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浪人割合は、国立大学や医学部医学科などの難関大学・学部になればなるほどその値が大きくなる傾向にあります。
そんな中、筆者が通う早稲田大学人間科学部はどうでしょうか。そうです。タイトルにもある通り、浪人率が 5割 を超えています。早稲田大学が公表している過去の入試データを見てみると、2019年の人間科学部は浪人割合が52.9%です。やば。
年により若干の前後はありますし、先にも述べた通り近年は日本全国として浪人を回避する流れが強まり、浪人生の割合は減ってきています。そのためか、今年(2022年)は41%となっていますが、それでも高すぎる割合です!(誇るところではないけど)
なんでかは分かりませんが、人間科学部は早稲田の中で常に最も浪人率が高い学部になっています。ちなみに筆者もちゃんと(?)1浪していますし、筆者の周りも現役生と浪人生が本当に半々くらいです。
宅浪生(になるかもしれない人)へ
筆者は偏差値58程度の高校を卒業後、1年間の自宅浪人を経て早稲田大学の人間科学部に合格しています。
「筆者の周りも現役生と浪人生が本当に半々くらい」と述べましたが、その中で自宅浪人をしていた人は筆者の他に一人もいません。当たり前と言えば当たり前なのですが、みんな塾や予備校に通っていました。
また、筆者の高校は360名程度の卒業生のうち、早稲田大学への合格者が浪人生を含めて毎年1~2人出れば万々歳といったレベルの高校です。早大生の中では相当偏差値が低い高校出身の部類になると思います。これは肌感覚ですが、早稲田の中で入りやすいと言われている人間科学部でさえ、8~9割以上は偏差値65以上の高校出身な気がします。残りの1~2割に筆者や筆者よりももっと偏差値の低い高校から合格した人がいます。
では、
そんなレベルの高校から筆者がなぜ早稲田を目指したのか
現役時の様子
自宅浪人の決断
浪人時の様子
なぜ人間科学部(所沢キャンパス)に入学することになったのか
自宅浪人について
などを細かく話していくことで、受験生の皆さんの何かのお役に立てればと思います。
人によっては必要ない情報があり、複数の記事にまたがる内容になりますが、その分、筆者の背景情報と自宅浪人についてできる限り詳しく書きます。
逆転で早稲田を目指している人や宅浪をしている(考えている)人は、最後まで見て、何かを感じてくれると幸いです。
なぜ早稲田を目指したのか
(オープンキャンパスで撮った政治経済学部棟と大隈講堂。かっこいい。)
筆者が早稲田大学を目指した背景には、大きく3つの理由 があります。
(特に参考になることはないかもしれませんが、今後の内容の前提知識として見てもらえるとありがたいです。)
1つが「クラスメイトが優秀だったこと」です。
筆者の高校は多くの人がMARCHを目指し、結局そのほとんどが落ちて日東駒専などに進みます。一瞬、早慶を目指す人はいてもすぐに諦めます。国立を受ける人は少数ですし、その中で合格する人は数人です。正直、レベルが高いとは言えません。
しかし、筆者のクラスだけは学力が高い人が多かったです。それを裏付けるエピソードの1つとして、定期テストの学年順位で70/360位(上位20%)をとったけど、クラス順位は20/40位(上位50%)だったことがあります。また、定期テストのクラス平均点は毎回ほとんどの科目で全クラスの中で1~2位でした。
そんな筆者のクラスには早稲田を本気で目指している人が4~5人いました。その中には指定校推薦でMARCHに行ける(筆者の高校的には超勝ち組)のに、一般で早稲田に挑戦するという気概の人物もいました。彼らを筆頭にクラス全体として受験に対する士気が非常に高かった記憶があります。そんな雰囲気を率先して作ってくださり、生徒たちの勉強に対する援助を惜しまなかった担任のM先生には今でも感謝です。
(普通の土日や夏休み、テスト期間などいつでも教室やその他の部屋を開放してくれました。
差し入れを下さることもありました。感謝です。)
筆者が受験勉強を開始したのは3年生の夏休みと非常に遅かったのですが、優秀なクラスメイトの影響を受けて「とりあえず俺も早稲田目指してみよっかな」と思うことができました。果敢に早稲田に挑戦する背中を見せてくれた彼らにも大きな感謝です。ちなみに彼らの全員が早稲田に合格しました。本当にすごい。その年は学年で早稲田合格者が5人も出る快挙の年でしたが、そのうち4人が筆者のクラスからでした。筆者は1年遅れで4人に追いつくことになります。
2つ目が「楽観的な人間である」ことです。
楽観的/悲観的が先天的なモノなのか後天的なモノなのかは分かりませんが、とりあえず筆者は楽観的です。何に対しても「まあ、なんとかなるでしょ」と思ってしまいます。受験勉強開始時期も8月と遅く、それまでの定期テストの成績もだいたい200~250位くらいだったのですが、なんでか「俺ならいけるでしょ」という考えだったことを覚えています。早稲田は高い壁ではありますが、自分が “本気で” 目指せば全然可能だと信じていました。
3つ目が「もう中途半端が嫌だった」ことです。
前置きとして、2つ目の理由の「筆者は楽観的な人間である」にもつながることなのですが、筆者は自分の能力に自信を持っています。何をするにしてもそれなりに上手くやれる自信があります。自分的には高校受験もなんかそれっぽいことをしていただけですし、スポーツは基本何でもできます。字も絵もそれなりに上手く書けます。ゲームも得意です。やったことがないことでもすぐに上達できる自信があります。かなり傲慢に聞こえるかもしれませんが、筆者は本当にそういう自覚があります。また、たとえ実際は大したことがないとしても、そういった自意識を持っていることが楽観的な性格につながっているのかなと思っています。
しかし、それなりに上手くやれるだけなのです。何においても偏差値でいうと55~60くらいなのです。これは筆者的には中途半端で結構コンプレックスでした(正直、今もです)。筆者的には、何かを極めている人間が格好いいのです。その道のNo.1とまではいかなくとも上位数パーセントの存在になってみたかったのです。
(ちなみに、勉強における偏差値60は上位15%、偏差値66~67が上位5%らしいです。)
「もう」というのは、こんな中途半端で何に対しても全力になったことがない自分を変えたかった故の思いです。当時は「たぶん大学受験が人生における最後の大きな挑戦の機会だ」と思っていたため、早稲田を目指すに至りました。今思えばそんなことはないんですけどね。
以上が筆者が早稲田を目指した理由となります。次回は現役時の様子、特に受験勉強開始時期について書いていきます。ひとまず、ここまで閲覧ありがとうございました。
次→【宅浪の現実②】1年間の宅浪を経て早稲田の人間科学部に合格した話
塾・予備校に通い始める時期は?