大学受験英語の速読力を高めるシャドーイングのやり方・注意点とは?

受験英語の中でも時間がかかる長文の攻略には、なるべく短時間で読み切るための”速読力”が必要になります。今回は、その速読力を高めるための武田塾流シャドーイングのやり方や注意点をご紹介します。シャドーイングは適切なやり方で練習を重ねることで、速読力の向上やリスニング力の強化に繋がります。受験英語を乗り切るためには必須と言っても良い練習法ですので、ぜひ実践してみてください。

シャドーイングってなに?

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シャドーイングとは、すなわち”追い読み”のことです。CDなどのお手本となる音声を流し2、3単語ほど遅れて、真似をしながら音読することを言います。影のようにお手本にぴったりと離れずについていくため、シャドーイングと呼ばれています。

「カエルの歌」のような輪唱をイメージするとわかりやすいかもしれません。

他とは違う?武田塾流シャドーイングとは

一般的に、シャドーイングは本文を読まずに行うものです。しかし、武田塾ではあえて本文を読みながらシャドーイングを行います。

本来のシャドーイングは主にリスニングの力を鍛えるための学習法です。それに対して、この武田塾流のシャドーイングはリーディングの力、特に速読力を鍛えるのが目的となります。読む力を鍛えるので、本文を見ながらシャドーイングをした方が効率が良いのです。

もちろん同時にリスニング力を鍛えることもできますので、聞く力を鍛えたい方にもオススメです。

武田塾流シャドーイングのやり方

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武田塾のシャドーイングは3周することを前提としています。それぞれ何周目かによって細かく目標が定められており、意識してシャドーイングを行うことで速読力を鍛えられるようになっています。

3段階学習法

武田塾のシャドーイングは速読力を鍛えるものです。使うのは『速読英熟語』のテキストとCDです。読むのが速い速読英熟語のCDを使うことで、自分が文章を読むスピードをCDの速さまで矯正することができます。

そうは言っても、最初から本文も見ずにシャドーイングを行うのは大変です。ですので、3段階に分けて徐々にスピードに慣れていく必要があります。1周目は本文を見ながら音読して、CDの速さについていくことを目標にしてください。

2周目からは英語の意味を捉えることも意識しましょう。1周目同様にCDと同じ速さで音読しながらも、大体の訳がわかるように心がけましょう。

3周目は目的に応じて2種類に分けて行います。速読力を重点的に強化したい場合は、CD無しでもその速さで意味をくみ取りながら音読できるよう練習をしましょう。2周目までをしっかり行っていれば、きっとCDなしでもついていけるはずです。リスニング力を鍛えたい場合には、逆にテキストを見ずにCDだけで訳せるようなシャドーイングを行いましょう。

これができるようになっていれば速読力もリスニング力もかなり鍛えられているはずです。センター試験レベルの長文やリスニングなら十分に対応できると思います。

シャドーイングをするときの注意点は?

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ご紹介した基本的なやり方以外にも、いくつか注意した方が良いポイントやコツがあります。細かいところまで意識しながら、更に効率的なシャドーイングを目指しましょう。

文法構造は意識したほうが良い?

文法構造は特に意識する必要がありません。普段私たちが使っている日本語で文法構造を意識していないように、長文を訳しながらスラスラと読み切ることが最終目標です。ですので、文法構造などの細かい部分はここでは考えなくても大丈夫です。

同様に、発音の綺麗さも関係ありません。ここでの目的はあくまでも綺麗に読むことではなく、長文を速く読めることです。発音にばかり意識がいってしまうと肝心の訳すという作業が疎かになってしまいますので、ここでは発音は気にしないようにしましょう。

CDが速すぎてついていけないときは?

速読英熟語のCDの読む速さは比較的速いので、1周目はCDについていくことさえ大変かもしれません。そんなときは、1文ごとや1段落ごとに休憩をはさみながらでも大丈夫です。

大切なのはしっかりと音読しながらついていくことです。CDについていけずに飛ばし読みになってしまっては、そもそも意味がありません。短く区切っても良いので、CDについていけることを心がけましょう。

普段の勉強でもスピードを意識して

シャドーイングの練習を始めたら、普段の勉強でも速く読めるように意識して学習しましょう。シャドーイングだけがうまくなっても仕方ないので、初めて見た文章でもシャドーイングのときと同様の速さで読むようにすると効果的です。

他のテキストで代用しても良い?

CD付きの長文は、『英語長文レベル別問題集』など速読英熟語以外にも多数存在します。速読英熟語ではなくほかのテキストやCDで代用することは可能なのでしょうか?

速読英熟語が一番!

シャドーイング自体は他のテキストを使ってもできますが、『速読英熟語』を使うことを強くオススメします。

シャドーイングの目標はCDで読む速さを矯正し、英文読解力を高めることです。そのため、読まれる英文の長さや難易度が重要となります。速読英熟語では英文の長さや難易度がちょうどいい文章が50個もあり、多読を兼ねながら速読力を鍛えることが出来ます。まず最初は速読英熟語から始め、余裕があったら他の教材にも取り組んでみましょう。

まとめ

武田塾流のシャドーイングはCDの後に続いて読むだけでなく、本文を見ながら、段階に分けてシャドーイングを行うというものです。

1周目は音読、2週目は訳を意識しながら音読、3周目は本文かCDどちらか無しでシャドーイングを行うことでだんだんと自分の読むスピードをCDに近づけることが目標です。これを行うことでセンター試験などの長文をスラスラ読めるようになったり、リスニングも良く聞き取れるようになったりします。

使用するテキストは『速読英熟語』です。他のテキストでもシャドーイングはできますがCDの読む速度が遅いです。『速読英熟語』の音声が速いCDに合わせることによって、リーディングの速さをCDの速さまで矯正することが可能です。

目安は1日1文章です。毎日続けることで結果が出ますので、コツコツと頑張っていきましょう。

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