受験勉強をもうすでに始めているであろう高校三年生や、
早い時期から受験を意識している高校一、二年生の皆さん、
こんにちは！
この時期なると、皆さんの中には自分の志望校について考え始めるか、
「今悩んでいる真っ最中だ」という方が多くいらっしゃるのではないかと思います
そういった方々のために、今回は
「無理して今の自分の偏差値よりも高い偏差値の大学へ行くべき」か、
「自分が学びたい大学へ行くべきか」について、
両者の良い点や悪い点、私自身はどうだったかについてお話していこうと思います。
偏差値の高い大学へ行く場合
・高い偏差値の大学へ行くメリット
自分より高い偏差値の大学へ行くメリットとして、以下のものがあります。
・周りの学生のレベルが高く、互いに高めあえる人たちとつながることできる
・レベルが他大学と比べてより高い授業を受けることができる
・自己肯定感を高められたり、自信を持てるようになる
・就職活動で有利に立てる
・人生においても大きな肩書になる
やはり、高い偏差値の大学へ行くことのメリットは多いです。
正直にいうと、高校生のうちに死に物狂いで勉強してでも入る価値はあるかと思います。
合格し、入学後も勉強やサークルなどで頑張り続けることができれは、
その大学に見合う学生になっているでしょう。
ただし、高偏差値の大学にはいれたとしても、メリットばかりではありません。
・高い偏差値の大学へ行くデメリット
・受験し、合格したことだけで満足して、燃え尽き症候群になってしまうことがある
・自分と周りのレベルを比べて自己嫌悪になりやすい
・周りの学生と授業のレベルが高いので、好成績が比較的取りにくくなる
デメリットも、メリットほどではありませんが、いくつかはあります。
受験の時に偏差値ばかりを気にしすぎている人ほど、
燃え尽き症候群や、自己嫌悪に陥りやすいという傾向があるように感じます。
また、大学の成績は相対評価であることが多く、
周りのレベルが高いとかなり勉強しない限りいい成績は取れないので、注意が必要です。
次は反対に、偏差値はそこまで高くはないけれども、
学びたいことがある大学へ行くことのメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。
学びたいことがある大学へ行く場合
・学びたいことがある大学へ行くメリット
・高偏差値の大学にはない学部・学科で専門的に学ぶことができる
・高偏差値の大学よりも少ない労力で入ることができる
・同じ興味・関心を持った人たちとつながることができる。
個人的に大きいのは、
「高い偏差値の大学にはない学部・学科で専門的な勉強ができること」だと思います。
例えば、國學院大学観光まちづくり学部観光まちづくり学科や、
日本大学危機管理学部危機管理学科などの特殊な学部学科が挙げられます。
こういった学問はこういった大学の学部でしか勉強できないので、
興味がありましたら進学するのもおすすめできます。
また、こういった専門性の高い学部学科は就職でも役に立つかもしれないと、私は思います。
・学びたいことがある大学へ行くデメリット
・就職活動で一流企業に入るのは極めて困難
・自分の出身大学を胸を張って言えない
・周りに悪い方へ流されてしまう可能性がある
特に学びたいことがある大学の偏差値があまり高くない場合だと、
必ずしもそうであるとは限りませんが、上記のようなデメリットが顕著になりやすいと思います。
ですが入学後も自分をしっかり持ち続け、努力できればこれらのデメリットは打ち消せるはずです。
さいごに
まとめ
これまで、両者のメリット・デメリットを挙げてきましたが、
「結局のところどっちもどっちで、それぞれの選択を納得いくものにできるのかも本人次第」だと思います。
「高偏差値の大学に行ければ人生バラ色」というわけでもありませんし、
「学びたいことを勉強しているけれども偏差値が高くないから就職できない」というわけでもありません。
私自身、現役で自分の高校より10以上偏差値が高いけれど、
なんとなくで選んだ法学部に進学しました。
しかしながら、法律にあまり興味を持てず、大学では少し苦労しています。
ですが、私は今自分の選択に満足しています。
大学では学問だけでなく、ほかにも楽しいことがたくさんあるからです。
私としては、偏差値も大事ですが、それだけに囚われずに志望校を選んでもらいたいなと思いました。
自分が大学にはいって何をしたいか、どうなりたいか、
それで満足できるのかをよく考えて大学選びをするのがやはり一番です。
以上を踏まえての結論としては？
①偏差値が高く学びたい学部学科がある大学を目指すこと
②偏差値が高いけれど、入学後も活動的に通えることが出来そうな大学
③自分の学びたい学部学科がある大学
④大学に行けたら良いで選んだ学校
入学後からの4年間が一番大切！
ここまで２つの側面から大学選びの考え方をご紹介してきましたが、
「大学入学後に４年間しっかり学べて、何かを成し遂げられる学校」を選ぶのが最適です。
就活中によく感じることとしては「大学の４年間で何を成し遂げたか？」が説明できることで、
就職活動の面接で合格を貰えることが多くありました。
上場企業の最終面接でも「○○大学の学生がココまで残ってくるんだ」という場面では
その学生さんは「4年間でどのようなことを考えて行動をして、何を達成して、どのようなフィードバックが得られたのか？」
という自分の人生の課程をしっかりと説明でき、その経験をもとに企業でどのような役割を果たせるのかを
しっかりと説明できている印象でした。
いまはまだ未来の話にはなりますが、大学選びを失敗してしまうと活力的に生活を送ることが難しくなり、
単位を取ることにとらわれるような悲しい大学生活を送ってしまう危険性があります。
これから大学を目指す高校生の皆さんは、自分の将来をしっかりと明確にして
実りのある4年間を過ごせるように高校生のうちからしっかりと自分の目で、頭で、足で大学選びを行ってくださいね！
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