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【高校3年生】2学期から過去問を取り組むコツについて

こんにちは、逗子駅から徒歩4分、武田塾逗子校です!

今日から当校はお盆休みが明け、通常開校に戻りました。

開校時間から1時間もたたないうちに10名近く登校し勉強を始めていました。夏休み大詰めって感じがします!

 

ところで、夏休みは残り2週間ほどです。

秋に向けての話で、武田塾の高田先生がこんな話をしていました。

 

「地獄の秋」・・・と。

2学期に入ってから取り組む受験勉強について、確認しましょう。

 

〇未習範囲の授業(公立高校メイン)

〇志望校の過去問対策や過去問演習

〇併願校の決定、その問題の過去問演習

 

ということで、2学期の大半は「過去問演習」になります。

なので、2学期に入ってから現役生は想定している以上に忙しくなり大変です!

 

時間の作り方含め、今日は受験生の2学期について話してきたいと思います。

【目次】(必要な箇所だけ確認したい方は使ってください!)

〇秋に向けた夏休みの使い方、準備(インプット)

〇2学期の過ごし方~計画編~

〇2学期の過ごし方~参考書問題集編~

〇2学期の過ごし方~模試の復習編~

 

夏休みの間にやった範囲は完璧に仕上げることが超大事!

受験生のスケジュールは、夏休みまでがインプット、2学期以降がアウトプットという認識だと思います。

基本的にはこれに沿って勉強を進めるべきです。

なので、残り2週間、インプットの最後の大詰めをしましょう!

 

英語なら単語や熟語、国語は漢字、古文単語、古典文法、数学なら基本公式や基本的な問題の解き方など

主要科目は自分が足りていないと思う部分を重点的にやってください。

 

特に、理科社会は遅れている受験生が多いと思います。

全範囲網羅できそうであれば挑戦してほしいです。

ただ、進み具合から考えて全範囲を網羅するのが難しい場合は、範囲や単元を決めてそこまでを仕上げるようにしましょう。

 

1年間の大まかなスケジュールを確認しましょう。

 

英語は日大レベルまで仕上げることを目標に!2週間あるからもっと勉強すれば手が届く範囲!

夏の終わりまでに、最低でも1科目は日大レベルまで仕上がっていることが望ましいです。

特に、優先するべき科目は英語です。特に、文系の受験生。

自分が今どこまで進んでいるかを正しく認識し、2週間で仕上げるつもりで計画を立てましょう。

 

1科目仕上げることができた→他の科目もどのように取り組めばいいかわかる

1科目仕上げることができれば、他の科目も同じように取り組めばいい、というのが感覚的に分かるようになります。

嘘じゃないです、本当の話です。

優先順位を決めて、他の科目も日大レベルの完成を目指しましょう。

 

夏休み期間にインプットを徹底!2週間あるからまだ諦めるな!

学校が始まると、8時に登校、15時~16時に下校し、塾・予備校に到着するのがだいたい17時くらいになってしまう。

その結果、1日に勉強できる時間が4時間~長くても6時間くらい、です。

 

でも、今の夏休み期間はどうでしょうか。

皆さんが頑張ったら、学校があるときの2倍以上の時間を確保することができます!

6時間の2倍は12時間、めちゃくちゃでかいですよ、これは。

 

勉強時間の確保の仕方は、下のブログから。

【夏休み】勉強時間を伸ばすためにできること、教えます!

 

2学期からの過去問演習 ~「地獄の秋」にならないように~

では、ここから2学期からの過去問演習について、本格的に話していこうと思います。

うまく進めるためのポイントをいくつか紹介します。

 

①いつから過去問演習を始めるのか、また1週間に何年分解くのかを計画する

まずは、計画を立てることから。

「いつから始めるのか」「1週間で何年分解くのか」を決めましょう。

 

とはいえ、他にも決めたほうがいいこともたくさんあるかもしれません。

ですが、細かく決めすぎるのは失敗する原因になる、ということを覚えておいてほしいです。

これまできっちり計画を立てて勉強に取り組んできたタイプの人なら、もっと細かい指標を取り入れていいと思いますが、そうでない人は、上記の2点だけ決めましょう。

 

【補足①】1週間でMax何年分解ける?

私立大学志望者は、毎日やったとして、だいたい7年分がMaxだと思います。

国公立志望で共通テストをやる場合や記述の過去問をやる場合は、だいたいその半分くらいだと思います。

 

とはいえ、この量をやるのはかなり骨が折れると思います。

メンタル含め、続いてもだいたい2週間くらいが限度だと思います。

 

【補足②】1週間でどのくらいやるのが目安?

1週間で1~2年分くらいが目安です。

9月から始めたら、4カ月で12年分~24年分くらいできる計算です。

 

【補足③】過去問を始めるタイミングの基準は?

理想は全科目日大レベル突破してから、それが難しい場合は、1科目でも日大レベルを突破したら、と考えましょう。

志望校にもよりますが、日大以上を志望校とする場合、日大レベルが突破できていない状態で過去問を始めてもうまくいかないケースが多いです。

 

②秋以降始める参考書問題集は必要最低限に絞る

次に、秋以降に取り組む参考書問題集は必要最低限に絞ることがポイントです。

集団授業予備校や映像授業予備校に通っている人の場合、授業の時間で圧迫されないように講座選択をしましょう。

 

というのも、高校3年生の2学期で、できる限り避けたい状況は、「消化不良の状態」です。

勉強した内容の復習が追い付かず、身に着けることができていない状態です。

 

これは、成績が伸びにくくなる原因になるのと、精神的ストレスの元になります。

 

これは主に、志望校レベルの参考書問題集の追加のし過ぎや、講座の取りすぎが原因で起こります。

注意しましょう。

 

【補足①】追加で問題集をやるなら、その優先順位は?

基本的に演習系・アウトプット系問題集です。ただし、日大レベルがまだ仕上がっていない人はそちらを優先しましょう。

 

なお、2学期から1ランク上のインプット用参考書問題集に手を付ける人がいますが、はっきり言って時間の無駄です。

それをやるなら、今までの復習や志望校の過去問に時間を回した方が絶対にいいです。

 

【補足②】追加問題集を選ぶ基準は?

志望校の過去問をやってみて、「これ足りないな」と思ったことを補足できるようなものを選びましょう。

 

大学受験は、受験に登場する問題を全部できるようになる必要はありません。

超難問が解けなくても合格できるシステムになっていますし、むしろ、自分の取れる問題を取れるようにすることの方が重要です。

 

合格最低点から考え、自分ができるようにならなければいけないレベルを想定できると思います。

そこから足りないものを考えていきましょう。

 

③受験した模試の復習について、時間がないなら主要科目だけ解き直す

もしかしたら、2学期の受験勉強で一番困るのはこの項目かもしれません。

模試の復習を全部やろうとして、時間が足りない、復習が追い付かない、といった感じです。

毎年、このことで悩む受験生は多いです。

 

まず、2学期になったら模試が1週間に1回くらいのペースで実施されることがあります。

特に、中高一貫の進学校はそのパターンです。

記述→マーク→記述→マーク・・・のループスケジュール。めっちゃ疲れますし、なかなか成長実感が持てず辛いです。

 

周りに追い付いていない場合、復習する科目を1~2科目に絞ったりして最低限の復習だけするのが最も効率が良いと思います。

 

【補足①】模試の復習しなくて本当に大丈夫なのか?

結論、復習できるならした方がいいです。

ただ、そのタイミングは今じゃないかもしれない、ということです。

秋に受験したマーク模試の復習を受験直前期にやる、という方法もとることができますし、むしろそっちの方が効果的だったりもします。直前にやったことの方が、本番に出たら覚えていそうですよね。

 

【補足②】マーク模試、記述模試の中で復習の優先順位をつけるならどうなる?

志望校によると思います。

 

まず国公立の場合。

東大や京大をはじめとする旧帝大は冠模試があります。そちらの復習が最優先です。

次に、横浜国立大学などの共通テスト重視の国公立の場合、マーク試験の方が優先順位は高いです。

最後に、いずれにも当てはまらない場合、マーク模試の中でも2次試験で使用する科目が最優先になります。

ある程度、マーク試験のレベルが完成しているなら記述模試の復習を優先していいと思います。

 

次に、私立試験の場合。

私立試験の場合、多くはマークセンス試験です。

なので、基本マーク模試の復習が優先されると思います。

ただ、共通テストと私立大学の試験問題は、近年、かなり異なります。そういった事情を踏まえると、模試の復習よりも過去問の演習を優先したほうがいいかもしれません。

 

2学期の想定をすることが最重要

今のうちに、以上のような2学期の細かいスケジュールを想定しておきましょう。

これ以外にも、共通テストの申込準備や、併願校の決定、推薦入試を受験する場合はその対策、といったように2学期にやることは皆さんが思っている以上に多いです。

 

自分がやらなければいけないことを今のうちに把握しておきましょう。

そうすることで志望校合格の可能性を1%でも高くすることに繋がります!

 

 

自学自習で京都大学に合格した森川が受験相談を担当します!



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私自身も、参考書問題集を使った自学自習で志望校に合格した経験を持っています。

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