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受験生はよく読んで!今の時期の正しい模試の使い方について

こんにちは、逗子駅から徒歩4分、武田塾逗子校です!

 

学校の休校解除から2週間経ちましたね。

逗子校の近隣高校は時差登校で学校を再開しています。

 

なかなかペースに慣れないと感じる人もいるかもしれませんが、こういう時こそ自学自習で成績を伸ばすチャンスです!

授業中心に勉強している人は、予習ももちろんですが、丁寧に復習する時間を設けましょう。

参考書・問題集で勉強を進めている人は、授業がない時間を使って先に進めたり不安な部分を復習することをお勧めします。

 

受験生は全員同じ状況です、なので今のこの時間をいかに使うかどうかが勝利の鍵になります!

コロナに負けず頑張りましょう!

 

さて、本題に移りますが、本日は「模試」について触れていきたいと思います。

 

6月7日、1週間程前の日曜日、武田塾模試を実施しました。

大学入学共通テストの内容を想定した、最新の形式の模試になります。

他予備校も同様の形式で実施していますが、皆さんは何回くらい受けましたか?

 

すでに複数回受けた人も、これから受けます!という人も、今回のブログの内容を見て、最大限模試を活用してほしいと思います!

 

今の時期の模試の活用の仕方

武田塾模試準拠の動画と思われるかもしれないですが、模試のことについて森田先生、中森先生が話してくれているので要チェックです。

 

こちらの動画で紹介されている模試の活用の方法をまとめると、

 

・模試は今の自分がどのくらいできているかを把握する

・自分の苦手な部分を発見する

 

以上2点です。

 

点数や偏差値よりも

「自分が何ができていて何ができていないか、そして志望校に合格するために何をできるようにしなければいけないか」

を考えることが大事です。

 

模試の復習の注意点

先週、逗子校で武田塾模試を実施しましたが、3日以内に復習するように生徒に伝えました。

復習というよりも、「自己分析」がメインですね。

「自分ができている部分できていない部分を知る」ということを大事にしたかったので、記憶が新しいうちに取り組ませました。

 

よくある模試の使い方のミスが、「模試に出てきた問題を解けるようにするために時間をかける」ということです。

解けなかったということは、その問題を解くのに必要な知識が足りていない可能性が非常に高いです。

なので、復習をしても「その問題の解き方」を暗記しただけになり、別の出題のされ方をしたら解けないということがよくあります。

 

どの受験生もよくある間違いなんですが、はっきり言って、この勉強はムダです!

同じ時間かければ単語500個くらい覚えれると思います、そっちの方が圧倒的に有意義です。やめましょう。

 

どんな模試があるの?

次に、模試の種類について確認していきましょう。

これから受験する模試の参考にしてください。

 

模試を作成しているのは、ベネッセをはじめとする教育機関、河合塾・駿台・東進などの予備校がメインです。

教科書内容のレベルから受験大学本番レベルの模試まで様々です。

すべてを紹介することは難しいので、一部ではありますが、それぞれの特徴に触れながら紹介していきたいと思います。

 

大区分 マーク型模試、記述型模試

マーク型模試

マークシートを用いて実施します。

問題はすべてマーク選択式の問題であり、難易度は大学入学共通テストレベルを基準に設定されていることが多いです。

国公立大学志望者から私立大学志望者まで幅広い層が受験します。

 

記述型模試

マーク型と違い、英語や国語であれば説明問題の記述、数学や理科では計算過程を記述し、その内容も採点されます。

答えだけあっていても正解にならないことがある、それが記述型模試の特徴です。

 

難易度はマーク型試験に比べると、難しめに設定される傾向にあります。

 

私立大学の受験は大半がマークのため、記述型を受けなくてもいいと考える人もいますが、そうではありません。

記述型試験は、言わば「思考のプロセス」が試されます。

自分自身が本当に理解して問題を解くことができているかどうか、実力を測ることができます。

 

記述型試験で点数が取れれば自信に思っていいと思いますし、逆に、記述問題ができなければまずいと考えて勉強したほうがいいと思います。

厳しい書き方ではありますが、実力をさらに伸ばしたい人は志望大学に関係なく記述型試験に積極的に挑戦しましょう。

 

①進研模試

ベネッセ主催の模試になります。受験生対象は、駿台と共催で実施しています。(ベネッセ・駿台マーク模試とかですね)

マーク、記述両方あります。

 

特徴は主に2点。

 

・高校1年生より受験可能で、その時の学習段階に応じて試験範囲が変わる

・高校単位で実施することが多いため、受験者数が非常に多い

 

従って、この模試は「これまで学校の授業で勉強してきた内容がどの程度定着しているか」ということに重きが置かれています。

かなり多くの層が受けるため、全体の順位や偏差値よりも志望大学ごとの順位を確認するほうがいいと思います。

注意点は、一般的な「受験レベル」よりは易しめにレベルが設定されていることです。

難関大学を目指す人は、他の模試も参考にする方がいいでしょう。

 

②全統模試、駿台模試

https://www.kawai-juku.ac.jp/trial-exam/zento/

https://www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/moshi/index.html?d=Touch

それぞれ河合塾、駿台主催の模試です。マーク型、記述型ともにあります。

今年はコロナウイルス感染拡大の影響により、実施予定だった模試を中止にしていることもあります。

HPから確認しましょう。

 

特徴については、

 

・学年毎に実施されている

・受験学年対象は、難易度が本番のレベルを想定されている

・受験者数も比較的多め

 

先ほど紹介した進研模試に比べると、難易度は高めです。

また、河合塾の模試も学校単位で実施されることが多いです。これは、昔から学校と河合塾の繋がりが大きいことが理由に挙げられます、ある意味伝統ですね。

 

③東進模試

https://www.toshin.com/exams/

マーク型、記述型ともにあります。

一番有名なのは、無料で受験することのできる「全国統一高校生テスト」だと思います。

 

東進模試の特徴は、

 

・出題範囲は学年に関係なく、大学受験全範囲から出題される

・模試の帳票の返却スピードが1週間で、段違いに早い

 

という2点です。

 

東進模試は、相対評価、絶対評価の両側面から判断するため、出題範囲を学年で分けません。

自分のペースで勉強している生徒さんには少しハードルが高く感じるかもしれませんが、範囲が変わらないからこそ、同じ模試を受け続けることで自分の成績を客観的に見つめ続けることができるというメリットがあります。

 

④その他大学レベル記述模試

東大模試、京大模試をはじめ、特に旧帝国大学レベル記述模試があります。

河合塾であれば「〇〇オープン」、駿台であれば「〇〇入試実戦模試」、東進であれば「〇〇大本番レベル記述模試」

各志望大学の受験生は必ず受けておくべき模試ですね。

実施有無は、各予備校HPから確認できますので、そちらもチェックしましょう。

 

これから受けるべき模試はどれ?

現段階において、自分の実力は関係ありません。

何故なら、受験までまだ後半年以上もあるからです。ここからの勉強で成績はいくらでも変わるからです。

 

では、どの模試を受けるべきなのでしょうか。

今年に限っては、「大学入学共通テスト」形式もの模試は今の時期に必ず受けるべきです。

理由は、

 

・従来のセンター試験と異なる形式で実施され、また問題内容も異なるため

・夏からメインに始める演習に向けての作戦を立てるため

 

です。

 

模試を受けるのは今後の戦略を立てるため!

模試は「今後の戦略を立てる」ための最強のツールです。

試験内容はもちろん、本番の試験に似た雰囲気で実施できるので、自分のクセを発見することもできます。

 

模試で結果が出れば自信につながり、勉強にやる気が出ます。

なので模試で成績を取ろうと躍起になる受験生もいますが、最終的に上手くいった人はそう多くありません。

 

大事なことは次にどうつなげるか。

受験は合格発表のその瞬間まで結果は分かりません。

 

志望校合格のために出来ることを貪欲に求め続けましょう!

 

最後にお知らせです!

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