ブログ

勉強が楽しくなる視点【古文編】

みなさんこんにちは!

大学受験予備校、武田塾中山校の梅村です!

 

さて、以前「勉強とは新しいことができるようになることだ」と書きました。

 

iPhoneの使い方を勉強したら、その先にはいろんな世界が開けているので勉強のし甲斐がありますよね。

 

勉強を安価に済ませたい人にはスタディサプリのようなサービスもあります。

 

Mapを使いこなせば初めての土地でも迷うことはありません。

 

ApplePayを使いこなせば財布を持ち歩く必要性もありません。

 

YouTubeを知れば好きなアーティストの動画も見放題なわけです。

 

 

じゃあ今高校で勉強している教科はどうすれば楽しく学ぶことができるのでしょうか?

 

また、勉強することで何ができるようになるのでしょうか?

 

このあたりをシリーズ化してお伝えしていきます。

 

 

古文 どうすれば楽しく勉強できるのか!?

 

さて、かくいう自分も理系なので、過去あまり古文の楽しさを感じられなかった人です。

 

ただ、人間大人になると色々見えてきますw

 

今なら楽しめるなーと思うのでそれを伝えていきますね。

 

 

文章に出てくる内容

 

突然ですが、少女漫画は好きですか?

 

好きな人は間違いなく古文が好きです。

 

なぜかというと、内容はほぼほぼ少女漫画だからです。

 

古典の世界を想像してみてください。

 

なにも娯楽がないんです。

 

どうですか?

 

相当暇じゃないですか?

 

現代ならスマホがあればいくらでも時間はつぶせますが、古典の世界では何もすることがありません。

 

そんなとき人はどうしますか?

 

考えることはだいたい異性のことです。

 

 

女の子としゃべりたい!

 

モテたい!

 

 

そう思うのは必然なんですね。

 

じゃあどうやったらモテるんでしょうか。

 

古典の世界のモテ要素は二つあります。

 

一つは身分。

 

もう一つは歌の上手さです。

 

 

だからあれだけ身分に執着するんです。

 

だからあんなに和歌を詠むんです。

 

 

どうですか?

 

なんてことはないんです。

 

昔から人間は同じことをしているんです。

 

「あさきゆめみし」という漫画がありますが、ゴリゴリの少女漫画です。

 

内容は源氏物語です。

 

一度読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

古文を勉強して何ができるようになるのか?

 

ここからは、得られることにスポットを当てていきます。

 

まず、そもそも言語を勉強する意味がなんなのか考えたことはありますか?

 

 

人は皆考える生き物です。

 

あたまの中ではどうやって考えていますか?

 

おそらくほとんどの日本人は日本語で考えています。

 

ということは、頭の中で感じたことは言語にしないとそもそも思考されないし、表現されないんです。

 

そういう目で見てみると、言語の見え方が変わってくるでしょう。

 

言語とはその国民の考え方が表出したものなんですね。

 

例を挙げます。

 

日本人はもったいないという感覚を持っています。

 

だからすでにもったいないという単語があります。

 

しかし海外の人にとってはこの感覚はないんですね。

 

だから最近になるまでもったいないに該当する単語がなかったんです。

 

今ではモッタイナイという言葉自体が輸出され、この単語で通じるようになってきたらしいですね。

 

 

このように、言語が国民の感性を言語化したものであるならば、それを学ぶことでその言語圏の文化を学ぶことに通じます。

 

そんな目で見ると英語も面白く見えてきませんか?

 

 

 

さて、昔の言葉を学ぶことはルーツを探ることと一緒です。

 

日本人のルーツを学ぶことで色々と感じることもあるはずです。

 

和歌や俳句を見て何を感じるでしょうか?

 

 

「もっとちゃんと説明しろよ!」

 

「短いのに色んな意味がこめられていて深い!」

 

 

どっち寄りに感じますか?

 

後者のように感じる人は将来有望ですw

 

数学でもその感覚を持てると伸びると思います。

 

 

俳句が世界最短の詩であることは有名です。

 

最短であるがゆえに、俳句を正しく解釈できるのは日本人だけらしいです。

 

ここからどんな文化が見えますか?

 

近頃話題の「忖度」であったり、「行間を読む」、「空気を読む」文化が見えませんか?w

 

古文で主語を書かないことも、ここに起因しているのかもしれません。

 

 

日本人は農耕民族であるがゆえに諍いを好みません。

 

なのではっきりと意思を伝えることもしません。

 

責任の所在もはっきりさせません。

 

なんでもかんでもうやむやにします。

 

この国民性がしっかりと言語に反映されているんですね。

 

面白くないですか?

 

 

 

古文という言語を学ぶことで自分達のルーツであったり、持っている感性であったりが見えてきます。

 

さらには、昔の人がもっていた感覚を新しくインプットできます。

 

多くの感覚を持てるということは、人として成長しているということです。

 

子供が泣くのは、自分の感情を言語化できないからです。

 

大人はある程度言語化できるので泣かずに、会話という手段で意思を伝えます。

 

そしてそういった感覚を皆が共通に持てるので空気を読む精度も上がります。

 

古文を学ぶ意味が見いだせそうですよね!?

 

 

 

 

ということで今回は古文の面白さを紹介しました。

 

これでもまだ嫌いだわと言う人は「ちはやふる」を読むか観るかしてくださいw

 

 

 

以上です。

 

☆☆☆ 勉強が楽しくなる視点シリーズ ☆☆☆

勉強が楽しくなる視点【英語編】

勉強が楽しくなる視点【数学編】

勉強が楽しくなる視点【現代文】

勉強が楽しくなる視点【古文編】

勉強が楽しくなる視点【日本史編】

勉強が楽しくなる視点【世界史編】

勉強が楽しくなる視点【地理編】

勉強が楽しくなる視点【物理編】

勉強が楽しくなる視点【化学編】

勉強が楽しくなる視点【生物編】

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 


 

逆転合格専門塾! 大学受験予備校の武田塾中山校

〒226-0011 横浜市緑区中山町219 ル・チードビル5階

JR 横浜線 ・ 横浜市営地下鉄 グリーンライン 中山駅 徒歩1分

☎ 045-482-9544

 

各種キャンペーン、 過去ログはこちら

 

無料受験相談、 お問合せは下記のリンクかLINE@のトークからもどうぞ!

十日市場・鴨居・小机・川和町・都筑ふれあいの丘・センター南・センター北にお住まいの方もお気軽に!

もちろんグリーンライン沿線やそれ以外の地域の方からもご連絡お待ちしております。

綺麗な自習室、ドリンクサーバーの設置など、充実した学習環境を是非一度見に来てください(^^)

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる