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【教育時事】共通テストはセンター試験とどこが違うの?part.2 ~共通テスト(英語)の変化と4技能認定試験の活用について~

盛岡駅から徒歩3分、大学受験予備校の武田塾盛岡校です。

前回のブログでは、”医学部医学科現役合格の秘訣は?先を見据えて試行錯誤しながら勉強を進めるのが大事!”について紹介しました。

まだ読んでいない方はぜひチェックしてみてください!!

↓↓↓

医学部医学科現役合格の秘訣は?ブログ

今回のブログでは、2021年度から実施される共通テストに関する話題をお伝えします!

共通テストに関しては過去のブログでも数回に渡って紹介してました!

共通テストとセンター試験の違いについて紹介した

最新のブログに関しては以下をチェックしてみてください!

↓↓↓

共通テストとセンター試験とどこが違うの?part.1

今回は、2021年度から大きく変わる英語に関して取り上げます!

英語は、”読む”、”書く”、”聞く”、”話す”を満遍なく測定する

”4技能認定試験”と共通テストが実施されます!

多くの方が注目している次世代試験の”英語”について確認しましょう!

共通テストの変化と4技能認定試験の活用方針について

共通テストの変化、4技能認定試験の活用方針について

簡単にまとめると以下のようになります。

・国公立大学では、2021年1月実施の共通テストに、原則4技能の認定試験に変わる。

・認定試験は、高3時の4月~12月の間の2回までの試験結果を各大学に提供できる。

・共通テストは、リスニングとリーディングに特化、配点比は1:1に変更。

・語数が4000wordsから5000wordsにアップ、複数情報の読解、複数解選択など、問題の質的変化が顕著。

・私立大学では、早稲田、上智、青山学院が一般入試選抜に共通テストと認定試験を活用する。

・早稲田大学は、「4月~12月の2回ルール」を適応しない。

・私立大学の”センター利用”は”共通テスト利用”に変わるが、明治大学のように共通テストのみを課し、認定試験を活用しない事例もあり。

・”共通テスト利用”で認定試験も課す場合、”4月~12月の2回ルール”、”共通テストに対する得点比重”などの具体的情報は、現時点でほとんど未公表。

現行のセンター試験は、知識事項を細かく問う問題が多かったのに対して、

共通テストでは、複数情報の読解というように

文法事項が多く問われるというよりかは、長文読解の力がより問われるようです!

また、4技能認定試験の活用に関しては、

細かな方針が示されている大学は少なくこれからといった状況です。

現時点では、認定試験の活用方法や評価基準が、国公立大と私立大で大きく乖離しているのが現状です。

国公立大の認定試験活用の例

国公立大の認定試験の活用に関しては

全体的に消極的といった印象です。

例えば茨城大学に関しては、

一次試験の英語が300点満点で、

その内訳は共有テストの筆記200点(満点)、リスニング50点(満点)

注目の認定試験の加点は50点(満点)となっており、

あまり加点されないんだ…というのが正直な感想です。

さらには、茨城大学では※CEFR(セファール)レベルで

以下の基準に基づいて加点を行っています。

・A1レベル → 10点加点

・A2レベル → 25点加点

・B1レベル → 40点加点

・B2レベル以上 → 50点加点

CEFR(セファール)
→ 外国語の運用能力を、言語の枠や国境を越えて同一の基準で測ることができる国際的な指標です。

現行の英検では、2級でA2レベルからB1レベル、

準1級ではB1レベルからB2レベルといった感じです。

共通テストにむけた対策と並行して認定試験の勉強も行っているので

もっと加点してほしいと思う人がたくさんいると思いますが、

現状国公立大の活用方法は消極的というのが現状です。

今後、各大学が新しい情報をリリースするので

引き続き注目しなければならないと思います!

英字新聞の画像

激変する私大一般試験の例 ~早稲田大学 政治経済学部の場合~

国公立大の認定試験の活用は消極的…

では私立大がということで、

私大の中では大きく変化する早稲田大学の政治経済学部を紹介します!

2021年度一般入試の試験内容

<共通テスト(100点満点)>

・外国語: 25点

・国語: 25点

数学Ⅰ・A: 25点

・選択科目: 25点※

※選択科目に関しては、地理歴史 / 数学(数学Ⅱ・数学B) / 理科(物理・化学・生物・地学)
の中から1科目を選択

<英語資格検定試験および学部独自試験(100点)>

英語資格検定試験: 30点程度

・学部独自試験: 国語 40点、英語 30点(計70点)

早稲田政経といえば、私大3科で受験できるイメージが強く

英語・国語・社会で受験できましたが、

来年度からは共通テストの数学Ⅰ・Aが必須になります!

文系の生徒でこの学部を志望している生徒は、注意が必要です!

さらに、国公立で活用が消極的だった英語認定試験は、

配点比重が桁違いに高いです!!

早稲田大学が私大に先駆けてこのような改革を行ったことで、

他大学も同じように変革する可能性は十分考えられるので、今後注意して見る必要があります。

まとめ

今回のブログでは、英語の共通テストの変化・外部認定試験の活用について確認しました!

刻々と新年度の入試情報が更新されておりましたので、

私たちもしっかり皆さんに受験情報をお伝えしていきますので、

ぜひチェックしてください!

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