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【教育時事】共通テストはセンター試験とどこが違うの? ~共通テストの傾向と特徴に関する最新情報part.1~

盛岡駅から徒歩3分、大学受験予備校の武田塾盛岡校です。

前回のブログでは、”医学部受験は基礎が大事!苦手な人もまだ時間はある!理科系科目を伸ばして合格へ!!”について紹介しました。

まだ読んでいない方はぜひチェックしてみてください!!

↓↓↓

医学部受験は基礎が大事!ブログ

現高2生が高3生になったときに経験する大きな変化…

それはセンター試験から大学入学共通テストに切る変わることです!

盛岡校では過去のブログで数回、大学入学共通テストに関して紹介してましたので、

気になる方は以下のブログをチェックしてみてください!

↓↓↓

・大学入学共通テストの特徴にせまる!

・センター試験廃止後の新制度について①

・センター試験廃止後の新制度について②

・センター試験廃止後の新制度について③

大学入学共通テストに関しては

日々最新の情報が更新されています!

今回のブログでは、実際現行のセンター試験とこれから始まる共通テストが

どんな点が違うのかについてお伝えしたいと思います!

志望校合格にむけて、

最新の入試情報を掴んでおくことはとても重要です!

共通テストはセンター試験とどこが違うの?

2021年度から実施される共通テストに関しては

過去2回行われた試行調査の結果から詳細が少しずつ見えてきました。

調査の結果から、まずは共通テストの傾向と特徴について確認しましょう!

”共通テスト”の傾向と特徴

記述式問題が加わります!

記述式問題は「国語」と「数学Ⅰ・A」で出題されます。

2017年度の試行調査では、国語・数学ともに正答率が低く、

数学では無解答率の高さが目立ちました。

今まで目にしたことがない出題形式だったこともあり、

戸惑った生徒が多かったようですが、公表された結果は衝撃的でした。

2018年度は国語の正答率の改善は見られましたが、

数学では正答率が相変わらず低く、無解答率の高さもほぼ改善されませんでした。

特に数学の問題にしては珍しく対話形式の問題が出題され

慣れない出題形式に苦戦する生徒が続出しました。

しかし対話式問題は良問だということで関係者からの評価は高く、

今後もこのような形式の問題は、教科の垣根を越え出題されるようです!

理数教科の難化

共通テストは、平均得点率をセンター試験よりも10%低い50%に設定しましたが、

40%にも届かない科目が理数教科で散見されました。

数学では低正答率の問題が並び、特に記述式問題が出題された「数学Ⅰ・A」では

2018年度の平均得点率が26.61%となりました。

ここまで得点率が低い問題を出題してもいいのかと思う人が多いと思いますが、

裏を返せば作題する大学入試センター側としては、

これぐらいの難度の問題を解答できる学力を

生徒に求めているということですので注意が必要です。

この結果を受けて、作題する側も問題文の読解量の削減、知識事項を問う基礎的な問題の出題を増加させる等

検討が進められています。

出題形式の変化

センター試験に比べ、日常的な題材、複数資料の読解、読解量の増加など、

全教科が「認知的負荷の高い」形式へと変化します!

いわゆる、センター試験の時よりも情報処理する機会が多くなり

制限時間内で確実に文章を読解し正解を導く力が求められます!

また、新しい出題形式として「あてはまるものを全て選びなさい」が出され

より正確な知識が問われているため低い正答率となりました。

英語4技能の評価

英語4技能(読む・書く・聞く・話す)を評価するために

英語資格検定試験の導入が決定されました。

明治大学は早くから英語資格検定試験を積極的に活用することを宣言し実行してます!

検定試験の結果の活用方法は、「出願資格」のほか、共通テストの英語試験に「加点」するなど

大学によって活用の仕方は様々な状況です。

最近ですと立教大学も積極的に活用することを発表してます。

余談ですが、早稲田大学の政治経済学部をはじめとして、

上智大学・青山学院大学・立教大学は大学入学共通テストを積極的に利用することを

他の私立大学に先駆けて発表しました!

センター試験より難度が高く、MARCH以上のレベルの私立大学では

より高い学力帯の志願者を募りたいという意図も相まって

今後共通テストを積極的に利用する私立大学が増加することが予想されています。

このように”共通テスト”の傾向や特徴についてまとめてきました。

現行のセンター試験とはだいぶ傾向が違うテストになりそうだということが

お分かりいただけたのではないかと思います。

では、共通テストとセンター試験との違いをより鮮明にしていきたいと思います!

共通テストとセンター試験の相違点

センター試験はマーク式問題だけで構成されていますが、

共通テストのマーク式問題はどんな問題傾向になるのでしょうか?

共通テストでは「思考力・判断力・表現力」を重視した問題になります!

以下が出題傾向の相違点です!

1. 問題解決のプロセスを自ら選択しながら解答する部分がふくまれるようにする。

2. 複数のテキストや資料を提示し、必要な情報を組み合わせ思考・判断させる。

3. 分野の異なる複数の文章の深い内容を比較検討させる。

4. 学んだ内容を日常生活と結び付けて考えさせる。

5. 他の教科・科目や社会のかかわりを意識した内容を取り入れる。

6. 正解が1つに限られない問題にする。

7. 選択式でありながら複数の段階にわたる判断を要する問題とする。

8. 正解を選択肢の中から選ばせるのではなく必要な数値や記号等をマークさせる

まとめ

今回のブログでは、共通テストとセンター試験がどのような点が違うのかに注目し

共通テストの傾向・特徴についてお伝えしました。

共通テストが来年度から始まるとすると、

それにむけて現行のセンター試験の問題傾向も変化が見られるかもしれません。

実際一部の教科で新テストを意識した傾向の問題がちらほら見られています。

次は、私大でどのように共通テストを活用するのかについて

最新情報をお伝えできればと思います!

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