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一年の受験勉強で受験全勝 慶應大学女子新人講師の勉強法とは?

渋谷駅より徒歩2分 大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾渋谷校」です!

今回は慶応女子である杉山先生より自身の受験生時代を振り返ってもらいます!!

 

 

みなさんはじめまして!

慶應義塾大学法学部に通っています、2年の杉山と申します。

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法律学科に所属していて、今はまだ2年なので専門などはないのですが、憲法・刑法・民法の基礎的なところを学習しているところです。

今回は、簡単に自分の経歴を書いた上で、私が受験生だったときに意識していたことを紹介していきたいと思います。

 

大学受験を決めた理由

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私は小学校受験で私立の小学校に入学し、そのまま小中高と付属の学校に進学をしてきました。

つまり、6歳以降受験というものを全くせずに、学習塾にも通わずに、同じ学園の中で12年間の学校生活を送っていました。

真面目にも不真面目にも振り切れないような性格で、中高のときの定期試験に関しては普通以上の成績は保持していましたが、試験1、2 週間前から詰め込みの勉強をしていただけで日常的な勉強習慣といったものは一切ありませんでした。

私が通っていた学園には大学もあり、高校で普通程度の成績を取っていれば、いわゆる内部推薦で一般受験をすることなくその大学に進学することができました。学年の3割程度がこの内部推薦を利用しており、また、指定校推薦やAO入試で大学を決める人がかなり多かったのもあって、一般受験をする人は学年の3割ほどでした。

受験をするのには塾の費用・受験料などかなりのお金もかかるし、1年間を勉強だけに費やしても付属大学より低いランクの大学にしか受からない可能性も大きい(それどころか全落ちする可能性だってありますよね・・)と考えると、一般受験をするというのは私の中でなかなかリスクの高い決断でした。

しかし、今まで私は受験・部活・スポーツなどなど、「なにかをやり遂げる」という経験をしたことがなかったということに気が付きました。良いか悪いかはさておき、マルチタスクと言うか、併行して色んなことに取り組んでいた時間が人生の中で長かったな・・・と。

ここで

人生に一回ぐらいはなにか1つだけのことに集中する時間がほしい

と思い、大学受験をすることに決めました。高2の秋・冬頃でした。

 理系科目があまりに苦手だったので、初めから私大文系を受験することしか頭になかったというのもありますが、

せっかく受験をするのならば最高峰のところに行きたい

という思いで、慶應・早稲田・上智を志望校にすることに決めました。

学部に関しては中学の頃から公民などで触れる法律に関する話が好きだったので、第一志望は迷うことなく法学部に決まりました。

 

高校3年生の1年間

 高校1・2年はバイトと遊びに明け暮れるような生活を送っていて、正直中学の時に比べて成績も授業態度もやや落ちていました。前述したように勉強習慣があまりに身についておらず、家ではスマホを触り続けてしまうなと思い、3月末から授業メインではなく自習メインの塾に入り、塾の自習室にこもることに決めました。

 学校がある日は学校が終わったら塾に直行、日曜日や長期休暇中は朝9時の開校から22時の閉校まで、塾の自習室でひたすら自習をする日々でした。長い時間机に向かう習慣すら全くなかったので、3月末~4月初旬は正直かなりしんどく、「こんな生活後1年弱続けるなんて絶対無理」と何度も思いました(笑)

 でも人間って不思議なもので、折れずにやり続けているとそんな生活にも慣れてくるんですね。3.4月を乗り越えて、5月くらいには辛いとも思わなくなり、勉強が楽しいとすら思い始めるようになりました。私は「暗記」の作業があまり好きではなく、もちろんこれは受験においては致命傷ではあったのですが(詳しくは後述します)、知識を得ることそれ自体は好きで、日本史のストーリーを知ることなどには興味を見出せたんですね。そんなこんなで私は2月の受験期まで、朝から晩まで勉強をする生活を続けることができました。今思うと結構ストイックだったなあ、と自分でも感心してしまいます(笑)

 

受験勉強において意識していたこと 

 経歴(?)についてはこの辺りにしておいて、上に述べたような自習室漬けの生活の中で、特に気をつけていたこと、意識していたことを紹介したいと思います。

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①1日・1週間・1ヶ月の勉強スケジュールをそれぞれ作る

 武田塾の宿題管理システムとも似ていますが、1日にやることを明確にして自習をしていました。「勉強時間」だけに満足することなく、その中での勉強の質を追求し自分で把握することができるからです。1日10時間の勉強をしたとしても、中身が伴っていないと意味がありません。その中身=質を自分で把握するには、やはり明確にやるべきことを決めて、その達成度を見ていくのが大事だと思います

 でも、予定通りに進まないことってたくさんありますよね。そんなときに自己嫌悪に陥りすぎないために、1週間のスケジュール・1ヶ月のスケジュールも用意していました。これがあると、1日なにか遅れてしまった分は1週間のうちに取り戻す、という気持ちで取り組むことができます。1ヶ月のものに関しても同様です。

 

②自分に合ったやり方を見つける

 人にはそれぞれに合った勉強法が存在していて、「この勉強法で勉強をすれば誰しもが絶対に伸びる!」みたいなものは正直ないと思っています。

もちろんスタンダードな勉強法の型みたいなものはあると思いますが、自分のもともとの能力だったり得意不得意に合わせて、その勉強法を自分にあったものに調整していく試行なくしては、効率の良い勉強はできません。

例えば私は、とにかく眺めて覚えるタイプの単純暗記が苦手で、英単語帳(学校ではシスタンを使っていました)や日本史の一問一答などがかなり苦手でした。

そこで、夏以降は単語帳を眺める時間を少し減らして、演習系の参考書をとにかく解きまくりました。

日本史でいうとスピードマスターから初めて、実力をつける100題や基礎問題精巧をやった後にセンターや志望校の過去問をかなりの量解きました。

英語も精読の参考書や長文の参考書をかなりの量に取り組んで、ところどころ出てくる「インプットで覚え逃した知識」を拾っていくというやり方です。

 一般的な勉強法として、単語帳や一問一答を完璧にすることはもちろんとても大事です。でも、どうしても時間が立つにつれて忘れてしまったり、私のように単純暗記がかなり不得意だったり・・という人も少なくないと思います。

私はインプットをある程度妥協して(もちろん完全に放棄するのはいただけませんが)自分のレベルに合ったアウトプット系の参考書を用いて、抜けているインプットをアウトプットから暗記していくことに挑戦してみたところ、その勉強法がとても自分に合っていました。

 このようにして、「この勉強法をしなければならない」というような固定概念に囚われすぎずに、常に「今私は自分にあった効率のいい勉強ができているのか?」「時間を有効に使えているのか?」を問いかけながら、勉強の質を上げていく事が大事だと考えます。惰性で勉強するのではなく、受かるために、頭を最大限使って勉強する、というイメージです。

 

受験勉強において意識していたこと ~日本史演習編~

 私は英語・日本史・古文漢文現代文・小論文 を受験科目として使いましたが、断トツで不得意だったのが日本史でした。

なのでその日本史について絞って書いていきたいと思います。

 今考えるとかなり遅いペースだったのですが、通史をやり終えたのが10月でした。

それまではセンター含めて過去問を解いたことがなく、通史が終わったときに「もうインプットはできているしセンターレベルならできるんじゃない?」と高をくくってセンターの過去問にチャレンジしたところ、6割にも届きませんでした(確か54%ぐらいだった気がします・・)。

これにはかなり焦りました。

 

 まずセンターレベルをどうにかしなければならないと思い、センターの過去問を25年分解きました。インプットをやり直すには時間がないので、大胆ではありますが、アウトプットから慣れていくという手法を取ることにしたのです。

センター日本史は制限時間60分ですが、日本史などの社会科暗記科目に関しては正直暗記ができていない部分はいくら悩んでも答えは出ないので、悩んだり見直したりはせずに20分程度で解いていました。

先程も書いたようにインプットの漏れがかなり多くあったので、わからない問題が出てきたらその都度講義系参考書(私は山川の教科書と実況中継を併用していました)に立ち返って暗記するようにしていました。

 センターレベルが8割安定してきた頃、志望校の過去問に入りました。MARCHから始め、上智→早稲田→慶應の順で解いていましたが、ここでまた壁にぶつかりました。

早慶上智の日本史は史料問題がやたらと多い(特に上智)

ということです。

 地図問題や史料の文を引用した問題、家系図にかなりの量の穴を開けた問題など、見慣れない形式が多くかなり苦戦しました。

これに関しても私はアウトプットで慣れるしかないと思い、上智の過去問をこれもまた合計で25題ほど解き、わからないところを確認して・・・を繰り返しました。

資料集を本格的に活用できるようになったのはこの頃でした

講義系参考書の知識と資料集の知識・過去問で得た新しい知識・をすべて結びつけていく感覚で、脳内を整理していきました。

 インプットはもちろん大事なのですが、直前期に関しては「志望校の傾向把握」がかなり大事になってきます。特に社会科は直前期の伸び幅が一番大きいと思われる科目なので、諦めることなく演習に励むのが大事だと思います。

 

 また、少し話は変わるのですが、日本史に関して私はストーリーとして覚える」ことを大事にしていました。

歴史というのは国家のストーリーであり必ず「流れ」が存在するので、単語単語で暗記をするのではなく、その流れを重視してストーリーとして覚えていくのです。

そのために私がおすすめしたいのが、先程から何回か登場している「講義系参考書」です。

私は日本史B講義の実況中継山川の教科書を使っていました。

このような参考書では「このような事情があったからこの事件が起こった」と言ったようなそれぞれの出来事の因果関係=流れがわかるので、一問一答などだけでなくこのような参考書を併用して、歴史というストーリーを頭に入れていくことを意識していました。

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 このような意識のもと1年間勉強に取り組んだところ、高3の夏までは模試での判定で早慶上智E判定しかなかったような受験生が、1・2月にはセンター利用で青学と立教から合格を頂き、一般入試では慶應、早稲田、上智のすべての大学から合格を頂くに至りました。

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 1年間でここまで成長することができたのは、やはり1年間本気で努力したということだけでなく、時間がない中でどのように勉強すれば最短ルートで合格レベルに達することができるかを考えて自習に励むことができたからだと感じています。

 自分で考えて自分を高めていく、ということことが受験においても大切だということを皆様にお伝えしたいです。

 長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!

 

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