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野球×受験勉強 カインダー ガーテンの涙 最終章

こんにちは!大学受験予備校の武田塾中山校です!

 

いよいよこのシリーズも最終章を迎えました。

今まで 受験 に関わる茶番な出来事を書き連ねてきましたが、ようやく大学一般受験の話です。

この章の最後にメッセージを書いてこのシリーズを終了したいと思います。

では、スタートしていきましょう。

これまでの話は下記から。

野球×受験勉強 酸いも甘いも黄身も白身も 第1章

 

野球×受験勉強 僕は教科書になる 第2章

 

野球×受験勉強 あの日あの時あの坂走らなければ 第3章

 

野球×受験勉強 ラストワンプレーってわかる? 第4章

 

野球×受験勉強 ヘカトンケイルの門番 第5章

 

野球×受験勉強 miwaのLiveと恐怖のサウンドトレイン 第6章

 

野球×受験勉強 ウィンブルドンに憧れる 第7章

 

ソフィアいざ勝負 遅延を怖がり2時間前に門へ

2月。勝負の2週間が始まろうとしていました。

これから怒涛の試験ラッシュかと思い、暗くなる心と早く終わらせて遊びたいという心などが入れ交じり、自分の感情をコントロールするのがとても難しかったのを今でも覚えています。

2月4日がやってきました。僕は最初の受験校として上智を選択しました。

img_logomark

第一志望 の 大学 でしたので、他の受験校で雰囲気をつかむというのが主流だと思いますし、それが正しいとは思うのですが、僕はあえて 上智 を最初に受けました。

理由は両親の負担を減らすためです。

もちろんそれにリスクがあることは重々承知です。

どこも合格できなくて、もう一年勉強するほうがより負担は大きくなるでしょう。

ただ、僕は絶対合格できるという自信がありました。

なぜならその自信がつくほど勉強したという自負があるからです。

 

第2章で僕は教科書になるという内容を書かせていただきました。

教科書をすべて覚えたのだから周りの人に負けるわけがないと。

それに見合った演習もして、問題が解けないわけないと。

実際問題も解けていたので、あとは受けるだけだと思って怒涛の2週間に挑みました。

 

最初の上智大学。受ければ受かると思い込んでいた僕が怖かったのは寝坊と遅延です。

いつも家を出る1時間前に起きていたのですが、その日は恐怖で3時間前に起きました。

遅延も怖かったので、いつも通り準備して家を出ると、僕は四谷駅に試験の2時間前に着いてしまいました。

そりゃそうです。いつもより2時間余裕があるので。

周りを見渡してもカラスが鳴いているだけ。スタバも開いてません。

大学の門の前に塾の先生たちが旗を持って準備する前に受験生が一人到着してしまったのです。

これには警備員さんもびっくり「早いね( ゚Д゚) 一番乗りだよ」

とりあえず、教室に向かい、誰もいない教室で米津玄師のflower wallを聞きながら英単語帳を見ていました。

https://youtu.be/Y4_vXzyOJHE

今でもその曲が流れるとあのぼっちの光景が浮かびます。

 

ぞくぞくと受験生たちが入室してきて、テストの30分前僕はあることに気づきます。

時計を忘れた。

教室にも時計は設置されていなかったので僕はテンパりました。

廊下の係りの人に聞くと、セブンイレブンが校内にあるよと教えてくれて、ダッシュで向かいたい気持ちでしたが恥ずかしかったので、余裕の顔つきの早歩きで買いに行きました。

受験において時計はマストです。どの問題にどれほどの時間がかけられるかが計算できないとうまく問題を解けないからです。

 

ホントに上智様様でした。これで試験を受けられると思いましたが、一度狂ったメンタルは焦りへと変わり、英語は5割を切りました。

いつもと違うことをするとこういうミスが起こります。いわゆる滑り止めを受ける必要性はここにあるのかなと思いました。

みなさんはこういう失敗話を参考にして、無事本番を迎えてほしいと思います。

 

渋谷で迷子 センター街に青学はありますか?

2月14日。僕は青山学院大学を受験しに渋谷に向かいました。

さすがに受験疲れがでてきていたのか、到着時間もギリギリで、気持ちも抜けかけていました。

僕は渋谷に行くのは人生3回目で、タワーレコードや109には行ったことはありました。

ただ、青学のオープンキャンパス等に一度も参加したことがなく、キャンパスの場所を知りませんでした。

僕はスクランブル交差点を渡ればたどり着くだろうと感覚で歩いていくとたどり着いたのはセンター街。

300px-Shibuya_Center_Streets_2012

道行く人に尋ねると正反対であることが発覚。試験開始直前でした。

さすがに恥ずかしいとかいう感情は湧き出るはずもなく、ひたすらに坂を駆け上り、青学に到着。

教室に入ったのは僕が最後でした。

試験官「はじめ」

一斉にページをめくる音が聞こえ始めました。

僕が到着したのは開始のわずか1分だったみたいです。

受験番号などマークする紙を埋める暇もなく、英語が始まってしまいました。

時計も準備できていなかったし、コートは着たまま。最悪の状態での受験だったのを覚えています。

 

受験の中頃になると、一校一校に対するモチベーションが下がってきます。

するとこういう風に事前に場所を確認してなかったり、忘れ物をするなどのミスが出てきてしまいます。

慣れって本当に怖いものです。強く意識をもたないと、怠けてしまいたくなります。

それを自分自身でコントロールすることも自己管理の一つだと思ってください。

 

上智大学受験では時計を忘れ、青山学院大学受験では迷子。結末は?

最終章の最終話に入っていきたいと思います。

 

教員室で爆笑 嘘でしょと言われる受験結果

2月20日。早稲田大学の政治経済学部を受験し、僕の受験生活は終了しました。

もうその日はるんるんで山手線に乗り込んだ記憶があります。

明日から勉強しなくていいんだ!そう思えただけで何よりもうれしかったです。

しっかり悔いのないように勉強したからこそ味わえた達成感だったのかもしれません。

「何して遊ぼうかな」「スノボ楽しみだな」「大学で野球するために体作らなきゃ」とかいろいろ考えて、次の日は高校におじゃまして受験報告もかねて練習しようと考えました。

その時に僕は第一志望の上智大学に合格をいただいて、野球用のリュックも買い、準備は整っていました。

第一志望に受かったときは本当にうれしかったですし、努力が報われたなって心から思いました。

これで大学でも野球が続けられると。

当時上智大学の野球部は東都リーグで4部にいたので、俺が投げて3部にあげてやる!とかそういうことばっかり考えていました。

 

2月21日。昼に起きた僕に友人から衝撃の連絡が来ました。

「慶應合格した!」

ん?

僕は慶應の法学部を受験することを先生に勧められたことを前章で書きました。

その友人と受けに行って、帰りに話していたところ、彼よりも僕の方が気持ち点数が低いくらいだったのです。

ちょっとゾワゾワってして、なんか発表を見たくない気持ちもありました。

でもどの大学に受かろうとも上智に行くことは決めていたので、結果を見ると、、、

慶應 に合格していました。

 

一応勧めてくれた先生に合格の報告をすると、

「うそでしょ?受験番号間違えてるかもしれないからもう一度見てから連絡をください」

と返事がきました。

何回見ても受かってるので、ケータイがおかしくなってるのかなと思ったほどです。

 

その後高校に向かい、教員室を開けると僕に国語を教えてくれていた先生がいらっしゃいました。

「報告に来ました。」

「上智どうだった?」

「受かりました」

「よかったね!おめでとう」

「あざす。ただ、、、慶應も受かってたんですよ」

このやり取りの後、そんなつまらない冗談を言うなみたいな顔でこちらを見つめ、爆笑されました。

「うそでしょ!」

先生たちは僕が受かるなんて思ってなかったんでしょうね。みんなうそでしょって言う。

ただ、そのやりとりは教員室にいる先生たちに聞こえていて、すごく喜んでくださいました。

天狗になっちゃいそうでした。

その日一日はフワフワした気持ちで、考えてもいなかった慶應義塾の文字に怖さすら感じました。

 

先生たちは慶應けって上智に行くと言っている僕に猛反対。

「野球は慶應でも出来るよ。」

やっぱり大人の人たちって社会を知ってるし、自分たち高校生にはわからないこともたくさん知っています。

あのとき、上智に行っていたらまた違った人生だっただろうなとは何回も考えますが、今はこの判断でよかったと思えているので先生たちに感謝しています。

 

~時は流れ、4月~

僕は慶應義塾大学法学部に入学することに決まり、最初の英語の授業。

周りは育ちも頭もよさそうな人たちばかりだ。

"kindergarten"

先生「はい、〇〇君、一文を読んでください」

「 カインダー 、、、」

僕は一番下からのスタートになりそうだ。と再認識した春でした。

 

以上で野球×受験勉強のブログを完結したいと思います。

この後に一番大事なことを書くのでそこまで読んでください。

 

受験 に茶番は必要ない

僕は今まで様々なふざけた話をしてきました。

いろんなスポーツをしたり、いろんな遊びをしたり。

あー、この書いてる人はたいして勉強しないで受かっちゃたんだな。って思う人がいると思います。

ただ、それだけは否定させてください。

このブログを読んでそういう風に考えてほしくはないのです。

受験を暗いものととらえてほしくないだけです。

 

ただ、ひとつ言えることは勉強しないで受かる人は一人もいません。

あの人は私と違うんだ。って思ったらそれまでです。

僕は冒頭で受験に絶対に成功する自信があったと書きました。

けど不安は不安でしたよ。受かるまでは。

なんの不安もないなんて言うのは簡単です。周りを見渡してください。みんな不安そうな顔してるよ。

じゃなくて、周りにいる人すべてが悩んでたら、ちっぽけなものじゃないですか自分の悩みなんて。

不安がないって言っている人は

強がっているだけ、もしくは考えないようにしているだけ。

何も考えていないのなら考えて悩んでるあなたの方が成長できますよ。

あなただけじゃないんです、みんな受かるか不安なんです。

それだけは覚えておいてください。

 

受験は毎日勉強して、想像を絶するくらい大変なものです。

途中で嫌になる人も多く存在するでしょう。

ただ、僕は生徒にこう言っています。「勉強は嫌いになったら終わりだよ」って

人には人のペースがあります。

「受かってる人は一日に〇時間も勉強してるんだって!」

「あの人は〇時間しかしてないらしいよ」

そんなものに正解なんてありません。

やる気のない時はコツコツ自分のペースでやりましょ。無理しないで。

逆転合格 に向かって。

 

いつでも相談にのります。困ったら校舎まで連絡してきてください。

 


 

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