こんにちは!
逗子駅から徒歩4分、武田塾逗子校です。
5月も最終週に入り、来週には6月に突入します。
受験生の皆さん、受験本番まであと半年迫って来てます!
つい3か月前に国公立大学の2次試験前期があったと思うと、時が経つのは早いですね・・・
受験生にとって大事になるものはたくさんあると思いますが、
今日は「模試」について紹介しようと思います!
実は、去年から武田塾でも独自模試を開始し始めました!
来月の頭に実施する予定なので、時節柄合っていると思うので、紹介していこうと思います。
模擬試験を受験する意義
特に、現役の高校3年生はこれから学校で模試を受験する回数が増えてくると思います。
「いつの間にか来週、模試やる予定になってた」そういったことありませんか?
模試は、ちゃんと意義や目的を持って受験しないと、自分にとって意味ないものになってしまいます。
時間の無駄遣いといっても過言ではないかと思います。
では、どうして模試を受験するのか、意義についてまず確認していきましょう。
①現状の把握
まずは、現状の把握です。
・志望校と自分の点数や偏差値はどのくらい離れているのか
・学校あるいは全国の中で自分はどのくらいの順位にいるのか
・今まで取り組んできた勉強の何ができていて何ができていないのか
特に、3つ目が重要です。ここに拘っている受験生は最終的に合格します。
逆に、周りとの順位ばかり気にしている受験生は、多くの場合失敗しているので注意しましょう。
②自己分析
現状を把握したら、次にやるべきことは「自己分析」です。
大学受験の模試において、「自己分析」のプロセスは非常に重要です。
・今まで自分が勉強してきた内容がどのくらい定着しているのか
・定着した範囲は何故定着できているのか、逆に定着していない範囲は何が足りないのか
・志望校に合格するために、今後どのような勉強を取り入れればいいのか/勉強習慣をどのように改善すればいいのか
といったように、模試を通して発見した情報をもとに自己分析を行うことが、模試において最も重要な目的だと思います。
以上2点が模試を受験する意義です。
いわゆる、PDCAサイクルの一環ですね。
注意点 模試の分析はなるべく早めに。
「記憶が新鮮なうちにやってほしいから」というのが一番の理由です。
各予備校が詳細な成績帳票を出してくれます。
しかし、東進が主催する模試以外は、返却までに時間がかかります。
東進は1週間、河合塾駿台は1カ月~2カ月かかります。
もちろん、成績帳票があるからこそ、他受験生との比較ができるため、分析の精度は上がると思います。
しかし、それまでの1カ月間、具体的な目的がある状態で勉強するのと、無い状態で勉強するの、どちらが有意義でしょうか。
早めにやりましょう、私は受験後3日以内と生徒に伝えています。
模試の復習は必要?それともいらない?
続いて、「模試の復習」について、お話しします。
模試の意義で話したことは「復習」とは違う工程です。
自分の実力によって模試を復習するべきかどうか変わる
模試の復習をするかどうかについて、皆さんの実力によって変わると思います。
武田塾的に言えば、「日大レベルまで完璧に終わっているかどうか」というのが基準になります。
特に、今の時期は自分が進めている勉強よりも難しい内容が模試で出題されます。
それをもう一度解き直そうとしても時間がかかったり解答を丸暗記してしまったりするので、あまり有効な手段ではありません。
直前期にもう一度解き直すように取っておく
とはいえ、受験した模試を解き直しせずにそのまま放置しているのも、モヤモヤする人もいると思います。
直前期にもう一度解き直すことをオススメします。
去年は特に共通テスト初年度ということで、過去の模試を解き直しすることがとても役に立つ勉強でした。
また、模試は「模擬試験」であり、各予備校が予想して問題を作成しています。
なので、実際に模試で出た問題とよく似た問題が出題されることがあります!
解き方含め、しっかり理解したうえで暗記することができれば、本番の得点アップにぐっと近づきます。
春に受験した模試の活用法について
以上の内容を踏まえて、春に受験した模試の活用法についてまとめていきたいと思います。
全体を通した結論で言えば、
「問題の解き直しといった復習は基本的にしなくていいので、現状の把握を徹底しよう」
です!
各科目ごとに検証してほしいことを書きますので、参考にしてみてください。
①英語は単語・熟語・文法が出来ていたか確認すること!構文まで勉強している人はそれも確認!
この時期、長文の勉強を本格的にスタートできる状態にある受験生はそう多くないと思います。
英語であれば、長文に出てきた「単語・熟語・文法」がすぐに分かったかどうか確認しましょう!
すぐに出てくる人はOKだと思います、逆にすぐに出てこなかったり、「見たことあるのに」という状態の人はしっかり基礎を見直しましょう。
構文の勉強をスタートしている受験生は、正しく構文が把握できたか確認しましょう。
②数学は公式がすぐに使えたかどうか、それが間違った覚え方になっていないか確認!
数学のスタートは「公式の暗記」からです。
どの分野が出題されているか分かると思うので、それに関する公式がすぐに使えたかどうか確認しましょう。
③現代文は漢字、古文は単語と文法、漢文は再読文字などの句形の暗記ができているかチェック!
国語は全般的に「暗記系統」の分野がどのくらい出来ていたのかをチェックしましょう。
実際に問題演習に入っているケースは少ないと思うので、「時間が足りない」というのが多くの受験生が持つ悩みだと思います。
その悩みは夏に演習をたくさん行えば自然と解決されます。なので安心してください。
ただし、先に述べた「暗記系統」が完璧になっていれば、という大前提があります。
たくさん演習しても伸びないという生徒の大半は、基礎の部分が何かしらできていないからそうした状況になります。
今のうちに出来ているところとそうでないところをチェックしましょう。
④理科社会は今の時期は気にしない
理科社会の科目は気にしないで大丈夫です。
ただ、東大京大、一橋東工大といった最上位の国公立大学を受験するつもりであれば気にしましょう。
参考 他塾主要模試について
詳細は各予備校のHPから確認しましょう。
ここでは今年度の代表的な模試(共通テスト形式/記述模試/超有名大学模試)のスケジュールを紹介しています。
(下図参照、注意事項をよく読んでください。)
コロナウイルス感染拡大の影響により、募集定員を絞ったり申込時期の締切を早めたりするケースが考えられます。
各大学HPを確認するとき、まず初めに「模試の申込開始時期」を必ず確認するように。
それをスケジュール帳等に残し、申込忘れが無いようにしましょう。
【注意事項】
※2021年4月21日に作成したスケジュールになります。最新情報は各予備校HPで確認してください。
※武田塾模試について、こちらは武田塾生のみが受験対象になります。一般の受験生の申込は受け付けておりません、ご了承ください。
※申込開始時期が公表されていたもののみ補足として申込開始時期を明記しています。詳細は各予備校HPまたは受験を考えている校舎に直接お問い合わせください。
※原則、東進模試は外部生の場合、現役生のみの受験となります。浪人生の場合、受験可能かどうかお近くの校舎に直接お問い合わせて頂くのが確実だと思いますので、そのようにご対応ください。
4月~8月末
9月~2022年1月
模試は大学受験において最大の武器!
以上が、「春に受験した模試の活用法」についての紹介でした!
受験勉強のお役に立てれば幸いです。
模試は大学受験において最大の武器になります。
模試を徹底的に分析し、そしてその後の勉強に活用できている受験生が、自分の希望をかなえています。
1日使って受験することもあり、体力、精神力共に奪われる大変なイベントですが、活用出来たら絶対に皆さんの力になると思います!
体調に気を付け、ぜひ頑張ってください!
自学自習で京都大学に合格した森川が受験相談を担当します!
逗子校では、平日火曜日~土曜日の期間、毎日受験相談を実施しております。
私自身も、参考書問題集を使った自学自習で志望校に合格した経験を持っています。
その経験、そして武田塾が持っている合格のためのノウハウを惜しまず無料受験相談にてお伝えしています。
・勉強する習慣がつかなくて困っている、家で集中が続かず勉強が続かない
・毎日勉強しているのに、思ったように成績が伸びない
・志望校をどのように決めればいいのか分からない
・志望校に合格するために、何から勉強すればいいかを相談したい
・定期試験での点数の取り方を知りたい
皆様のお悩みをご相談ください。
1回につき、約1時間~1時間半で実施しています。
「武田塾で頑張りたい」と思った方は、是非、志望校合格を目指して一緒に頑張りましょう!
【武田塾逗子校公式HP】
「武田塾逗子校 大学受験予備校・個別指導塾」からアクセスできます。
ブログなどで受験のお役立ち情報を日々更新しています!
【逗子校 合格実績】
「2021年度武田塾合格実績」
「2022年度武田塾合格実績」
「2023年度武田塾合格実績」
からご覧になることができます。
【武田塾逗子校 LINE公式アカウント】
無料受験相談の問い合わせも、どうぞ!
武田塾逗子校 公式LINEアカウント
【逗子校の実力の講師陣!】