英語長文の勉強方法　読めるか・解けるか・時間内に解き終わるか

こんにちは、武田塾伊丹校です。今回は英語長文の勉強方法についてです。受験生の皆さん、英語長文の勉強どうですか武田塾の受験相談でも「苦手です」とよく聞きます。では、何ができないのか？「読めるか」「解けるか」「時間内に解き終わるか」どれでしょうか。この後で詳しく説明していきます。

まず、大前提として単語、熟語、文法、英文解釈の知識が備わってないと長文は読めるようになりません。ですから、長文の問題に挑むためにはそれらを習得してから挑戦しなければなりません。また、長文のレベルによってもどのぐらいの単語力、熟語力、英文解釈の力が必要かが変わってきますので長文のレベルに合わせてそれらを学習する必要があります。余談ですが、武田塾のカリキュラムでは、単語や熟語を進めながら、文法の参考書を一冊完璧にしたあと、その文法の知識を使って解釈の参考書を進めます。そして、その解釈の参考書の知識で読めるレベルの長文の参考書を使っていきます。インプットとアウトプットが上手くつながるような形で進めていきます。

さて、いよいよ長文の勉強方法にはいっていきます。冒頭でも触れましたが長文問題は「読める」、「解ける」、「時間内に終わる」この３つをしなくてはなりません。長文問題を解いたときに出来なかった場合、「読めるか？」「解けるか？」「時間内に解き終わるか？」の内、どこに問題があるかを確認してみてください。

読めない場合は、「単語」の知識がないのか、「熟語」の知識がないのか、「文法」の知識がないのか、「英文解釈」が間違えているのか？を確認した上でそれらの勉強から始めなければなりません。

解けない場合は、現代文と同様に解き方を学ぶ必要があります。全文読めても答えを選べないと点数にはつながりません。

時間内に終わらない場合は、読むスピードを上げて時間内に解き終わるようにしなければなりません。その場合はシャドーイングなどで速読の練習を行う必要があります。武田塾では速読英熟語のCDやレベル別問題集、ハイパートレーニングなどの長文問題に付属するCDを利用して速読の練習をしています。英語の長文をスピードをあげて読むためにはスラッシュリーディングなどを使って英文を前から順に訳していかなければなりません。その際は完璧な訳ではなくざっと前から順に意味を把握できることが大切です。ハイパートレーニングの各問題ごとにある速読トレーニングなどを見るとわかりやすいと思います。

また、動画でも紹介されていますが長文の参考書には２種類あります。それは、演習量を増やすための演習系の参考書と詳しい解説がのっている精読系の参考書です。先ほど紹介したレベル別問題集やハイパートレーニングは精読系になります。武田塾では精読系の参考書を解くときは読めて解けるだけでなく自分で構文がふれるようになるまでやります。また、それに対して演習量を増やすための参考書は武田塾ではやっておきたい３００、やっておきたい５００、やっておきたい７００などをつかっています。演習量を増やしたい人は精読系と使い分けながらやってみてください。