こんにちは、武田塾逗子校です!
最近、寒くなってきましたね。
12月からは一気に気温が冷え込む予報です。
受験生は、今まで以上に体調管理に気を配り、志望校合格に向けてのラストスパートをかけましょう!
今回のトピックは、小論文対策について、です。
小論文は、一般試験だけでなく、推薦入試や総合型選抜入試の出題科目として、
近年の受験では、その採用が拡がって来ています。
しかし、
「そもそも小論文の対策って何をすればいいのか」
「いつから対策を始めればいいのか」
「どの参考書問題集を使えばいいのか」
そういった疑問がよく出てきます。
今日は、そう言ったことについて解説していこうと思います(^^)/
小論文の勉強法⓪ 小論文という科目とは何か?
まず、小論文という科目とは何か、考えてみましょう。
小論文は、大きく分けて2種類あります。
ここでは、かなり大きく分けていますので、もっと細かく分類化できると思います。
①課題作文型
短めのテーマが与えられ、それについて自分の意見を記述するタイプです。
推薦入試や、総合型選抜入試の事前課題で出されることが多いです。
例:東京農業大学 総合型選抜
②文章要約系
制限時間内で与えられた文章を読み、それについて要約や自分の意見を論述するタイプです。
一般選抜試験で実施される小論文は、ほぼこの形式のスタイルになっています。
要約の文字数は、200字~1000字まで様々です。
詳しくは、自分の受験する大学の過去問をチェックし、どのくらいの分量かを確認するようにしましょう。
意見の論述は、400字~1000字くらいがデフォルトです。
与えられた文章を読んで、その内容に即して解答の論述を進めていきます。
小論文の勉強法① 小論文を書く上で必要なスキル
小論文の特徴を紹介したところで、次は、必要なスキルについて話していきます。
主に3つあります。
①現代文のスキル
小論文は、現代文の一部だと考えてください。
先ほども紹介したように、意見論述型は実際に試験で与えられた文章を読んで解いていきます。
なので、現代文の読解の基本を押さえている必要があります。
また、要約問題も頻出なので、要約を普段の勉強から実践しておくことが重要です。
②書き方のスキル
小論文には、いくつかルールがあります。
学校の先生や塾の先生によって、細かい違いは出てくると思いますが、
大枠のルールが存在しています。
それは、得点を取るために必要なスキルです。
テキトーに書いても、点数にはなりません。
書き方を勉強したうえで、過去問演習等で、その書き方を何も見ないで実践できるようにしていきます。
③背景知識のスキル
各学部によって、出題されやすいテーマは決まっています。
それに応じて、背景知識をインプットする必要があります。
背景知識があるかないか、では、文章の書きやすさや内容の理解に大きな差が出ます。
小論文の勉強法② 具体的な対策について
では、具体的に、どういう対策をしていけばいいのか、紹介します。
①現代文
小論文を始める前にピッタリな参考書は、『現代文読解力の開発講座』です。
文章の読み方の鉄則を学べるだけでなく、10題ある問題にすべて要約問題が付いています。
この要約問題は、最初なかなか書くことが難しいですが、根気強く何度も書き直し練習を繰り返せば、だんだん書けるようになります。
注意事項は、「現代文に苦手意識のある人が最初に始める参考書問題集ではない」ということです。
現代文に苦手意識のある人は、
『ゼロから覚醒現代文』
『現代文のアクセス基本編』
などの現代文の初学者向けの問題集から始め、演習を挟んだ後接続するのがいいと思います。
②書き方
書き方の勉強については、2種類あります。
まず、独学で参考書問題集で進める場合、根岸大輔先生の『小論文 はじめの一歩』がオススメです。
初学者向けに、「小論文ってどういう科目なの?」という部分からていねいに解説してくれています。
これをスタートにして、実際、過去問に入ってみて、必要であれば戻る、というやり方をオススメします。
また、柳生好之先生のシリーズで現代文を勉強してきて慣れている人には、
『小論文のプラチナルール』
がオススメです。
重要な法則を体系的にまとめてくれています。
【小論文のプラチナルール】
続いて、対策の方法のもう一つは、塾や予備校で小論文対策講座を受講することです。
先生にマンツーマンで指導してもらうスタイルや、課題を提出して添削してもらうスタイルなど、今の時代、その方法は多岐に渡ります。
自分の合っているスタイルをチョイスし、取り組むといいと思います。
また、武田塾でも小論文対策講座を実施しています!
3-4人の小論文の専門家の先生に添削指導をしてもらい、書き方のスタイルを確立していきます。
添削指導は、赤ペンで添削を入れてくれ、動画で解説をしてくれるので、非常に分かりやすいです。
③背景知識
取り組む参考書は、『大学入試 小論文の完全ネタ本』シリーズです。
この参考書は、いくつかのトピックとそれに関するキーワードが収録されています。
また、600字程度の問題も収録されているので、実践的な演習もできます。
加えて、語彙力を強化することも必要です。
その場合は、『現代文キーワード読解』がオススメです。
特に、慶應義塾大学などの小論文などでは、「近代」などをテーマに扱う文章も出てきます。
近代をはじめ、各テーマで押さえるべき点などが収録されています。
ここに載っている内容を完璧にすれば、ほぼ全対応できるでしょう。
参考動画
いかがでしたでしょうか。
小論文は、適切な時期に始めれば、十分に対応できる科目です。
志望校を決めたら、いつから始めるのか明確にして、取り組むようにしましょう!
自学自習で京都大学に合格した森川が受験相談を担当します!
逗子校では、平日火曜日~土曜日の期間、毎日受験相談を実施しております。
私自身も、参考書問題集を使った自学自習で志望校に合格した経験を持っています。
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