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大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。
今回は、溝ノ口校の講師によるブログです。
内容は「慶應文学部の受かり方 について」です。
実は、受かりやすいのが文学部！なぜなら対策がしやすいから！
ということで実際に慶應文学部に受かった講師による英語・小論文・日本史の対策を紹介！
それではどうぞ！
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慶應 文学部の受かり方 を教えます
こんにちは！
慶應義塾大学 文学部の講師のNです。
慶應ならどの学部でもいい、とにかく慶應に行きたい！
という受験生は少なからずいると思います。
僕もその一人でした。
しかし僕が受験した学部は1つだけです(国立対策もしていたので)。
そう、それは文学部、今僕が通う学部です。
慶應の文学部といえば、英語、歴史、小論文のほとんどが記述式で、学部ごと問題形式が違う慶應の中でも特に異質な問題形式で有名です。
しかし受験生時代の僕は慶應のほとんどの学部の問題を見て、文学部が一番対策しやすいと思いました。
その一番の理由は英語です。
慶應の英語は難易度が高いうえに問題量が多く、時間内に解き終わるのは簡単ではありません。
しかし文学部の英語は慶應で唯一、時間が余り、対策もしやすいです。
それでは、ここから対策を書いていきます。
慶應 文学部の各科目の対策
まず、配点は英語150点、歴史100点、小論文100点、計350点
2018年の合格最低点は228点です。
これをどう上回ればいいのか、教科別に見ていきます。
【英語】
150点満点、試験時間は120分。また、辞書が2冊持ち込みできます。
問題は2000語ほどの長文1題だけで、設問は10個ほど。
長文1題を120分で読み、解くということです。
また、設問は記号が2問程度に内容説明が2問程度あり、残りは英文和訳と英作文です。
つまり、半分以上は英文和訳と英作文ということです。
この2つは時間をかければ満点がねらえます(理由は下で説明します)。
また、記号問題はそんなに難しくないので、これも後述の参考書ができていれば満点が狙えます。
そうすると、難しい内容説明があまりできなくても、十分合格ラインに達します。
そのためにやるべき参考書はシス単などの単語帳(できればもう少し上の単語帳も)、
ネクステなどの文法、長文、そして一番大事なのが英文解釈の基礎100やポレポレなどの構文の参考書です。
そこで構文の取り方を学習して、はじめてやる長文も自分で完璧に分解できるようにしましょう。
(SVOをふり、形容詞、副詞などを()にいれるということです。)
構文がわかれば後は単語さえわかれば英文は訳せます。
慶應の文学部は辞書が使えるので、実質構文がわかればわからない単語があっても英和辞典で調べれば訳せます。
また、英作文もどの構文を使えばいいかわかればあとは単語さえうかべば書けます。
ここでは和英辞典を使えば大丈夫です。
しかも辞書に似たような例文が載っていることも結構あります。
120分もあるので英作文と英文和訳のところで辞書をひいて時間をかけて、満点をねらい、記号で得点を重ね、内容説明も時間はあるので部分点をもらいにいきましょう。
点をとれるところでしっかりとることが大事です。
【歴史】
慶應の文学部の歴史は平均点がかなり低い(2018年の日本史は46点、世界史は58点)ので、ここでとれれば他の人と一気に差がつけられます。
平均は低いですが、実際は基本問題が多く、「東進の一問一答完全版」を完璧にすれば9割近くはとれます。
日本史の論述問題もそんなに長いものではないので、教科書をある程度読んでいれば書けます。
歴史は暗記なのでやった分点が上がります。
ここで8割ほどとれれば周りと差がつけられます。
【小論文】
文学部の小論文は差がつきません。
内容は普通の現代文なので、ラスト1ヵ月で過去問を解いて先生に添削してもらうくらいでいいと思います。
英語と歴史に時間をかけてください。
上述したように、配点が高い英語でうまく点をとり、歴史で差をつければ慶應文学部は受かります。
頑張ってください！
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