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今回は東京都市大学の学部やキャンパスを紹介します。
東京都市大学を紹介
東京都市大学とは
東京都市大学は、四工大の中では社会科学系に近い学部もあり、単科系の大学ではないという特徴を持っています。
（四工大とは芝浦工業大、東京都市大、工学院、東京電機大）
以前は、武蔵工業大学という名前であったため、そちらの名称で覚えている人も多いかもしれません。
キャンパスは4つに分かれていますが、全て東急線沿いという特徴があるため、アクセス面で不便を感じることはあまりないようです。
教育面では、四工大の中で比較した場合、文系の学びが充実している点が挙げられます。
理工系と文系の両方の視点から、バランスよく学べるという点が特徴的と言えるでしょう。
また、学部共通の学びとして、都市大スタンダードと呼ばれる英語教育や共通教育部などによって、学部を超えた学びが可能となっています。
それでは、都市大の学部や偏差値、キャンパスなどを見ていきましょう。
東京都市大学の学部
都市大には以下のような学部学科があります。
かっこ内は各学部の偏差値です。
工学部（42.5～57.5）
・機械工学科
・機械システム工学科
・電気電子通信工学科 ※2019年度より名称変更
・医用工学科
・エネルギー化学科
・原子力安全工学科
・建築学科
・都市工学科
・電気電子工学科 ※2019年度より電気電子通信工学科へ名称変更
知識工学部（45.0～55.0）
・情報科学科
・知能情報工学科 ※2019年度より名称変更
・自然科学科
・情報通信工学科 ※2019年度より募集停止
・経営システム工学科 ※2019年度より知能情報工学科へ名称変更
環境学部（47.5）
・環境創生学科
・環境経営システム学科 ※2019年度より名称変更
・環境マネジメント学科 ※2019年度より環境経営システム学科へ名称変更
メディア情報学部（52.5～55.0）
・社会メディア学科
・情報システム学科
都市生活学部（50.0～52.5）
・都市生活学科
人間科学部（47.5～50.0）
・児童学科
理系の学部がほとんどですが文系寄りの学部もちらほらあります。
偏差値は５０前後が多いようです。
大東帝国と同じくらいか又はやや上といった感じですね。
東京都市大学のキャンパス
世田谷キャンパス
東京23区内の私立理工学部系キャンパスの中ではもっとも広く、キャンパス内には多くの樹木が生い茂る通称「テクノ＆グリーンキャンパス」です。
周辺には田園調布、尾山台、上野毛といった閑静な住宅街があり、立地も十分です。
世田谷キャンパスでは、最新の施設・設備を駆使した高度なエンジニアリング教育を展開しています。
対象学部：工学部、知識工学部
アクセス：東急大井町線 尾山台駅から徒歩12分
横浜キャンパス
21世紀の新しい街づくりが進む港北ニュータウンの一角にあります。
閑静な住宅の中、緑豊かな自然に囲まれた絶好のロケーションにあり、日本の大学を含む教育機関として初めての認証を取得しました。
通称「エコ・キャンパス」は環境に配慮して様々な工夫が凝らされています。
また、最先端の情報ネットワークやIT施設を有する「サイバーキャンパス」としての側面も備えています。
対象学部：環境学部、情報メディア学部
アクセス：横浜市営地下鉄ブルーライン 中川駅から徒歩5分
等々力キャンパス
都心の閑静な住宅地に位置する等々力キャンパスは、「都市フォーラム」や、実績ある子育て支援センター「ぴっぴ」などで地域と密接に連携しながら新しい都市生活と保育・幼児教育の未来を創っています。
各号館すべてに無線LANを完備している他、一部教室には各席に有線LANを配備するなど、先進的な修学環境が整っています。
また、世田谷キャンパス、横浜キャンパスとシャトルバスで結ばれ、総合大学としてのパワーを発揮しています。
対象学部：都市生活学部、人間科学部
アクセス：東急大井町線 等々力駅から徒歩10分
東京都市大学の入試制度の種類
都市大は入試制度が多いのが特徴で、様々な方法で入学のチャンスを掴むことが出来ます。
センター利用入試〈前期3教科型〉
大学センター試験の得点のみを利用する入試です。
最大で7学部17学科の併願が可能です。
センター利用入試〈前期5教科基準点型〉
大学センター試験の得点のみを利用する入試です。
合格基準点を越えれば必ず合格となります。
配点は以下のようになっており合格基準点は7割くらいとなっています。
| 【理系重点学科】 | 【文系重点学科】 | |
| 現代文 | 100点 | 200点 |
| 英語（筆記のみor筆記+リス） | 200点 | 200点 |
| 数学ⅠAⅡB | 200点 | 100点（ⅠAorⅡB） |
| 物化生地から1科目 | 200点 | 100点 |
| 地歴公民から1科目 | 100点 | 200点 |
| 計 | 800点 | 800点 |
古文漢文が必要なく、傾斜配点になっているので、私立志望者でも英数理または英国社で8割5分以上取れば社会・現代文がそんなに取れなくても十分7割は狙える範囲だと思います！
最大で7学部17学科の併願が可能です。
詳しく知りたい人はコチラから↓↓
https://www.tcu.ac.jp/tcucms/wp-content/uploads/2019/06/center2.pdf
一般入試〈前期3教科型〉〈前期2教科型〉
試験日： 2/1～3 （募集人数が一番多い入試）
英検・GTECなど英語外部試験が利用できます。
試験日を選ぶことができるのが大きな特徴で、全ての日程を受験することもできます。
入試成績優秀者には授業料100％免除の特待生制度や留学プログラム奨学生制度の特典があります。
併願割引制度があります。
学科によって合格最低点が異なるので、類似した学科を併願すれば、それだけチャンスが広がります。
一般入試〈中期3教科型〉〈中期2教科型〉
試験日： 2/20 （学部を跨いで3学科まで併願可能）
英検・GTECなど英語外部試験が利用できます。
併願割引制度があります。
一般入試〈後期2教科型〉
試験日： 3/4 （得意分野重視型の入試）
理工学部や建築都市デザイン学部をはじめ、情報工学部、環境学部、メディア情報学部、都市生活学部が２教科で受験できます。
※人間科学部は実施しません。
センター利用入試〈後期3教科グループディスカッション型〉
試験日 ：3/14
以下の3つから選抜します。
➀センター試験の結果（3教科） 600点
②グループディスカッション 140点
③調査書 10点
その他にも、推薦入試やAO入試、帰国子女入試など様々な入試制度が充実しています。
東京都市大学の入試制度の大きな特徴
都市大の入試制度の特徴は種類が多いということだけではなく、理系特化型大学でありながらすべての一般入試とセンター利用入試において理系重点型と文系重点型に分かれているというのがあります。
もっとも一般的な入試方法である前期一般受験の例を見てみましょう。
・環境学部 環境創生学科
・環境学部 環境経営システム学科
・メディア情報学部 社会メディア学科
・都市生活学部 都市生活学科
以上の４学科は、「英語」＋「理科または地歴」＋「数学または国語」の3教科で判定します。
（各100点満点、合計300点満点）
英語+地歴+国語を選択すれば、文系でも受験可能ということですね。
また、
・人間科学部 児童学科
は「英語」＋「国語」の2教科で判定します。（各100点満点、合計200点満点）
こちらは２教科しか使わない上、文系しか受験できないということですね。
東京都市大学の穴場学部
偏差値・倍率からみた比較的入りやすい学部を紹介します。
それはズバリ、
・人間科学部 児童学科 倍率2.9 偏差値47.5
・環境学部 環境経営システム学科 倍率2.9 偏差値47.5
・理工学部 自然科学科 倍率3.1 偏差値45.0
（旧 知識工学部）
・理工学部 原子力安全工学科 倍率3.0 偏差値42.5
（旧 工学部）
となります。
人間科学部は英+国の2科目受験で、環境学部は英+国+社でも受験が出来ます。
最後に…
いかがだったでしょうか？
世田谷キャンパスや等々力キャンパスは溝ノ口駅から大井町線の各停ですぐなので、溝ノ口校からのアクセスも非常に良いです。
理系だけではない理系特化型大学である東京都市大学を受験する際には、参考になればいいと思います。
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