英語長文のスラッシュリーディングについて 英語速読法
こんにちは!武田塾伊丹校です。今回は、 英語長文のスラッシュリーディングについて 解説していきたいとおもいます!
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スラッシュリーディングとは、英文を読むにあたって、英文にスラッシュを加えることで文の構造理解をしやすくする読み方のことです。
スラッシュリーディングを行うことで、英文を読む速度が格段に早くなる、構造が難解な英文も比較的簡単に読むことができるようになる、などの利点があります。何故、そんなことが出来るようになるかというと、きれいに訳そうとすると英語と日本語では語順が違うため、いったん読んだあと後ろから前に戻って訳す必要があり、とても時間がかかります。そこで英語を前から順に塊ごとに把握していく形にすることできれいな訳にはなりませんが、格段に速いスピードで訳すことが出来るようになります。
ただし、この読み方は、英文法の「5文型」の単元をしっかり理解していることが前提です。
自信のない方は、一通り「5文型」の範囲を復習してからスラッシュリーディングの練習を始めましょう。
スラッシュリーディングの大きな目的は、文の要素(S,V,O,C)と文型の把握、にあります。
英語の文章において、おおまかな意味というのは文型によって決まりますので、文系の把握には大きな意味があります。
では、例文を使いながらスラッシュリーディングのやり方を説明していきたいと思います。
例文) He lives in New York. (彼はニューヨークに住んでいる。)
さて、この文の構造、みなさんわかりますか?
簡単ですね、この文にはS,Vしかないので第一文型です。
では、SでもVでもない「in New York」は何なのでしょうか。
これは文型に影響を与えない、すなわち「文の要素ではないもの」です。
つまり、文構造を理解するうえで省いて考えても構わないもの、ということです。(もちろん、訳すときに省いてはダメですよ!)
構造が難しい文章を読むときは、こういった「文の要素ではないもの」をスラッシュで区切ってより見た目が簡単な文にすることが大切なのです!
先ほどの例でみてみると、
He lives / in New York /.
(彼は住む/ニューヨークに)
このように区切ってあげることが重要となります。
最初はこのように、非常に簡単な文の、「文の要素でないもの」を見極める練習から始めましょう。
※ちなみに、例文で取り上げたように、「前置詞+名詞」というのは文の要素にはなりません。まずは「前置詞+名詞」をスラッシュで区切る練習をしていきましょう。
また、ほかにもカンマの間にスラッシュを入れる、関係代名詞節をスラッシュで区切るなどするとより長い文が読みやすくなります。
スラッシュリーディングに明確なルールはありませんので、自分が読みやすいように、「文の文型・構造を把握する」という目的のために、区切って読む練習をしてみましょう。
Other workers skip lunch all together and instead make up for it by eating snacks from the vending machine or having a big dinner late in the evening.
会社員の中には、昼食を抜き、その代わりに自動販売機で買ったおやつを食べたり、夜遅くに大量の食事をしたりすることによって埋め合わせる人もいる。
Other workers skip lunch /all together /and instead /make up for it/ by eating snacks /from the vending machine /or having a big dinner /late in the evening.
他の会社員は昼食を抜く ひとまとめにして その代わりに それを埋め合わせる おやつを食べることによって 自動販売機から または大量の夕食を食べる 夜遅く
おおよその意味はつかめますね。このようにして前からざっくり意味を把握することが出来るようになると読むスピードが格段にあがります。上の例では細かく区切っていますが慣れてくると大枠で区切って読めるようになってきます。
スラッシュリーディングにおすすめの参考書
この練習におすすめの参考書は英語長文ハイパートレーニングシリーズです。武田塾のカリキュラムではレベル2センターレベルとレベル3難関編を使っています。この参考書では、文構造を全ての文に振ってくれているだけでなく、速読トレーニングのところではまさにスラッシュリーディングの「/」と前から塊ごとに訳した訳が載せてくれています。付属のCDを聞きながらそのスピードで本文を見ながら訳せるように練習してみましょう。何故CDのスピードなのかというと、「ちょっとずつ速く読めるようにしよう」と思ってもなかなか早くなりません。大切なのは「CDのスピードで訳す」という目標値を設定してそこに向かって練習することです。
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