はじめに
みなさん、こんにちは！！京阪樟葉駅から徒歩３分の武田塾くずは校です！！
みなさん、勉強ははかどっていますか？
今回のテーマは、「今流行の「英語長文の病」に気をつけろ！！」 です！
例年、多くの受験生を悩ませる、英語長文で多数患う病 「長文の単語を目で追うだけシンドローム」に陥っていませんか？？という話です。その解決策について２つ話していきます！
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらも併せてごらんください！！
「長文スランプ」とは？
英語の長文を皆さん読んでいると思うのですが、時期的に難易度も上がり、難しい長文や過去問も解いていますよね。長文を読めなくなる長文スランプの人にありがちなことです！
その症状は、ただ長文の字面だけ追って、内容が頭に入ってきていない！というものです。
単語は目で追っている・・・読んではいるけれど、終わった時には「何だっけ？？」となることです。
SVOCを意識し続ける人もこういう状況になりがちです！SVOC…SVOC…SVOC…
SVOCを振ることに必死になればなるほど長文がわからない！また、制限時間に追われて、「急いで読まないと」となり結局頭に入ってこなくなります！
みなさんが経験あるのは共通テストの最後の方の時間配分だと思います。「やばい！あと大問が2つあるのに10分しかない！」「結局なにもわからなかった・・・」という状況です。
気を付けてほしいのは、目で字面だけ単語を追ったとしても、内容が入っていなかったら長文問題では意味がないということです。意味内容を本文から把握して、内容一致の有無を当てにいかなければなりません。
長文スランプに陥っている人の原因として、
・自分の読めるスピードを超えて読もうとしている
・SVOCに注力して内容への意識が薄い
この2点が考えられます！では、どうすればよいのでしょうか。
解決策1つ目
そんなに急がなくていい！！
まずはゆっくり日本語訳をする感覚で丁寧に文章を読むことを心がけてください。
早稲田大学レベルの生徒の場合も、英語の長文に入ったときに全然読めなくなるということがあります。実際、ゆっくり精読する過程を挟んで演習に入ったら、スランプが改善されました！
この時期は、精読から離れてどんどん演習に傾倒しがちです！こういう症状の人は、じっくり正確にやって、「ゆっくりだったら、ちゃんと読める！」どういう風に読めば効率がいいと把握してから演習に戻りましょう！
「読める」という感覚がとても重要です！！
多くの人は、自分が読める速度のスピード違反になっていることが多いです。スピードを上げすぎると処理が追いつきません！ゆっくり自分のペースで読むということを心がけましょう。
そうはいっても試験時間は決まっています。「読み終わらないとダメじゃないか？？」と思いますよね。
これは段階を踏んでほしいということです。共通テストの試験時間が80分だとして、今解くのに100分かかるなら、そのかかっている時間で高得点を取りましょう！それができたら90分、80分という風にしていきます。
時間無制限から正確性を維持しつつ徐々に制限時間内に収めるということです。
解決策２つ目
一段落の内容を一言メモに残す
時間から入ると危ないです。他の動画内も紹介しましたが、一段落の内容を一言メモに残すということをやってみましょう。
１段落を読み終えたら5～10秒休憩、休憩後に1段落の内容を振り返る。段落ごとにメモを残せば、長文の内容が頭に残っていきます！このように、長文の内容を理解しようとしながら読むことが重要です！！実践してみてください！
「そんなメモをしている間に読んだ方がいい！」と思うかもしれませんが、英語長文は長いほど思い出す時間にかける方がもったいないです。段落ごとに内容を押さえておいた方が、問題を解く上でも最速の方法です！慣れてくれば簡単なメモでいけるようになります。単語やフレーズに線を引いて、思い出すきっかけにする工夫をしましょう。
英語長文での失敗の理由の多くは、単語やSVOCに意識を取られたりすることです。
そのため、脳を半分に分けて使う、つまり
片方：単語やSVOCを振ることに使用
片方：長文の内容を考えることに使用
ということを目的にして実践してください。
この長文ではどういうことを言いたいのかを考える意識でいないと、今長文を訳すのがうまくても、SVOCを振れても、長文を読んだことにはなりません！！
わからない単語や解釈が1～2個あっても、予測で把握して問題には解答することができます。最終的な目的としては優先度が高いです！必ず内容を考えるということを意識してください！長文スランプに陥っている人はそれができていないことが多いです！
「段落ごとに勇気をもって5～10秒の休憩を取り、休憩後は必ず内容を振り返る。」です！
長文が読める人の勝ちパターン
長文が読める人の特徴は、「次に○○な話が来る」、と展開の予測ができることです！前の段落と今の段落から次に来る段落の内容が予測できるのです。
長文の内容の理解や予測することに頭のリソースを向けないとできない読み方なので、単語ではなく内容理解に重きを置くやり方にかえましょう！
1段落だけだと抽象度が高いですが、段落を読み進めていけば要点が見えてきます！また、長文の真ん中は具体例が多く大事な内容はほかにあると察しがつきます！
さらに、文章の展開を読むのにテーマを押さえておくとスムーズになります！こちらについて気になる方は、「【2022年最新版】流行りの英語長文テーマTOP5」という動画をご覧ください。
まとめ
最後に今回のまとめです。
＜長文を目で追うだけシンドローム解決策＞
①ゆっくり全訳するぐらい丁寧に読む
➁1段落読んで5～10秒休憩して段落ごとに一言メモを残す
これらを実行して、どんどん過去問や問題集を解いていきましょう！そして、展開の先読みができる勝ちパターンレベルまでもっていきましょう！！
今回は以上です！
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