こんにちは! 逆転合格専門の個別指導塾・予備校の武田塾熊谷校です。
数学1Aの低い得点率は記述問題が原因?
記念すべき企画の第1回では
前回の予告編で告知したとおり、
数学1Aに触れたいと思います。
今回はその中でも、
解答必須の範囲である数学1、
すなわち第1問と第2問を取上げます。
第1問から共通テストの洗礼が!
第1問は2次関数と三角比の
二部構成になっています。
のっけから
「コンピューターの
グラフ表示ソフトを用いて考察」
とあり、
度肝を抜かれた方もいるのでは。
このように共通テストの数学は、
文章量が大幅に増えます。
従来の数学の問題では、
せいぜい確率ぐらいでしたが、
全ての問題がこんな感じです(冷汗)
この問題では、
セオリー通りに平方完成を行い、
それを端緒に解答していきます。
つまり
今まで見たことのない図が
突然与えられたとしても
解き方は従来と変わらないため、
それほどの難問ではありません。
三角比の問題に関しても、
問われ方に翻弄されて、
戸惑うかもしれませんが、
定義・定理を正しく理解していれば、
こちらも初歩的なことしか
聞かれません。
第2問の攻略は計算力よりも…
第2問も二部構成になっていて、
出題分野は2次関数とデータ分析。
ここでも2次関数が顔を出していますが、
第1問とは性格が大きく異なります。
こちらの問題では、
文章をしっかり読んだ上で、
式を立てなければならないので、
誤読したら一発でアウトです!
ちなみに出来上がった式は
いたって単純なものです。
しかし、
そこへ持っていくまでが
非常に大変なのです。
一方のデータ分析に関しては、
図の正確な読み取りがポイント。
それゆえに
従来のものに類似していますが、
特筆すべきは問題文です!
選択肢を見ると
「消費者単価」とあり、
この用語の定義は
問題文の中でされています。
したがって、
文章の見落としはかなり危険と言え、
読み飛ばしは禁物です。
以上から、
両問とも攻略のカギは読解力です!
戦々恐々の記述問題の実態は…
共通テストで新たに導入されるものが、
記述問題です。
今回の試行調査では3問出題され、
その全てが数学1の問題です。
以下はその詳細と
問題に対するコメントです。
――――――――――
第1問の「問.あ」
内容:理由説明
正答 2.0%
誤答 48.2%
無解答 49.8%
切片に注目し、
aとbの条件から導きます。
ただし、設問に
「y座標の不等式を用いて」
という縛りがあるため、
判別式を用いた証明は
不可になるかもしれません。
――――――――――
第1問の「問.い」
内容:数式の修正
正答 4.7%
誤答 38.3%
無解答 57.0%
設問をもとに図形を正確に描き、
そこから数式を書ければ、
あとは誘導に乗るだけです。
そのため、
この問題は作図が決め手になります。
――――――――――
第2問の問.う
内容:解法説明
正答 8.4%
誤答 45.1%
無解答 46.5%
消費額単価の求め方は
問題文に書かれているので、
それを読み取れたかが鍵。
計算や思考力よりも
表現力を問われています。
――――――――――
予想どおり、
正答率はかなり低かったです。
しかし記述形式とはいえ、
国公立大学の2次試験ほどの
記述量はありません。
問題の難易度自体は、
決して高くはなく、
記述慣れしている人にとっては
得点源になるかもしれません!
8月某日。
先月の全統マークで1A・2Bとも
8割以上取れた猛者に
第2問を解いてもらいましたが、
全く歯が立たず!
やはり共通テストの攻略には、
問題慣れが必要と言えましょう。
まずは2年分の試行調査を元に
何度も繰り返し解いてみましょう。
※ ※
ちなみに出題された問題や解答、
さらに得点率といった細かいデータは
大学入試センターのHPで
入手することが可能です。
(入手先は☞こちら)
皆さまも同HPから問題を入手し、
共通テストの脅威を
是非体感してみてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
模試関連の記事は、
こちらをどうぞ!
【道標】秋模試はこのローテーションで受けよ!<MARCH編>
【腕試】2019年度版・武田塾推奨模試のラインナップをご紹介!~模試に関するQ&Aのオマケ付き
夏休みに関連する記事として、
こちらもどうぞ!
大学選びにお悩みの方は、
こちらもどうぞ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
塾生は、熊谷市、行田市、深谷市、本庄市、鴻巣市、桶川市、羽生市、秩父市、秩父郡、東松山市からも通塾しています。
また、東京大学・京都大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学・埼玉大学・東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学や早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった最難関私立大学や、GMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)・芝浦工業大学・東京薬科大学などに逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています。
熊谷校で一緒に勉強して第一志望合格を勝ち取りましょう。
☆無料受験相談にお申込みいただくと、必ず受験勉強の役に立つ武田塾オリジナル『大学レベル別ルート表』を進呈!☆
受験相談のお申し込みはこちら(QRをスキャンまたはクリック!)
『武田塾熊谷校の徹底管理法』(下の画像をクリック!)
『武田塾に通うとこんな感じ』
勉強法がわからない、塾選びがわからない、など悩みあれば武田塾熊谷校にお問い合わせください。相談に乗ります。
大学受験の逆転合格専門塾【武田塾熊谷校】
〒360-0037
埼玉県熊谷市筑波2-50-1センターフィールド3F.4F(受付3F)
(JR高崎線熊谷駅徒歩1分)
TEL:048-525-5151