こんにちは！武田塾神戸三宮校の北野智規です。
夏皆さま勉強は進みましたでしょうか？いろんな感じ方をされたかと思うのですが、
夏休み始まる前に立てた計画が自覚出来る位「出来ない所もあったなー？」位に感じたのであれば、恐らくこちらから見た場合、
もう手遅れになってる場合が非常に多いです。
こんなことを申し上げた所でどなたも信じてないと思いますが、この方が申し上げたのであれば話は少し変わって来るのではないでしょうか？
そう、今現在武田塾で教務部英語課課長をして下さってる森田先生がこの度国立校でオーナーとなった際経験した受験相談をお話して下さってます。
今まで教壇に立ってらっしゃった森田先生が受験相談で感じた事はいったい何なのでしょうか？ネタバレになりますが、少しかいつまんでお話していきましょう。
地域によって情報量が違う。
森田先生は凄く有名な先生で、今まで数々の輝かしい実績を残してらっしゃいます。
そんな先生が国立校を立ち上げる！となったらそれはもう他県から受験相談して欲しい！という生徒がいっぱいお越しになるわけです。
そこでお話されていたのが、
「相談者は自分の高校の事しか知らない」
という事です。
それは実はこの同じ兵庫県内に通う高校生も同じなのですが「自分の高校でやってる事＝他の高校も同じことをやってる」と思いがちです。
ですが、そんなことはないのです。進学校であれば、高校2年生の段階で高校課程が終わっている高校もあれば、
共通テスト直前まで全く終わらない高校、共通テストの次の日に学校の学年末テストがあったりなど、この同じ兵庫県内でも多種多様です。
言葉が悪くなってしまいますが、そもそも専門学校、就職が多い高校では大学受験の情報すらまともに無い先生とかもいらっしゃったりして、「それは塾に通って聞きなさい」であったり、「評定しっかり取って指定校推薦を取ろう！」というのを促してる高校などもあり、「自分で一生懸命勉強していい大学に合格しよう！」という大学ばかりでは無いです。
本当に色んな高校があるので自分がやってる高校は他も同じことをやってると思うのは大間違いです。
志望校と自分とのギャップ。
これも結構ある話ですが、「お話聞いて早慶は無理だと分かったので同志社にします」等をよくおっしゃってる生徒もいらっしゃいますが、
動画でもおっしゃっておられましたが、そういう事では無いと思ってて、
「いかに早い段階で正しい方法で勉強すればいいのか？」
という事が非常に大事だと思ってます。
確かに広告には「クラブ引退が10月で！慶応大学合格！！」と書いてたりする広告もありますが、
それも私立定員厳格化、共通テスト導入などの前の話であり、現在では
「ある程度模試でも判定は出てる。後少し何かが足りない、でも何が原因か分からない」
という状態でないととてもでは無いですが合格できるような状況に無い位凄く大きい壁になってます。
三宮校の生徒で10月入塾し、2月に志望校に合格した生徒がいました。
10月入塾で！2年連続！神戸大学 国際人間科学部に現役合格！【合格体験記】
この生徒はここにお越しになった時の直前の模試はほぼボーダーを取る点数は仕上がってました。
ただ、数学だけがどう頑張っても無理だと。どう頑張ってもボーダーを取る点数に届かせる事が出来ないと。
高校は県下一の進学校です。少し勉強すれば届くだろう、と誰しも思うのではないでしょうか？
そりゃもちろん、自分でやって届くのであれば誰だってそうしたいはずです、ただ、どう頑張っても取れないんです、ボーダーが。
だからギリギリの10月に来た。この生徒は自分の実力が良く分かってた、その上で数学だけ誰かの力を借りないと間に合わないと思い、選んで下さったのがこの武田塾です。
10月の段階でここまで仕上がってるのであれば、全然間に合います。特に問題はない。
ただ、今の段階で、「共通形式の模試の得点率が50%です」という状態で共通のボーダーラインの点数を取らせる事が出来るか？
と言われると、0では無いですが、かなり苦しい状態でしょう。
そもそもの時間が全く持って足りません。それでも間に合う生徒もいます。
野球部引退から7カ月！校内偏差値38から『大阪大学 外国語学部』に逆転合格！【逆転合格速報】
この生徒は今主に岡本校で講師をやって下さってる濱崎先生ですが、8月の引退のスタートからこの合格にたどり着くまでのストイックさは本当に目を見張るものがありました。
それくらいの覚悟を持って合格した生徒を僕はあまり見た事がありません。慶應に合格した生徒位でしょうか？
人気の大学で高倍率の学部に合格！！ 第一志望の慶應義塾大学 環境情報学部に合格！【合格体験記】
この生徒も11月ＡＯ入試で慶應不合格になった時の集中力は凄かったです。志望校の為に自分をあそこまでストイックに追い込めるのか？と感心しました。
高校受験と同じ展開を考えるのはやめましょう。
上記3名共に共通してたもの。それは「第一志望のために何が何でもやる」という事。自分が出来ない原因を素直に認め、自分の力を把握し、出来ないものに対しての行動にしっかり結びつける事。
この行動を見て「そこまで真剣にやらんでも行けるやろ」とか、「そんな必死になってバカなんじゃないの？」と思ってしまうようでは志望校に大抵の人はたどり着く事は出来ないでしょう。高校もうまいこと行ったし、と思ってるようでは大学受験は範囲が恐ろしく広いので、痛い目見るのは必定です。
悪いことは言いません、早い段階で目星はつけておきましょう。「ギリギリまでやらなくても大丈夫だよ！」という何の根拠もない自信はやめましょう。
「先輩も行けてたし。」皆さんと先輩の学力は違うかも知れません。先輩は行けてても自分が行ける可能性は100%ではありません。
「クラブやってるから出来ねーよ！」と思うのは皆さんだけです。毎日クラブを19時までやってる生徒でも自分のための勉強をしてます。
色んな意味で今の皆さんの立ち位置を把握してみましょう。もしかしたらかなりズレてるかもしれません。これだけ長いこと教壇に立たれてた森田先生でも生徒の考えてるギャップの大きさに驚いているのです。
皆様のギャップが少なければOK、多かったら今からどう挽回するか？それを受験相談で解消してみましょう！
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現在の学力で入塾できないということはありませんし、クラス分けも当然存在しません。
でも、一つだけ持っていてほしいものがあります。
それは、大学に行きたいという気持ちです。
伸びるかどうかは、『この大学に行きたい！』
という気持ちが大きくかかわってくるからです。
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