こんにちは、武田塾逗子校です!
本日は、「2022年志願者数が多い私立大学」を紹介していきます!!!
そろそろ受験生は、第一志望校以外の併願校も考えていく時期になるかと思います。
併願校を決める際に、参考にしてください!
プロローグ 志願者数に関する基礎知識
先に、志願者数に関する基礎知識について紹介します!
受験に関わる数字についてです。
基本的なワードで、
「志願者数」
「受験者数」
「志願倍率」
「実質倍率」
というものがあります。
どれも似たような単語で、違いが分かりにくいと思うので、解説していきます。
志願者数と受験者数の違い
志願者数とは、「その大学の学部に出願した人数」のことを指します。
一方で、受験者数は、「実際に受験に来た人数」のことを意味しています。
ですので、志願者数と受験者数の数字は、異なることがあります。
別の大学の合格が決まるなどして、受験しに来ないケースがあるからです。
なので、「志願者数」>「受験者数」という結果になっていることが多いです。
志願倍率と実質倍率の違い
続いて、「志願倍率」と「実質倍率」についてです。
志願倍率とは、「志願者数を募集人数で割った数値」になります。
私立大学では、実際の競争倍率(=実質倍率)と大きく異なることになります。
なので、「見かけの倍率」とも呼ばれています。
各大学の募集人数は少なめに設定されているため、この志願倍率は非常に高く算出されることが多いです。
志願者に関する入試速報では、20倍とか出てるときもあって、やばって焦ります💦
一方で、「実質倍率」とは、「受験者数を合格者数で割った数値」です。
これが、競争倍率にあたります。
実質倍率は、志願倍率に比べて低くなります。
それは、私立大学などで、合格しても進学しないケースが多いためです。
【参考①】中央大学 入試結果
倍率は、(受験者数)÷(合格者数)ですので、これは「実質倍率」を指します。
【参考】 ※蛍雪時代 11月臨時増刊 引用
競争率=実質倍率のことを指します。
参考 どの数字を確認するようにすればいいの?
実際に併願校を決める際、注目するべきは「実質倍率」になります。
「志願倍率」ではないので、注意してください。
実質倍率の状況を見て、併願校をどこにするのか考えていきましょう!
2022年志願者数が多い私立大学 TOP10
それでは、志願者数の多い私立大学TOP10を紹介します!
大学名 | 2022年志願者数 | 2021年志願者数 | 増減 |
近畿大学 | 157,434 | 135,979 | 21,455 UP |
千葉工業大学 | 139,074 | 108,707 | 30,367 UP |
法政大学 | 108,280 | 90,948 | 17,332 UP |
明治大学 | 102,427 | 99,470 | 2,957 UP |
東洋大学 | 98,261 | 89,808 | 8,453 UP |
早稲田大学 | 93,843 | 91,659 | 2,184 UP |
日本大学 | 93,770 | 97,948 | 4,178 DOWN |
立命館大学 | 88,335 | 83,512 | 4,823 UP |
関西大学 | 79,174 | 79,510 | 336 DOWN |
中央大学 | 64,794 | 78,534 | 13,740 DOWN |
いくつかの大学について紹介していきます。
第1位は、関西にある近畿大学です。
マグロ大学、というキャッチコピーで数年前から有名になりましたね。
2022年度は、情報学部を増設したり、入試方式を増やしたりした結果、さらに志願者数を増やすことに繋がったようです。
今後も志願者数に関しては、日本の大学の中でTOPに君臨しそうです。
第2位は、千葉工業大学。
理系専門の大学ですが、確実に志願者数を伸ばしています。
その背景には、共通テスト利用方式の受験料の免除など、受験生にとって受けやすい入試方式を採用していることがあります。
ここ数年の志願者数増加で、入試難易度も上がってきていると言えます。
千葉工業大学同様、近年の志願者数増加で入試難易度に変化があるのが、第6位の東洋大学です。
東洋大学は、「日東駒専」という大学群でまとめられます。
近年は、4つの中で、一番入試難易度が上がっていると言われています。
第3位を飛ばしてしまいましたが、第3位は法政大学、MARCHのHにあたる大学です。
実は、2021年度、法政大学は志願者数を減らしていましたが、その反動で2022年度は増えた形になります。
また、英検などの外部英語検定試験の利用方式の入試を拡大したことも一因になっているようです。
その一方で、MARCHの中で志願者数を減らしてしまったのが、10位の中央大学です。
2023年に法学部のキャンパスを都心に移動することや、入試方式の拡大など、受験生にとって魅力的な施策を試みました。
ただ、受験料に関して、一般と共通テスト利用の同時併願時の受験料特例措置の廃止や、英語外部検定利用方式と共テ併用方式の受験料の増額などが影響したのか、志願者減に繋がっているようです。
参考にですが、MARCHの志願者数の2022年の順番は、
法政→明治→中央→立教→青山、になっています。
参考 志願者の増加率が高い大学 TOP10
参考に、志願者の増加率が高い大学TOP10を紹介します!
定員の増加や入試方式の拡充が、増加の原因に繋がっています。
大学名 | 2022年志願者数 | 2021年志願者数 | 増減 |
大阪経済法科大学 | 12,664 | 4,865 | 7,799 UP |
金沢医科大学 | 5,444 | 3,975 | 1,469 UP |
東北学院大学 | 13,010 | 9,891 | 3,119 UP |
跡見学園女子大学 | 2,854 | 2,188 | 666 UP |
森ノ宮医療大学 | 1,187 | 911 | 276 UP |
大和大学 | 12,152 | 9,386 | 2,766 UP |
東京造形大学 | 2,565 | 1,987 | 578 UP |
畿央大学 | 6,224 | 4,835 | 1,389 UP |
日本工業大学 | 4,163 | 3,246 | 917 UP |
千葉工業大学 | 139,074 | 108,707 | 30,367 UP |
皆さんの併願校選びの参考にしてください!
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