こんにちは！
武田塾姪浜校 校舎長タカキです。
武田塾姪浜校には、福岡県福岡市西区・早良区・城南区・糸島市に在住の高校生や
同エリア内の城南高校・筑前高校・舞鶴高校などの生徒が多く通ってくれています。
武田塾姪浜校では生徒一人ひとりの志望校やペースに合わせて、
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生徒はこのロードマップ（＝自分の進捗・学習状況が客観的に分かる！）を見ながら、
九州大学在学の講師とともにモチベーション高く勉強習慣を身につけてくれています。
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九州産業大学VS中村学園大学
改めまして、こんにちは。
武田塾姪浜校 校舎長のタカキです。
本日は九州産業大学と中村学園大学の両大学について考えていきます。
ズバリ、「どちらが合格しやすいか」という視点で見ていきましょう。
大学の規模や学部が全く違いますので単純な比較は難しいので、本日は併願する生徒も多い下記の学部を比較していきます。
<九州産業大学>
経済学部・商学部
<中村学園大学>
流通科学部
九州産業大学・中村学園大学の上記の学部は福岡県の文系の生徒では志願する生徒が多い学部です。
進学後に学べる分野も近しいものがあります。
また、西南学院大学や福岡大学の「滑り止め」として利用する生徒も多いのが特徴です。
【倍率から考える。】九州産業大学VS中村学園大学
まずは九州産業大学の経済学部・商学部の倍率はどうだったのかを確認します。
【経済学部】
倍率 : 4.0倍 （2019年：2.8倍）
【商学部 経営管理】
倍率 : 3.7倍 （2019年 : 2.8倍）
【商学部 流通マーケティング】
倍率 : 3.5倍 （2019年 : 2.6倍）
次に中村学園大学を見ていきます。
【流通科学部】
倍率 : 2.4倍 （2019年 : 1.94倍）
単純に３学部４学科ともに倍率は2019年から上昇していることが分かります。
特に九州産業大学の経済学部・商学部の過去の数値を追うと倍率は1倍台後半から2倍台半ばがほとんどでした。
それが今年は3倍台半ば～4倍になってしまいました。
中村学園大学の流通科学部も若干ではありますが倍率を上昇させました。
倍率だけを見ると、特に九州産業大学は非常に難化したといえそうですね。
「受験すれば大抵合格できる」というのは既に過去のイメージです。
倍率を考えると、九州産業大学の方が入学するのが難しい、と言えます。
この倍率の傾向は2021年度も継続すると考えられます。
極端に低くなることはないと思います。
【試験内容から考える。】九州産業大学VS中村学園大学
両学部とも試験に使える科目は同じです。
【国語（古文含む）】・【英語】が必須となっています。
残りの１科目は【数学】・【地歴公民】の中から選択という形になります。
なので、受験科目による両大学間の差はありません。
では、試験内容はどうでしょうか？
英語を例にとって考えてみましょう。
【九州産業大学】
試験時間60分
大問４つから構成（長文読解、会話文、文法（空所補充・並び替え））
【中村学園大学】
試験時間60分
大問５つから構成（発アク・文法・会話文・長文読解２題）
内容としては中村学園大学の方が重めと言えます。
中村学園大学の英語（その他科目）はセンター試験のレベル・形式に準拠していると考えてもらえばわかりやすいです。
そこまで内容としては難しくないものの、基礎を理解しておかないと歯が立ちません。
2021年度の入試問題の作成方針がまだ出ていません。
センター試験が共通テストになったことで傾向が変わる可能性もあります。
また中村学園大学より方針が出たら最新情報を更新いたします。
対して、九州産業大学の英語は率直に言えば全く難しくないです。
（ただし、2020年の文法問題（大問３・４）はやや難しくなった印象です。）
もちろん、単語・文法などの基礎をおさえていることが前提です。
長文に関しては英検準２級レベルの英文が読めれば問題ないです。
完了、関係代名詞、不定詞、動名詞は長文の中でも高頻度で使用されていますのでしっかりおさえましょう。
2020年の入試では九州産業大学の英語（大問３・４）がやや難しくなった傾向にありました。
それでも西南学院大学や福岡大学の対策をきっちりやって、本当の意味で「滑り止め」として活用した生徒には難しい問題ではありません。
これまでのイメージで九産大を甘く見て受験した生徒が軒並み痛い目にあっています。
入試内容から考えると、中村学園大学の問題の方が難しめです。
九州産業大学の入試問題のほとんどは基礎レベルです。
地歴公民などもほとんどが一問一答形式の内容を理解していれば解けます。
それに比べて中村学園大学は正誤問題がメインとなるため、一問一答形式では対応できません。
結局、どちらを狙うべきか。
両大学が第１志望の生徒も両大学を「滑り止め」として検討する生徒もいるはずです。
しかし、上でも述べた通り、両大学を「甘く」考えるのはやめましょう。
もうその考えは古いです。
私立大学の入学定員の厳格化に伴い、大学側も合格者を絞っています。
福岡大学を本命とする生徒・共通テストを受験する生徒は中村学園大学を狙う方が良いです。
入試問題傾向も似ており、それぞれの対策が決して無駄になりません。
九州産業大学は合格最低点が上昇していると考えられます。
そのため、安易な考えで「滑り止め」として受験するのは危険です。
「滑り止め」として検討する場合は、レベルが上の大学の問題まできっちりと対策できるようにしておきましょう。
【九州産業大学関連記事】
【中村学園大学関連記事】
両大学については今後も最新情報が更新され次第、記事にしていきます！
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担当者：高木建二郎（武田塾姪浜校 校舎長）
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