こんにちは!
武田塾逗子校で講師をしています、東京大学教養学部3年の岡田です!
今回は国公立大学を志望する高校2年生向けに、今のうちからやっておくべき勉強法について紹介したいと思います!
いつから勉強を始めればいいの?どれくらい勉強すればいいの?
国公立大学では基本的に一次試験として共通テストを5科目以上受けることになります。
その分、必要な勉強時間は増え、平均して3000時間の勉強が必要だと言われています。(東京一工、旧帝大などの難関国公立であれば平均3500時間とも、、)
初めて聞くとギョッとするような勉強時間ですが、高2から勉強をはじめるのと、高3から勉強を始めるのとでどれくらい差が出るのでしょうか...? 一年を365日とした場合で計算してみましょう
高2から始める:3000時間÷730日=4.11 時間/日
高3から始める:3000時間÷365日=8.22時間/日
こうやって見ると高2からコツコツ勉強を続ける方が圧倒的に有利なことが分かると思います。
そうはいっても個人によって部活の忙しさ等に差があると思うので、志望校合格のために必要な勉強時間から逆算して日・週・月単位でどの時期にどれくらい勉強時間を積み重ねていくかを考えてあげると、自分だけの勉強プランが出来上がると思います!
まずは英数国から手を付けよう
英数国は文系理系問わず、どの大学でも採用されている科目だと思います。また理科や社会に比べ暗記すべきことが分かりにくく、成績を伸ばすためにはしっかりとポイントを押さえる必要がある科目でもあります。
その分、本番の入試では全体に占める配点が高いことが多く、この主要3科目を高2のうちに得意教科にしておくことで、入試の時の得点の安定感は抜群に上がります!
さらに、英数国で学べる論理性や、言語能力、情報収集力は理科/社会の勉強をするときにも陰ながら役に立ちます。
だからこそ「何から勉強すればいいかわからない!」という人も「理科/社会が間に合うか不安。。」という人も、全ての教科の基礎になる英数国を固めていくと良いでしょう!
効率的な勉強法は?
英語
英単語・英熟語
英語の基礎はなんと言っても単語・熟語!そしてその単語での勉強法は、英文法などに使えるだけでなく、国語や数学などにも応用できるものです...!
具体的には、「まずは10個単位で単語を覚え、50個まで到達したらその1-50個の単語・熟語全部を復習→51-100の単語・熟語も同じやり方で覚えたら、最後に1-100の単語・熟語をもう一度復習する。」というやり方です。この勉強法の利点としては、どの範囲の単語・熟語も最低3周はすることができるというところにあります。
詳しくはこちらのブログを参考にしてみてください!!
英文法
文法でも単語と同じように、小さな単位に分けながらその参考書で覚えるべきポイントを確認して、暗記していきましょう。
では文法で「覚えられた!」と言える状態はどのような状態をさすのでしょうか?
それは「他人に説明できる状態」です!英語が苦手な友達から、「どうしてその選択肢を選んだのか」「他の選択肢がダメな理由は?」といった質問が来ても完璧に答えられるような状態を「覚えられた」状態として意識しておくことで、その問題で本当に大切なポイントを押さえながら勉強することが出来ます。
英文法の勉強についての詳しい説明はこちらのブログから!
英文解釈
最後は英文解釈です! 解釈は単語・文法という基礎の上に積み上げるものなので、まずは単語・文法で「正しい勉強法」を掴みましょう!
英文解釈も英文法と同様に、「他人に説明できる状態」を意識して勉強しましょう。
詳しくはこちらのブログから!
国語
国語は大きく分けて現代文と古典(古文・漢文)とがあります。では、そのそれぞれで覚えておくべき事項を整理していきましょう!
現代文
現代文で覚えなければいけないことは語彙・漢字・読解法(・文学史)です。
そして英語での勉強法を活かして語彙・漢字・文学史は英単語・熟語と同じやり方で、読解は英文法・英文解釈と同じやり方で勉強すればOK!
正しく読むためには何を意識しながら文章を読まなければいけないのかを覚えて、それに基づいた解答のプロセスを踏めるようにしましょう!
詳しくはこちらのブログから!
古文・漢文
古文で覚えなければいけないのは古文単語・古文文法・読解法、漢文で覚えなければいけないのは句形・語彙・読解法です。
これも現代文と同様、古文単語・古文文法や漢文の句形・語彙は英単語・熟語と同じやり方で、読解法は英文法・英文解釈と同じやり方で暗記していきましょう。
古文漢文はなまじなんとなくの感覚で読めてしまうからこそ、侮られがちな科目なのですが、システマチックに読めるようになると安定して点数をとれるようになります。
また、古典は現代語訳さえ出来てしまえば、あとは現代文と同じプロセスで解答までたどり着くことが出来るので、その2つの壁を乗り越えられるよう効率的にポイントを暗記していきましょう!
古典についてはこのブログで詳しく書いているのでぜひ参考にしてみてください!
数学
最後に数学です!
数学で覚えなければいけないのはなんと言っても公式でしょう!しかし、それだけでは不十分です。
数学で意識しなければいけないのは「解ける」→「分かる」→「思いつく」のプロセスです。
具体的には公式を使って解答を見よう見まねで作れるようになったら、その最初の手がかりの部分や途中式の流れを理解し、数値替えの問題が出ても自分一人で同じように手がかりを見つけ、解いていくことが出来るようにすることです。
つまり覚えた公式をどのような問題に対してどのように使っていくのかを正しく理解し、覚えることが必要になります。
あとは英単語・熟語と同じように、苦手な問題をあぶりだしながら、一人で即座に解けるようになるまで2周3周と繰り替えしやるのみです!
さらに詳しい解説はこちらから!
最後に
ここまで見てきた勉強法は効率的な暗記法であるだけでなく、論理的な思考を育むことにもつながります。
早速英数国を勉強しようという人も、主要三教科がかなり固まっていて、理科や社会に手を付けようという人もぜひこれらの勉強法をつかって、最短ルートで合格までたどり着きましょう!
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