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【武田塾逗子校】成績がぐんと伸びる!? 音読を勉強に取り入れよう!

こんにちは!

 

逗子駅から徒歩4分、武田塾逗子校です!

いよいよ5月、GWが明け学校もまた始まりました。

GWは皆さん、思ったように勉強できましたか?計画通りに勉強した人は素晴らしいです。

逆に、勉強をサボってしまった人は、注意です。特に、受験生はピンチだと思ってください。

ピンチ

 

「大げさじゃないですか~?」そんな声がどこからか聞こえてきます。

いやいや、GWに勉強できない状態で、受験の天王山である夏休み、乗り切れますか?

根拠のない自信は、時に受験において大事ではありますが、GW頑張れなくても大丈夫って考えているのは甘いと思うので、

もし、やばいなと思った人は今日から勉強頑張るようにしましょう(^^♪

 

今日は、「音読」を使った勉強について話をしていきます。

今まで頑張って受験勉強してきた人にも、そしてこれから一念発起して勉強頑張ろうと思う人にも役に立つ、参考になるような内容にしていこうと思うので、良ければ最後まで読んでください!

 

音読ってどんなイメージですか?

早速ですが、「音読」と聞くと、皆さんはどんな勉強を浮かべますか?

そうです、「英語」の勉強ですね。

学校の授業や、塾の先生から「英語ができるようになりたければ、音読をやろう!」的なことを言われたことがある人は多くいるのではないでしょうか。

 

もちろん、英語学習においても「音読」は非常に有効です。

ただ、僕が今日伝えたいのはそれだけではなく、「他教科においても音読は活用できるんだよ」ということです。

自分自身の受験での経験と、実際に音読を指導した経験、この2つの点から音読を使った勉強について紹介していければと思います。

 

英語における音読学習について

まずは、音読学習で最もメジャーな「英語における音読」について話します。

 

実は、昔は音読学習は絶対やらなければいけない、というものではありませんでした。

僕自身も英語の音読によって自分の受験に大きく役立ったということはそこまで多くないです。

 

それは、音読が自分の受験英語にそこまで重要な勉強ではないと判断し、取り入れていなかったためです。

僕の場合は、第一志望校が京都大学でした。

京都大学の英語を解けるようになりたい、というのが英語学習の中で一番大きなウェイトを占めていました。

 

京都大学の英語は、非常に複雑な構文の訳を書かせることが特徴的で、

音読によって得られるスピード/速く読むスキル

よりも

難しい構文を瞬時に見つけより日本語らしい訳出をするスキル

が必要でした。なので、音読学習は多く取り入れず、精読を極めるために問題集をやり込みました。

 

ですが、今は音読学習による英語の勉強はマストだと思います。

順を追って、理由を説明します。

 

共通テストのリーディング、私立大学の英語を解けるようになるためには音読が超重要!

音読学習によるメリットの一つに、「返り読みをせず真っすぐに読む癖をつける」というものがあります。

今の大学受験の英語において、真っすぐに読むというスキルは必要不可欠です。

 

例えば、共通テストのリーディング。

長文のみの出題で全体の語数は約5,500語。これは、旧センター試験に比べ、1,000語以上増加しています。

返り読みだけでは制限時間以内に解き切るのに相当苦戦します。

 

また、私立大学の英語は早慶Marchはじめ、関関同立においても長めの文章を読ませる傾向にあります。

私は併願校で同志社大学法学部を受験しましたが、英語の長文の量が制限時間に対して非常に多く、精読の勉強ばかりしていたため、制限時間内に解き切ることができませんでした。

 

英検やTOEICなどの4技能英語試験においても必要なスキル

音読によって、リスニングの能力も引き上げることができます。

真っすぐに読むスキルだけでなく、リスニングスキルは英検やTOEICなどの試験において重要なスキルです。

 

以上2点の理由から、英語における音読学習は、皆さんにとって必要なスキルの定着に直結すると言えます。

 

正しい英語の音読のやり方を身に着けよう!

音読にも様々なやり方があります。

 

どのやり方を採用するか、それについては

「今の自分の長文の実力」と「最終的に必要なレベル/自分が身に着けたいレベル」

をもとに考えて決めていきましょう。

 

例えば、一文読解の勉強を終え、今から長文の勉強を始めるという人がいきなりシャドーイングを始めるのは効果を半減します。

ハードルが高く挫折してしまうというケースもあります。

3つ紹介するので、自分に合ったやり方を選んでほしいです。

①まずCDで音声を聞き、その後音声を流さず自分のペースで音読する

これは長文の勉強に入ったばかりだったり英語に自信がない人向けの音読の仕方です。

 

間違った発音で練習するのはよくないので、必ず一度はCDで音声を聞くようにしましょう。

音声を聞いた後、自分のペースで音読をしましょう。ポイントははっきりと意味のかたまりごとに区切って読むことです。

音読用のスクリプトが「英語長文solution」や「ハイパートレーニング」シリーズで載っているのでオススメです。

英語長文参考書

②オーバーラッピング

英語の長文の意味を理解できるようになっていて、スピードをもっと上げていきたい人向けの音読方法です。

しっかりこなしていけば、共通テストレベルの文章はスラスラ読めるようになります!

ただし、長文の意味が分かっていない状態でオーバーラッピングの音読をすると効果が半減するので注意です!

 

CDの音声に被せるように音読をします。スクリプトは読んで構いません。

ゴールは音声のスピードと同じ速さで読めるようにすることです。

 

オススメの参考書は「速読英熟語」です。CDは別売りなので購入するときは注意しましょう。

速読英熟語

③シャドーイング

音声を聞きながら、英語のスクリプトを見ずに音読するやり方です。

先ほど紹介したオーバーラッピングとよく混ざってしまいますが、スクリプトが有るか無いかという違いがあります。

英検準1級レベルや早慶レベルの文章をスラスラ読めるようになるために取り入れていきたい音読法です。

 

まとめと注意点

①→②→③の段階で音読のやり方を変えていくことが大切です。

また、音読をするときの文章の長さは300~500語くらいが適切だと思います。

 

音読は同じ文章を何度も繰り返すことによって効果を上げます。

1,000語以上の長文では読むことに精一杯になってしまい本来の音読の効果を得にくくなります。

志望校の英語の長文が1,000語以上の場合は取り入れてもいいと思います!

 

他の科目の音読学習

では、他教科での音読学習について説明します。

僕も中森先生同様、他教科での音読を推奨します。

 

それは「黙読だと読み飛ばしが起こるから」です。

私自身も経験がありますし、実際教える立場になったときも感じています。

 

読んだつもりになっている読み方していませんか?

数学の問題文や現代文・古文の文章など、内容を理解するためには一言一句きちんと目を通すことが不可欠です。

普段から黙読で取り組んでいると、いつの間にか読み飛ばしてしまって何を言っているか分からなくなった、そういった経験はありませんか?

 

これは皆さんが悪いのではありません。

人間は、行間を通して文章を読んでしまう習性があります。次はこういう内容が来るんだろうな、とある程度頭の中で予測が行われ、文章を読んでいきます。

これが最初から正しく完璧にできていれば音読する必要はないですが、なかなかそうはいかないと思います。

 

重要なのは内容理解

読み飛ばしによって起こってしまう「内容の理解の間違い」を防ぐことが音読の目的です。

「内容の理解の間違い」は結果的に、勘違いを引き起こします。

勘違いしている状態で問題を解いてしまうと、正しい答えにはたどり着かなくなってしまいます。

 

音読学習のやり方

ポイントは「主語と述部」を意識することです。

内容を正しく理解することが目的なので、最初はゆっくり声に出して読んでみてください。

その中で、主語は何なのか、述部は何なのか、ということを意識して読んでみることが大切です。

 

声に出せないときはどうするの?

自習室で勉強しているときや試験中は声に出すことができないと思います。

そういう時は、心の中で問題文を読み上げましょう。

目で追っているだけだと読み飛ばす可能性が大きくなります。

 

音読学習によって成績を伸ばそう!

以上が音読学習の紹介でした!

勉強のひと手間になりますが、成績を伸ばすためには重要な作業です。

また、内容を正しく理解する、スピードを上げるということにつながるので、大学受験だけでなく将来社会で働くときに必要なコミュニケーションスキルの向上にもつながると、私は考えています。

 

是非参考にしてみてほしいです!

長くなりましたが、本日のブログは以上です!

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