×武田塾:コラボ動画
サンドウィッチマンが武田塾の無料受験相談を受けてみた!
武田塾では授業はしません!!
参考書×自学自習=逆転合格!!
どうして参考書を使うのか⁉
どうして自学自習で逆転合格が可能なのか⁉
無料受験相談、無料体験では武田塾のすべてをお伝えしています!
無料体験では1週間武田塾を体験する事が出来ます!!
無料体験は英語と数学から選べます。
武田塾生が実際に使用している参考書を使い
勉強法を教えます!
また1週間分のペース管理をし、
1週間後に確認テスト&特訓を行います!
もちろん、英語数学以外の科目でも勉強の相談にお答えいたします!
自習室使用&質問対応も可能!
体験期間中は自習室の使用も可能です!
OPEN
月曜~金曜 13時~22時!
土曜 10時~18時!
日曜 10時~18時!
質問対応も可能となってます!
※現在は席数も増加し約40席ほどあります。
申込はコチラから!
こちらの無料受験相談応募フォームのメッセージ欄に
「無料体験特訓希望」と書いて送ってください!
もちろん、無料受験相談だけの応募でもOKです!
【資料よりもわかりやすい⁉】武田塾は一体どんな塾なのか!
【武田塾高田馬場校の合格体験記】
【昨年全落ちからの早稲田W合格】上智、神戸、他合格!O君の逆転合格体験記!
偏差値測定不能からの大逆転!青山、明治、学習院合格!平山君の合格体験記
【北海道大学、明治、上智、合格☆】藤井美香さんの合格体験記!
【同志社、津田塾、東京女子、合格☆】中塩芽衣さんの合格体験記!
↓他の高田馬場校の合格体験記はこちらからどうぞ↓
【無料受験相談はお電話でも随時受付中です!】
武田塾高田馬場校
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-14-2 新陽ビル403
電話 03-6457-3135
受付時間
・月~金曜日
自習室利用可能時間 13:00~22:00
電話受付対応時間 13:00~22:00
・土曜日
自習室利用可能時間 10:00~18:00
電話受付対応時間 10:00~18:00
・日曜日
自習室利用可能時間 10:00~18:00