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本記事は
【宅浪の現実①】１年間の宅浪を経て早稲田の人間科学部に合格した話
の続きとなっています！
まだ①をご覧になっていない方は、是非ご覧になってから本記事も読んでみて下さい！
それではどうぞ！
現役時の様子
1年生～3年生の夏休み前
部活はダラーっとした文化部に入っていたので、「部活に追われて勉強する時間が全然とれない...」ということはまったくありませんでした。かといって、勉強もしていませんでした。前回、早稲田を目指した理由でも書きましたが、成績は学年360人中200~250位くらいでした。悪めです。いかに楽に過ごすかで生きてました。そのため勿論、塾や予備校には行っていません。
しかし、大学にはとりあえず行きたいので、世間の流れに迎合して受験勉強を始めなければいけない時が来ます。それが夏休み、8月です。非常に遅い。勿論、それまでも学校は「受験だ！受験だ！」と囃し立ててきていますので、夏休み前にもちょろっとは勉強しています。ただ、受験勉強といえるレベルではなかったです。
夏前までは、Youtubeで「高学歴のメリット」や「大学生活の様子」「早慶のすごさ」「早慶に受かるための勉強法」などについての動画を見ることが多かったです。ちょっとした焦りです。振り返ると、これが結構よかったなと思っています。最初に輝かしいゴールのビジョンを想像できたことでやる気が湧き、良い受験勉強のスタートダッシュが切れました。
夏休み（前半）
独学です。塾や予備校に行っていませんし、受験勉強を開始してからも行く気はなかったです。それまでのYoutubeでの勉強法のリサーチから、別に塾に行く必要はないなと思っていましたし、思考停止で塾に通うことの方が怖いと感じていました。行くことに満足するのが何よりも怖いです。
また、「自分の立場、状況から早稲田に受かるためにはみんなと同じことしてちゃいかん。」とも思っていたので、結果、クラスメイトのほとんどが塾に通い始めても、自分は一人で試行錯誤して勉強することにしました。
基本的に外で勉強していました。そして、具体的な勉強内容は英語です。てかほぼ英単語です。
大学受験においては英語が最も重要であることは分かっています。そういうことを言っている動画が多かったので。
「じゃあ、まずは英語を極めよう」となりました。
そして、一旦は英語だけに絞りました。「自分程度のやつが今から普通に勉強したことで早稲田には届かない。ならみんなと違ったやり方でやろう。」という思考です。
国語と日本史は自分では1秒もしていません。夏休み期間中に少しあった学校の補習に出席したぐらいです。まずは、英語という超重要科目を武器にすべく、国語と日本史は捨てました。
そんな英語の中でも重要なのが英単語だと思います。たぶん、ここに異論を唱える人は中々いないと思います。英単語を知らないと受験勉強が始まりません。
ターゲット1400を買いました。「1900じゃないの」と思った方がいるでしょう。
1400の内容は1900に内包されているので1900を買った方がお得なのですが、ようやく受験勉強を開始した身です。まずは日和って1400からスタートしました。
動きながら勉強するといい的なことを聞いていたし、眠くなるのも面倒なので外で勉強しました。散歩かベンチに座るかです。
クソ暑い中、水筒と単語帳をもって散歩しながら単語帳を音読していました。雨の日も傘をさして単語帳読みながら散歩してました。
小中学校時代の友達と勉強することもありました。ショッピングモールの屋上でクソ暑い中2人で単語帳を音読していました。服が汗だくになったのでデパート内のGUでTシャツを買った記憶があります。
（ショッピングモールの屋上。当時は机とベンチが3つほど設置されていた。）
今思えば気が狂ったやり方ですが、自分で工夫する志は褒めたいです。勿論、ご飯を食べるときもお風呂に入るときも音読してました。単語帳をやらない日は文字通り一日もありませんでした。
内容は取りあえず赤字だけ覚えました。発音はめちゃくちゃネイティブを意識しました。アプリで発音を聞きながら発音記号の理解にも努めていました。アクセントの箇所にはマーカーを塗っていました。間違えたところに印をつけていた時期もありますが、ペンを持つのが面倒だし、結局毎日1周やるようになって途中でやめました。
結果、すぐ覚えてしまったので、ターゲット1900を買って取り組み始めました。夏休みの後半になると、1900個を1日1周、タイムアタックのような形で時間を測ってやっていました。1時間半くらいで1周できます。夜、家でやるときも眠くならないようウロウロしながら音読してました。
そんなこんなで単語帳はすぐにほとんど覚えました。毎日やることは別につらくなかったです。どうせ毎日やるので「覚えなきゃ！」という気負いもなく、リラックスして取り組めていたことが要因かと思います。音読するだけですし。ただ、毎日Youtubeで「早慶は3ヶ月で受かる」系の動画を見てモチベにはしてました。あと、阪大Youtuberのはなおとかも見てました。大学生がめちゃくちゃ楽しそうに見えてエネルギーをもらいました。
夏休み（後半）
単語はほぼ覚えてきたので、後半ごろからは単語のルーティーン(1日1週)に加え、文法も始めました。レベル別問題集の1~4を使いました。Vintage系の分厚い参考書は萎えそうなので、1冊が激薄なレベル別問題集にしました。やはり1冊が薄いと萎えずにトントン拍子で出来ますね。それぞれ3周くらいしたかな？いい参考書でした。
夏休みも終わりに差し掛かってきたあたりで熟語も始めました。熟語帳もターゲットです。ターゲット1000は黄色です。単語に比べると覚えづらい印象がありましたが、イメージと反復でゴリ押しました。これは1日500個(半分)ずつやってました。結局、毎日いっぱいやってりゃ覚えるんですよね。ただ、単語に比べるとそこまで定着は仕切らなかった記憶があります。でも、ある程度の熟語は覚えました。
夏休み明け
そうこうして夏休みが明け、夏休み明けの進研模試が訪れました。特に対策はしてません。国語と日本史に至っては何もやっていなのでやばそうですが、その分英語を頑張ったので楽しみです。
結果、英語で193点を取れました。正直、こんなにわかりやすく点数が伸びるとは思いませんでした。当時の筆者の学校は、模試や定期テストの成績上位30位くらいまでは各クラスに公開される形だったため、安定して1ケタ台にいる人たちの名前は何となく学年で知られていました。
そんな中、1位を取っちゃいました。急に知らん奴が1位に躍り出てきたため、英語を中心とした色んな先生から「どうしたんだ！？」的なことを言われました。クラスメイトや部活の仲間からも「！？ なにやったの！？」というリアクションをされました。模試を受ける日程は学校ごとで違う場合があるので、カンニングを疑った人もいたかと思います。勿論、実力でとれたので、これがとても気持ちよかったです。
（夏休み前の模試(上)と夏休み明けの模試(下)。
受験勉強開始前から定期テストは微妙なのに模試は割と普通でした。
定期テストのためだけに短期記憶にぶち込んでいる人たちが振るわないからでしょうか。進研模試のレベルが高くないというのもありそうです。
休み明けの模試は国語と日本史は偏差値が下がっていますが、英語の伸びがすごいです。音読をちゃんとしていたからか、リスニングも良い感じです。）
そんな感じで、筆者の遅めな受験勉強は最高のスタートを切ります。しかし、結果的に浪人しています。次回記事では秋以降の様子について書いていきます。
ひとまず、ここまで閲覧ありがとうございました。
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塾・予備校に通い始める時期は？
