日本史のおすすめ参考書について　産近甲龍レベルから東大レベルまで

日本史のおすすめ参考書について

日本史のおすすめ参考書についてみなさん、こんにちは！今回は日本史のおすすめ参考書・問題集について詳しく見ていきたいと思います。大まかに日大レベル・MARCHレベル・早慶レベル・東大レベルの４つに分かれていて、それぞれの段階ごとに気を付けなければならないポイントがあります。そういったところも踏まえながらどの参考書を使えばよいのかを見ていきたいと思います。

【日大レベル】（産近甲龍レベル）

日大レベルにおいては主にセンターレベルの知識を重点的に暗記することが求められます。逆にこの段階から難解な参考書に手をつけると覚える量が膨大になり、消化不良を引き起こす可能性が高くなるのでレベルに沿った参考書から進めていきましょう。まず日大レベルで必須となるのが「金谷の日本史　なぜと流れがわかる本」です！この参考書は通史編と文化史編に分かれており、全部で４冊の構成になっています。暗記よりは時代背景や出来事としての経緯をストーリーとして頭に入れるための教材なので、「流れ」と「因果関係」に意識した勉強を心がけましょう。次に紹介する参考書は「３０日完成　スピードマスター　日本史問題集」です！この参考書はページ数が少なく、各単元を見開き２ページで確認することができるので速読速習に適した参考書となっています。また図表や図版が多く掲載されており、ビジュアル的にも暗記しやすい配慮がなされています。日大レベルにおいてはこの参考書の完成度が今後の学習につながっていくので何度も復習するなどして、内容を完璧に身に付けていきましょう。
日本史のおすすめ参考書について

【MARCHレベル】（関関同立レベル）

MARCHレベルにおいては主に日大レベルで学んだ基礎知識に発展知識を付け加えていくような勉強法となります。まず「NEW　石川日本史B　講義の実況中継」で出来事の背景知識や史料問題について詳しく見ていくようにしましょう。「金谷の日本史　なぜと流れがわかる本」と比べて全体的にレベルが高めなので、一つ一つの用語を暗記していくというよりは内容の理解度を優先した勉強法を心がけていきましょう。次に紹介する参考書は「実力をつける日本史１００題」です。時代別７５題、テーマ史２０題、論述５題の構成になっており、解説が非常に詳しく書かれているのが特徴です。かなり細かい事柄まで網羅した参考書なので繰り返し学習することで早慶レベルにまで到達することは可能ですが、やり込み過ぎると大幅に時間がとられるので注意が必要です。
実力をつける100題

【早慶レベル】

早慶レベルにおいては重箱の隅をつつくような問題にもある程度対応できるような学習をする必要があります。さらに史料問題や正誤問題など分野別の勉強が重要になってくるので、そちらの勉強も怠らないようしっかり準備しておきましょう。まず「大学受験　日本史Bノート」で整理された知識をその場で確認し、「標準」「難関」といった用語の知識を漏れなく理解していきましょう。また書き込み形式になっているので漢字の間違いや語句の覚え間違いなどがあればその都度、確認して訂正していきましょう。次に紹介するのは「日本史B　正誤問題集」です。早慶などの大学で頻出の正誤問題をどういう観点から解いていけばよいのかが詳しく載っており、過去問に入る前に正誤問題とはどういったものなのかをしっかり理解するようにしましょう。

【東大レベル】

東大レベルにおいては論述対策がメインになってきます。まず「日本史講義　時代の特徴と展開」などで本格的な論述に入る前の切り口、考え方、書き方のポイントを学びましょう。主に東大受験に主眼を置いた参考書なので東大志望の受験生は積極的に活用しましょう。次に紹介する参考書は「考える　日本史論述」です。論述の基礎的な問題が多く掲載されており、論述問題への具体的なアプローチを示し、その考え方、答案作成に至る過程を明示してあります。この参考書をしっかりやり込み、過去問などに対応できる能力を養っておきましょう。
日本史講義時代の特徴と展開考える日本史論述