武蔵溝ノ口駅・溝の口駅より徒歩3分
大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 溝ノ口校」です。
今回は東京都立大学 システムデザイン学部の傾向と対策を紹介していきます!
東京都立大学のシステムデザイン学部の入試傾向と対策
東京都立大学のシステムデザイン学部の学科
都立大のシステムデザイン学科には、以下の学科があります。
- 情報科学科
- 電子情報システム工学科
- 情報システムコース
- 電気通信システムコース
- 機械システム工学科
- 知能機械コース
- 生体機械コース
- 航空宇宙システム工学科
- インダストリアルアート学科
システムデザイン学科と言われるとピンと来ないかもしれませんが、普通の大学の理工学部、工学部のような学科が並んでいますね。
それでは1つずつ簡単に見ていきましょう!
情報科学科
情報科学科では、変化の激しい時代に柔軟に適応し、高度な情報技術に熟達した、国際的に活躍できるソフトウェアエンジニアを育成することをめざしています。
電子情報システム工学科
電子情報システム学科では、「情報ネットワークシステム領域」、「通信システム領域」、「エネルギー情報システム領域」の3つを教育・研究体系の主要な柱と考え、情報システムコースでは情報ネットワークシステム領域と通信システム領域を中心とした学びの体系を、また、電気通信システムコースでは通信システム領域とエネルギー情報システム領域を中心とした学びの体系を提供します。
機械システム工学科
システムの開発には、システム工学、制御工学、ロボット工学、設計工学、生体工学、マイクロ・ナノテクノロジなどの学問領域を主体とする広範な知識と教養を有するとともに、それらを横断的な視点から活用できる人材が不可欠となってきています。
この学科では上記の学問領域の基礎を教育することにより、求められる理想社会を構築する機械システムを創り出すことのできる創造性豊かな人材を育成します。
航空宇宙システム工学科
航空宇宙システム工学は、航空機・ロケット・人工衛星といった航空宇宙システムを創造し、それらを高度12,000m以上の上空や宇宙空間のような極限環境でも高い信頼性で性能良く機能するよう設計・製造し、そしてより広く人類社会で利活用することを探求する先進的な総合工学です。
宇宙航空研究開発機構、情報通信研究機構、海上・港湾・航空技術研究所と連携し、学外研究者による講義を開講するとともに、希望する学生はこれらの研究所で研究指導を受けることができます。
インダストリアルアート学科
インダストリアルアート学科では、プロダクトやメディアといった人に訴えかけるアート・デザインの学修に加えて、人の行動や意識をデザインに生かす人間工学を重視します。
あわせて、デザイン資源を生活や社会・産業などに活かすためのリサーチ・企画・プロデュース・編集方法を、ワークショップなどのプログラムを通して体験的に学び、感じる心、成し遂げる技術を育みます。
東京都立大学のシステムデザイン学部の入試科目・配点
各学科における前期入試の科目と配点は以下のようになっています。
【情報科学科】
◆共通テスト
5教科6科目(400点満点)
国語、数学ⅠAⅡB、英語、理科1、社会1
◆2次試験
3教科(600点満点)
数学ⅠAⅡBⅢ、英語、理科1
【電子情報システム工学科】
◆共通テスト
5教科7科目(450点満点)
国語、数学ⅠAⅡB、英語、理科2、社会1
◆2次試験
3教科(750点満点)
数学ⅠAⅡBⅢ、英語、理科
【機械システム工学科】
◆共通テスト
5教科7科目(450点満点)
国語、数学ⅠAⅡB、英語、理科2、社会1
◆2次試験
3教科(600点満点)
数学ⅠAⅡBⅢ、英語、理科
【航空宇宙システム工学科】
◆共通テスト
5教科7科目(450点満点)
国語、数学ⅠAⅡB、英語、理科2、社会1
◆2次試験
3教科(600点満点)
数学ⅠAⅡBⅢ、英語、理科
【インダストリアルアート学科】
◆共通テスト
4教科5科目(400点満点)
国語、数学ⅠAⅡB、英語、理科1
◆2次試験
2教科1実技(600点満点)
数学ⅠAⅡBⅢ、英語、実技
インダストリアルアート学科のみ理科ではなく実技があるのが特徴です。
どの学科も二次試験の3科目の配点は同じなので、まんべんなく勉強することが大事ですね。
東京都立大学のシステムデザイン学部の偏差値
【前期】
学科 | センターボーダー | 偏差値 |
情報学科 | 79% | 55.0 |
電子システム情報工学科 | 77% | 57.5 |
機械システム工学科 | 74% | 55.5 |
航空宇宙システム工学科 | 79% | 60.0 |
インダストリアルアート学科 | 77% | 57.5 |
【後期】
学科 | センターボーダー | 偏差値 |
情報学科 | 81% | 57.5 |
電子システム情報工学科 | 79% | 60.0 |
機械システム工学科 | 80% | 60.0 |
航空宇宙システム工学科 | 82% | 60.0 |
インダストリアルアート学科 | 82% | 55.5 |
航空宇宙システム工が一番偏差値が高いですね。
やはり"宇宙"だからでしょうか。
東京都立大学のシステムデザイン学部の倍率
学科 | 前期倍率 | 後期倍率 |
情報学科 | 8.6 | 10.7 |
電子システム情報工学科 | 6.8 | 5.1 |
機械システム工学科 | 4.0 | 13.5 |
航空宇宙システム工学科 | 4.5 | 9.4 |
インダストリアルアート学科 | 5.3 | 13.8 |
基本的に倍率は変動するものなのであくまで目安です。
都立大に限らず情報系の学部はやはり人気が高いですね!
東京都立大学の理学部の対策
英語の対策
試験時間は75分でセンター試験より少し短いです。
文章量はセンター試験より少ないため、センター試験よりは時間に余裕があるが、記述もしなくてはいけないので、そこは注意してほしいです。
長文の文章は易しいものではないので、しっかりとした日々の学習が重要となってきます。
まず単語・熟語はしっかりと覚えきっていなければならない。
シス単やターゲットなどが適当。
それに加えて長文を読む練習がとても大切になってきます。
東京都立大学(旧首都大学東京)の英語長文は語数が多くて、大問一つしか出題されていないため、一度文章の内容が分からなくなると、それ以降の理解に苦しむことになるはずです。
そのためしっかりと文章をおって理解して、意味不明になる状況を避けなくてはいけません。
英語の文章を毎日コツコツよんで問題を解くことが読解力をあげる一番の対策になります。
数学の対策
積分・複素数・図形の問題がよく出ているようです。
どの問題も小問に分かれていて、順番に誘導にのっていければのより解きやすくなると思います。
難易度で言うと国公立大学の平均ぐらいです。
問題はとても良問で、問題集に載っているような問題が多いです。
そのため日ごろからしっかり問題集を解いて、理解できている人が高得点を取れると思います。
化学の対策
問題で扱われる題材は重要問題集などをやっていれば、一度は見たことのあるモノが多いです。
また必要とされる知識も基本とされる知識があれば特に問題ないです。
そのためまずはしっかりと暗記をすることが大事です。
その次に問題演習をしていって問題に慣れていきましょう。
単に計算して答えを出すだけでなく、グラフを書かせるなどしっかりと問題を理解して、知識を持っていないと解けないような問題もあるので侮れないです。
物理の対策
試験時間に対して問題量がやや多めな印象があるため、物理が得意な受験者が解いてちょうど位の時間だと思います。
基本的には問題集でよく見るような題材が扱われているが、たまに理解しづらいものもある。
最低でも「良問の風」ぐらいの難易度はなんなく解けることが望ましいです。
それに加えて名門の森が解ける実力があればピッタリです。
物理が苦手な人は、分かる範囲でしっかり点を稼ぐことを意識してください。
最後に・・・
個人的な意見ですが首都大東京という名前の響きは良かったと思います。
4月から東京都立大学に戻ったので、名前を間違えないように注意したいと思います。
↓↓理系関連記事↓↓
【理系】国立理系特化型大学の特徴を紹介!東工大、電通、農工大など
【国立理系】3教科以内で受験できる理系の国公立大学を紹介します!
【理系】理系は大学院に進学するべき?学費・メリット・院進率を紹介
【理系】理系は就職が強い?理学部と工学部の就職ってどうなの?
■無料受験相談 受付中■
志望校の話、文理選択、科目選択、勉強方法などなど
入塾の意思を問わず、どんな悩みや相談にも無料でお応えします!!
「何から始めればいいかわからない」
「勉強の仕方がわからない」
「全然成績が上がらない」
という方は、ぜひ受験相談にお越しください!
■武田塾 溝ノ口校Twitter■
【公式】武田塾 溝ノ口校です!
— 武田塾 溝ノ口校 (@tkd_mizonokuchi) September 11, 2020
受験生に役立つツイート・ブログを発信していきます!
ちなみに溝ノ口校では、受験生に役立つブログを350記事以上書いてきました!
ぜひ覗いてみてください!
⇓ブログ記事一覧https://t.co/dO9ujt99Gn
■武田塾 溝ノ口校に関するブログ■
■LINE■
溝ノ口校には公式LINEがあります!
LINEから受験相談の申し込みや勉強相談も可能です。
⬇︎登録できます⬇︎
■武田塾 溝ノ口校■
神奈川県川崎市高津区溝口1-18-6
溝ノ口第7三信ビル 5階
TEL:044-822-5222