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今回は、東工大生が教える「東工大 2019年 物理 難易度と目標点と時間配分」です。
【講師紹介②】東京工業大学に現役合格!東工大の入試傾向について解説します!
東工大 2019年 物理 難易度と目標点と時間配分
こんにちは、武田塾溝ノ口校講師のKです。
今回は先週に引き続き東工大物理2019の講評をしたいと思います。
東工大 2019年 物理 難易度と目標点と時間配分
問1
難関大で出題されるのは珍しい(あまり問題を難しくできないので)地球トンネルの問題です。
東工大にしてはかなり簡単な問題だと思います。
(d)までは超簡単。
万有引力と衝突の基本的な問題で、ここを落としたらまあ合格できないでしょう。
(e)(f)は超簡単とは言いませんが、単振動の振動中心と角振動数は初期条件に依らずに決まるということがわかっていれば、P,Qともに振動中心はOであり周期は衝突前と変わらないことがすぐにわかるので(f)は瞬殺できますし、衝突後の速度から振幅もすぐに出せるので(e)も瞬殺です。
わかっていればすぐに解けますがわかっていないと計算がめんどくさそうなので良い問題だと思います。
(g)は誰でもできますね。
(h)は難しそうですがこの手の問題を解いたことあれば簡単で、運動方程式を立てて振動中心からμ’を求め、静止条件からμの範囲を求めます。
問2
みんな大好きコンデンサーです。
Aは力学と絡んでいますがよくある問題でしょう。
(a)ではご丁寧に求め方まで教えてくれていますが極板間引力が(1/2)(εo)(E^2)Sなのは常識ですからすぐ解いてください。
(b)(c)はただの力のつり合い、(d)は二次関数を解くだけです。
(e)はFのグラフを読み取るだけで、そこから(f)はすぐわかります。
Aは一問も落としたくないですね。
Bは純粋に電磁気の回路の問題。
これも別段難しいことはなくエネルギー保存とキルヒホッフの式ですべて解けます。
ここも落としたくないですね。
問3
熱力学の基本的な問題。
これもすべての問題を状態方程式と熱力学第一法則で解けるので簡単です。
近似の問題がありますがそれなりに慣れているでしょうし近似式も与えられているので素直に従えばいいです。
マイヤーの関係を知らないといけない問題がありますがさすがに知っているでしょうし二原子分子の比熱比が7/5であることは知っていると思います。
ここも落とす要素はないですね。
最後に・・・
東工大物理は2016以降易化傾向にありますが、今年も昨年と同じか易化だと思います。
数学が超難化して差がつかなくなった以上物化で差をつけるしかないので、今年の物理は落とせませんね。
【講師ブログ】東工大 2019年 数学 難易度と目標点と時間配分!
【教科別】東工大現役合格生が教える「物理の見直しの仕方について」
【理系】東工大生が教える「物理で微積は必要ない?使うべき?」
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