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【講師ブログ】慶應 商学部の英語の入試傾向と対策方法を紹介!

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今回は慶應商学部の英語の傾向と対策方法をご紹介します!

実際に慶應商学部に合格し進学した講師がお話ししてくれます。

慶應 商学部の英語の入試傾向と対策方法

慶應 商学部の英語の入試傾向と対策方法

こんにちは。

慶應義塾大学 商学部のTです。

T先生の紹介記事↓↓

【講師紹介⑦】慶應生が語る浪人時に学んだ勉強で大事なことを紹介!

慶應の英語はどの学部も文章量が多く、センター試験と違ってかなり難しく感じる人も多いでしょう。

今回はその中でも慶應商学部の英語に絞ってお話ししていきたいと思います。

 

慶應 商学部の英語の概要

慶應大学商学部の英語は試験時間90分の200点満点です。

入試方式はA方式とB方式がありますが、どちらにおいても400点満点のうち200点を英語が占めています。

慶應商学部の合否は英語の出来にかかっていると言っても過言ではありません!

慶應商学部の英語の特徴としては、90分という時間のわりに大問数が7~8と多いことが挙げられます。

以前のブログで傾向と対策が挙げられていた慶應法学部の大問数が5つであることを考えても、商学部の大問数が多いことが分かります。

ただ一方で、慶應商学部の英語の難易度は慶應大学のその他の学部と比較しても低めと言われています。

商学部で要求される語彙力は、いたずらに高いわけでもありません。

設問も素直なものが多く取り組みやすいことでしょう。

そのため、基礎をしっかりと固めて過去問演習をすれば、合格点を取ることは、さほど難しいわけではありません。

それでは各設問ごとの具体的な傾向と対策についてお話ししていきましょう。

 

慶應 商学部の英語の傾向と対策方法

大問1~3

大問1~3は長文読解問題となっており、文字数としてはどれもおおよそ700字程度となっています。

問題構成は3つの長文ともほとんど同じであり、空所補充・内容理解・同義語問題などが主です。

 

内容理解を問う問題は、文章の内容を理解していれば、答えが出る素直な問題が多いです。

この問題の解答のポイントは、選択肢と長文内でのそのいいかえにきづくことができるかということです。

多くの正誤問題は長文の内容をそのままの形で選択肢にでてきません。

名詞構文に変えてみたり、動詞、因果関係、主語を変えてみたり、さまざまな表現でパラフレーズ(いいかえ)を行なっています。

このパラフレーズに気づくための語彙力をつけているかどうかが早慶合格には必須。

そのため、シス単の2021語やターゲットの1900語など基礎的な知識は確実に押さえたうえで、動詞であればその名詞形など

その単語の別の語形も合わせて覚えるようにしましょう。

一方の空所補充を解くポイントは、

空欄部分が文章内の他の部分でどのようにいいかえがなされているかを発見できるかどうかにかかっています。

文章は1パラグラフ内で1つだけしか言いたいことはありません。

ということは、空欄部分もパラグラフ内の他の部分で違う言葉で言い換えられていることがわかります。

この言い換えに気づくことができるかどうかがポイントです。

文章を構文や単語レベルで読むのではなくて、論理的に読む練習をどれだけ積んできたかが空欄補充のポイントになります。

 

また、大問1~3で扱われる長文のテーマは商学部らしい人文・社会科学系が多いです。

具体的には、経済・ビジネス・社会学・環境問題などです。

専門的な用語には注釈が付きますが、背景知識を持っている方がより理解が深まるのは間違いありません。

意識的に関連したテーマの長文を読んでみたり、問題を解いていて分からない単語が出てきたら意味を調べてメモをしておくなど積極的に背景知識を身につけるようにしましょう。

 

解答時間の目安ですが、先ほども述べたように慶應商学部の英語は問題数が多いため時間との勝負になってきます。

そのため長文以外の大問があと4~5問残っていることを考えても、1~3の長文は最低でも60分以内には解き終えたいところです。

慶應商学部のように限られた時間の中で読解量の多い問題を解くには、

やはり日ごろからひたすらに演習量をこなし英語を読むのに慣れるのが一番手っ取り早いです。

英語を左から右にノンストップで読みながら意味がちゃんと取れるというのを目標に英語を読みまくりましょう。

 

大問4

大問4は、200語程度の長文を読んで、その空欄にあてはまる単語を選択肢から選ぶ問題です。問題数は7問ほどです。

上記の空欄補充の解き方にもある通り、1パラグラフ1メッセージ原則がわかっていれば容易に解ける問題です。

自分の知っている表現にすることを目的にするのではなくて、文章上の論理から何を言っているのか?、本文内で空欄部といいかえられている部分はどこか?

を厳密に考えて解いてください。

解答時間の目安は10分です。

大問5

大問5は文法問題が出題されますが難易度はそこまで高くありません。

逆に言えばここで落としてしまうと、他の受験生と差がついてしまうので対策は万全にしましょう。

具体的な対策としては武田塾では口酸っぱく言っていますが、文法問題を自分で解説できるようにすることです。

ヴィンテージやネクステを解く際は右ページの解答の根拠まで網羅することを意識しましょう。

解答時間の目安は5~7分です。

 

大問6.7(8)

大問6.7は語形変化の問題が出題されます。

大問6は与えられた動詞を空所あてはまるように自分で名詞形に変えて答える問題、

大問7は与えられた動詞を必要に応じて語形を変えて答える問題となっています。

大問7の方が変える語形まで自分で考えなければいけないので難易度は高いと言えるでしょう。

対策としては、大問1~3の内容理解問題の対策でも述べたように、普段から別の語形や派生語まで意識的に覚えることに尽きると思います。

どの単語帳にも見出し語と一緒にその派生語が載っているはずです、慶應レベルを目指すのならば普段の勉強からそこまで意識を向けなければいけません。

寧ろ大問6.7に関してはそれくらいを意識しておけば対策としては十分だと言えます。

解答時間の目安は10分です。

 

最後に・・・

ここまで慶應商学部の英語の傾向と対策について述べてきましたが、商学部の英語はやはり時間との勝負になってきます。

膨大な情報量をいかに素早く処理するか、勉強する際はそのことを意識しながら解いてみてください、きっと大きな対策になります。

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