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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 溝ノ口校」です。
今回は、過去問演習への取り組み方・過去問の復習方法を経験をもとにお話しします。
【講師紹介⑪】早慶上智8学部に現役合格した早稲田文学部講師!
過去問の取り組み方
こんにちは!
10月に入り、やっと秋らしさを感じられる季節になってきました。
受験本番の冬がどんどん近づいてきていますね!
受験生の皆さんは、センター試験や志望校の過去問を解く機会が増えてくる時期だと思います。
そこで今回は、過去問演習への取り組み方について書いていきます。
過去問の取り組み方
取り組み方①勉強記録をつける
まず大事なのが、解いた過去問の年度・大学・学部・自分の正答率を記録しておくことです。
スマートフォンのメモでもノートでもいいので、必ず書いておきましょう。
(スタプラなどのアプリを使っている人は勉強記録と共にメモしておくといいです。)
【勉強環境】Studyplusって使うべき?使い方や注意点を紹介
勉強記録をつけるメリットを紹介します。
メリット①実力を把握できる
年度ごとの合格ボーダーラインや正答率を調べれば、自分の実力がどのくらいなのか把握できます。
これが一番のメリットです。
過去問を解いていると
「いつもより得点が低かったと思って凹んでいたらその年度の問題は異常に正答率が低かった」
「得点が高くて喜んだけど合格最低点も高い年度だった」
ということがよく起こります。
大学によっては赤本などに、その年度の平均点・合格最低点などが載っているので自分の正答率と照らし合わせましょう。
自分の実力を正しく把握できるし、結果によってそれ以降の勉強方針を考え直したりすることができます。
メリット➁達成感を得られる
志望校の過去問を年度順に潰していくと達成感を得られます。
受験勉強中、誰もが戦っているのがやる気の波だと思います。
些細なことでも自分の頑張ってきた道筋を可視化することは日々のやる気に繋がるのではないでしょうか!
気持ちの問題は人それぞれではありますが、「過去問を20年分30年分解いた」という事実が目に見えるかたちであれば、受験直前の不安が少しは軽減されていくと思います。
メリット➂同じ年度を解かないで済む
同じ年度を間違えて解いてしまうことがなくなります。
「いやいやいや、そんなことないでしょ」と思ったかもしれません。
ですが、受験期の後半になるとたまに、途中まで解いてから「あ!前に解いたことある」と気づく、ということが起こります。
同じ問題を何度も解くこと自体はいいですが、本番同様の過去問演習には不向きです。
記録しておけば、それをチェックして解いたことのない問題を選ぶことができます。
ここで私が実際に行っていた記録の見本を紹介します。
◆見本(大学・学部・年度・結果を記録)
実際に私はこんな感じで記録していました。
参考にしてみてください。
(必ずしも1日で全教科やらなくてもいいです)
取り組み方➁過去問の解き方
解き方1:本番と同じように時間を測る
選択問題の回答をするときは、番号を丸で囲むだけでなく問題の近くにしっかり番号を書く。
大事なのは、選択問題の番号を丸で囲って終わりにしないことです。
自分が選んだ番号をしっかり手で書くことでうっかりミスの可能性も減るし、なにより手を動かし続けることが重要だからです。
本番で緊張しすぎないよう、普段から解答の根拠や誤文の根拠などをメモしたり線を引くなどして、手を動かしながら解くように心がけておきましょう。
(人間は筋肉を動かした方が緊張が緩和されるみたいです!)
解いているときに自信がなかったり勘で選んだ問題には印をつけておくと、復習の時に気付けるのでおすすめです。
解き方2:間髪入れずに丸つけ
問題を解き終わったらすぐに丸つけをします。
一回休憩を挟みたいのをグッとこらえてください。
配点を見ながらパーセンテージを出しておきましょう。
配点が公開されていない場合もあるので、その場合は正答数/問題数でも大丈夫です。
過去問の復習方法
過去問演習は他の勉強と違って決められた時間内に集中力を出し切るので、とても疲れると思います。
だからといってそのあと、解きっぱなしで放置していませんか?
「とりあえず正答率だけ出したから、復習はまた明日でいいや」
「間違えた問題の正しい答えだけ気になるから確認しておこう」
こんな気持ちになっている人がいたら、要注意です。
過去問演習はきちんと復習まで含めて初めて意味があると言っても過言ではありません。
ということで、過去問を無駄にしないための解き方と復習の手順を紹介していきます。
過去問の復習方法
まずは間違えた問題を見て、なぜ間違えたかを考えましょう。
わからなければ解答解説を見て、原因を特定します。
原因がわかったら、次、同じ問題が出たときどうしたら間違えないかを考えます。
さらに、間違えた問題以外にも自信がないものは全て解答の根拠を確認しましょう。
<国語>
解答の根拠を探し出し、本文に印をつける。
また、選択肢にある誤文の根拠を全て探し、問題用紙にメモする。
<英語>
次同じ問題を間違えないために覚えるべき表現・単語・熟語の意味などを把握し、書き出す。
<世界史・日本史
>
全ての誤文の根拠を資料集などで確認しながら見つけ、問題用紙にメモする。
理解が曖昧だと感じた用語は全て用語集で調べて読む。
【過去問】過去問のやり直し・復習の方法!過去問を解くときの注意点
過去問Q&A
志望校の過去問は全て解くべきなのか、それ以外の学部はどうしようか、過去問を解いていく上で色々な疑問が湧いてくると思うので、それに答えていきます!
Q1.第一志望はどれくらい解けばいいの?
→正確な数字はないです。
基本的に第一志望は安定して合格最低点を超えるようになるまで解き続けていく感じなので、結果として解き尽くしてしまうことになると思います。
Q2.第一志望以外の過去問はどう選べばいいの?
→同じ難易度の大学で第一志望と似た名前の学部、滑り止めとして受けるワンランク下の大学で似た名前の学部の過去問を解きます。
これらも合格最低点は毎回超えるようになるまで解けるといいです。
【過去問】過去問は何冊用意すればよいの?第何志望の大学まで準備すればよいのか
Q3.センターの過去問は全て解くべき?
→センター試験を受ける人は、計画を立ててセンター試験前までに全て解くことを目標にしてください。
本試だけでなく追試もやるといいです。
以上が、過去問への取り組み方です!
最後に・・・
過去問は文字通り過去に出題された入試問題なので、数には限りがあります。
ひとつひとつの問題を無駄にしないで成長するためにも、明日からはぜひこのブログで読んだことを参考にして過去問と向き合っていきましょう!
これから寒くなるので体調管理第一で頑張りましょう!!
↓↓過去問に関するブログ↓↓
【過去問】過去問解いていますか?過去問を解く時期、注意点を紹介!
【過去問】赤本と青本の違いって何?メリットとデメリットを紹介!
【文系】早慶 文系 志望はいつから過去問を解き始める?何年分解くの?
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— 武田塾 溝ノ口校 (@tkd_mizonokuchi) September 11, 2020
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