【大学選び】立教大学 理学部の入試傾向や対策を紹介【MARCH】

理系と文系では偏差値の価値が少し異なるので何とも言えませんが、立教大学で最も低い偏差値55は理学部ですね。

立教大学 理学部学科紹介

立教大学理学部には4つの学科があります。

数学科

・数学とは

数学は古代ギリシャ時代以来の長い歴史をもち、自然科学の諸分野とも密接に関係しながら発展してきた、最も基本的な学問です。

・カリキュラム

数学科では、代数学・幾何学・解析学から数理物理学・計算機科学にわたる幅広い研究を土台とし、１～２年次で基礎をしっかりとかため、３年次で興味のある分野を研究していきます。

また演習や少人数ゼミナールで、数学を学ぶ上で大切な粘り強く考える力を身につけます。

・学習環境

本学科の学生数に対する教員数の比率は全国の私立大学数学科の中で最高水準を誇っており。

重点科目には講義だけでなく演習をつけるなど内容がしっかりと身につく体制を整えています。

物理学科

・物理学とは

物理学科の研究対象は「極小の素粒子から極大の宇宙まで」。

つまり、より根本的なもの・壮大なものに焦点を定め、実験的・理論的側面から新しい研究を展開しています。

・学習内容

素粒子論・宇宙論などの理論的研究、理論・観測側面から迫る宇宙物理、物質の基礎を探る原子核物理・原子分子物理の実験的研究、宇宙と地球の関わりを解明する惑星間空間物理・地球大気物理などを学んでいきます。

・学習環境

物理学科では、これら研究の最先端に触れられるよう、最新の実験施設や測定・解析装置・計算機を導入し、学生の取り組む意欲をバックアップする魅力的な教育・研究環境を整えています。

化学科

・化学とは

化学の使命は、物質を変換していく反応の原理を解明し、さらにその応用により新たな機能性をもつ物質をつくり出すことにあります。

化学科では、これまで伝統的に「基礎研究」を重視してきましたが、今後はそれらの成果をふまえ、機能性の創出をめざした研究も展開していきます。

・カリキュラム

物質の性質と反応を理解するために必要な化学を基礎から学び、高校卒業レベルから自ら研究が行えるレベルまで無理なく実力をつけていけるよう、工夫されたカリキュラムがあります。

・将来

卒業後は、約40%の学生が大学院に進学し、その他の学生の多くは化学工業などの製造業や、情報産業に就職しています。

生命理学科

・目的

ヒトをはじめとしてさまざまな生物のゲノム配列が解読されている今日において、生命理学科では基礎をより大切にした生命へのアプローチをめざします。

・カリキュラム

目先の応用を追い求めるのではなく、DNAやRNA、タンパク質といった分子科学に基づく理学として、「分子生物学」「生物化学」「分子細胞生物学」の３つの立場から多面的に捉え、生命現象を理解していきます。

先端的な生命研究を理解するために不可欠な基礎的知識の修得と、さまざまな実験技法の体得を、バランスよく学べるカリキュラムを実践しています。

理学部内の偏差値は以下のようになっています。

立教大学 理学部内の偏差値

理｜数学学科 個別日程 55.0

理｜数学学科 全学部3教科 57.5

理｜物理学科 個別日程 57.5

理｜物理学科 全学部3教科 55.0

理｜化学学科 個別日程 57.5

理｜化学学科 全学部3教科 60.0

理｜生命理学学科 個別日程 57.5

理｜生命理学学科 全学部3教科 57.5

立教大学 理学部のキャンパス

理学部は池袋キャンパスで4年間学びます。

池袋キャンパスは理学部の他に文学部、経済学部、社会学部、法学部、経営学部、異文化コミュニケーション学部が通っています。

池袋駅西口より徒歩7分です。

私も行ったことがありますが、都心ど真ん中とは思えない雰囲気のあるキャンパスで居心地が良かったです！

あと学食がめちゃくちゃ美味しかったです。

立教大学 理学部の入試データ

理学部の入試は以下のようになっています。

※「数学Ｂ」は「数列、ベクトル」から出題する。

それぞれの学科の科目の点数が配点が高く、他の科目は100点となっているので、自分の得意な科目で勝負できますね。

それでは、それぞれの科目の傾向と対策を見ていきましょう！

立教大学 理学部の入試傾向や対策

※英語は大学独自の試験は行われないため除きます

数学

◆傾向◆

大問は全部で３つで、大問1のみが小問集合で答えのみの記述です。

問題の難易度は、基本～標準レベルのものがほとんどで、難しい問題は見られません。ただし、問題量はやや多めです。

試験時間は75分ですが、数学科は90分で大問が1題多いことに注意しましょう。

大問2以降は、通常の大問形式です。ただし、分野を融合した問題が出題されることがあり、基本事項に穴があると、大問の大半を失うことがあるでしょう。

◆対策◆

基礎問とその次の問題集までは終わらせましょう。

とはいえ、基礎問だけでも解ける問題は多いと思います。

物理

◆傾向◆

大問は全部で４つで、大問1が小問集合、大問２から４が力学電磁気波動熱力のどれかとなっています。

ただし、2019と2018では大問4で原子原子核の分野が出題されているので、この分野も対策をしなければなりません。

解答のみ記述の問題が多く、選択式は少ないです。

◆対策◆

問題形式と難易度的に、エッセンスはサクっと済ませて良問まで完璧にしてほしいです。

過去問は原子分野も含めて少なくとも良問1周してからにしましょう。

化学

◆傾向◆

大問は全部で５つで、大問1のみ小問集合となっています。

記述問題が多く、化学式や構造式、計算結果だけでなくなぜそうなるのか理由も問われることがあるので、化学の根本的な知識が問われます。

◆対策◆

リードlightノートを済ませたあとレベル別問題集3まではやったほうがいいです。

また、特に無機と有機は講義用参考書を使って現象の理由を説明できるまで理解できるようになりましょう。

最後に…

いかがでしたか？

立教大学には工学部はありませんが、理学部はマーチの中でも最難関と言われています。

興味がある人はぜひ調べてみてください！

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